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ネヴァブション日本の元競走馬[1]。おもな勝ち鞍は2007年日経賞 (GII) 、2009年2010年アメリカジョッキークラブカップ (GII) [1]。馬名の由来は、冠名の「ネヴァ」にフランス語の「ボトルの栓」を掛け併せたもの[2]

ネヴァブション
Never Bouchon.jpg
2009年5月3日 京都競馬場
欧字表記 Never Bouchon
香港表記 永通達
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 (2003-02-19) 2003年2月19日
死没 2016年11月11日(13歳没)
登録日 2005年4月27日
抹消日 2013年12月25日
マーベラスサンデー
パールネツクレース
母の父 Mill Reef
生国 日本の旗 日本北海道新冠町
生産 早田牧場新冠支場
馬主 (株)ピーアンドピー
→(株)ティーエイチ
→廣崎利洋
調教師 伊藤正徳美浦
競走成績
生涯成績 54戦8勝
獲得賞金 4億1446万2900円
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目次

戦績編集

2005年編集

2005年10月2日、中山競馬場新馬戦でデビュー、10着に敗れる[3]。11月6日東京競馬場の2歳未勝利戦にて、3戦目で初勝利を収めた[3]

2006年編集

2006年は京成杯3着などの結果を収めるものの、なかなか勝ちきれずにいた[3]。そんななか、この年7戦目のいわき特別(500万下)でようやく勝利する[3]。さらに出走を重ね九十九里特別(1000万下)でも勝利する[3]。さらに菊花賞へ挑戦するも、10着に敗れ、2005年を終えた[3]

2007年 - 2009年編集

2007年は、初戦の迎春ステークス(1600万下)を勝利すると[3]、続く白富士ステークス(オープン)でも連勝し[3]、「第55回日経賞」に挑戦する[4]。レースでは、1番人気のマツリダゴッホが早めに抜け出すところを後方から鋭く追い上げ、見事に差しきり重賞初勝利となった[4]。その後は天皇賞・春に挑戦するも、13着に沈んだ[3]。競走中に右第3中手骨の罅裂(これつ)骨折を発症していた事が判明した[5]。骨折後に勝利を挙げたのは2009年のアメリカジョッキークラブカップとなり、2年ぶりの重賞競走制覇を果たした[3]。その後、3月28日の日経賞では1番人気に推されたが、7着に終わった[3]。天皇賞・春でも13着に敗れた[3]。休養を挟んで11月29日ジャパンカップでは10着に終わる[3]。続く有馬記念では12着と大敗した[3]

2010年 - 2013年編集

2010年の初戦は連覇のかかったアメリカジョッキークラブカップに出走。道中好位でレースを進め、最後の直線でシャドウゲイトとのたたき合いを制し、連覇を飾った[3]。続く日経賞ではマイネルキッツの4着に敗れた[3]

その後、香港に遠征し4月25日クイーンエリザベス2世カップに出走、4着に敗れた[3]。帰国後、6月27日宝塚記念では5着に敗れた[3]。秋緒戦の毎日王冠では3着に入った[3]天皇賞(秋)ではブエナビスタの5着に敗れた[3]。さらに12月4日のステイヤーズステークスに出走してコスモヘレノスの3着に入った[3]。有馬記念では8着に終わった[3]

2011年は3連覇のかかったアメリカジョッキークラブカップでは3着に敗れた[3]。その後は大阪杯を目標に調整されていたが、1週間前追い切りで骨折に見舞われ、全治1年以上と診断され治療に専念することとなった[6]

2012年、休養明け初戦の中山金杯では見せ場なく12着と大敗した[3]。続くアメリカジョッキークラブカップでも7着に終わる[3]。日経賞では5着に敗れた[3]。以後新潟大賞典でも14着、目黒記念は見せ場なく16着、函館記念は10着、札幌記念は12着と惨敗が続いている[3]

2013年も惨敗続きでステイヤーズステークス12着が最後の競走となり[3]、2013年12月25日付けで競走馬登録を抹消された[7]。引退後はアロースタッド種牡馬として第2の馬生を送っている[8]。2014年度は5頭への種付実績がある[8]

競走成績編集

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離馬場 タイム
上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2005 10. 2 中山 2歳新馬 11 5.3 (3人) 10着 後藤浩輝 55 芝1600m(良) 1:38.9 (36.8) 3.9 セトウチアポロン
10. 22 東京 2歳未勝利 11 19.9 (5人) 3着 後藤浩輝 55 芝2000m(良) 2:03.6 (34.6) 0.4 クラフトミラージュ
11. 6 東京 2歳未勝利 11 6.3 (3人) 1着 武幸四郎 55 芝2000m(良) 2:05.5 (34.4) -0.2 (エルハーベンハイト)
11. 19 東京 東京スポーツ杯2歳S GIII 11 62.7 (8人) 6着 北村宏司 55 芝1800m(良) 1:48.5 (34.3) 1.6 フサイチリシャール
12. 10 阪神 エリカ賞 10 16.7 (4人) 4着 秋山真一郎 55 芝2000m(良) 2:04.1 (35.5) 0.7 サクラメガワンダー
2006 1. 8 中山 寒竹賞 11 4.3 (2人) 3着 石橋脩 56 芝2000m(良) 2:01.4 (36.2) 0.1 モエレコネクション
1. 15 中山 京成杯 GIII 11 12.2 (4人) 3着 武幸四郎 56 芝2000m(稍) 2:03.6 (35.3) 0.4 ジャリスコライト
2. 11 東京 セントポーリア賞 10 3.8 (2人) 6着 武幸四郎 56 芝2000m(良) 2:02.6 (35.4) 1.2 トーホウアラン
2. 26 中山 水仙賞 14 8.7 (4人) 6着 福永祐一 56 芝2200m(稍) 2:18.4 (36.3) 1.3 エイシンテンリュー
4. 8 中山 山吹賞 13 12.2 (5人) 4着 北村宏司 56 芝2200m(良) 2:15.2 (36.5) 0.8 アエローザ
4. 22 東京 新緑賞 11 6.3 (4人) 8着 松岡正海 56 芝2300m(良) 2:24.7 (35.0) 1.3 ユキノアサカゼ
7. 1 福島 いわき特別 8 7.0 (3人) 1着 北村宏司 54 芝2000m(稍) 2:01.9 (35.7) -0.1 (ダイイチアトム)
7. 29 函館 HTB杯 16 17.9 (5人) 5着 北村宏司 53 芝2000m(良) 2:02.6 (37.1) 1.1 スズカフェニックス
9. 17 中山 セントライト記念 GII 17 80.8 (13人) - 石橋脩 56 芝2200m(良) 競走中止 トーセンシャナオー
9. 30 中山 九十九里特別 12 5.8 (2人) 1着 後藤浩輝 53 芝2500m(良) 2:35.0 (35.1) -0.1 (ペネトレーター)
10. 22 京都 菊花賞 GI 18 69.3 (12人) 10着 石橋脩 57 芝3000m(良) 3:03.9 (34.6) 1.2 ソングオブウインド
2007 1. 13 中山 迎春S 11 4.8 (3人) 1着 北村宏司 56 芝2500m(良) 2:32.6 (35.8) -0.9 (オールピュール)
2. 3 東京 白富士S OP 13 2.7 (1人) 1着 後藤浩輝 55 芝2000m(良) 1:58.3 (34.6) -0.1 (ジャリスコライト)
3. 24 中山 日経賞 GII 14 5.1 (3人) 1着 北村宏司 56 芝2500m(良) 2:31.8 (35.6) -0.1 トウショウナイト
4. 29 京都 天皇賞(春) GI 16 12.5 (7人) 13着 北村宏司 58 芝3200m(良) 3:15.4 (35.2) 1.3 メイショウサムソン
9. 23 中山 オールカマー GII 16 5.9 (3人) 6着 北村宏司 58 芝2200m(良) 2:13.4 (35.3) 0.9 マツリダゴッホ
11. 4 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 18 4.8 (1人) 8着 北村宏司 57.5 芝2500m(良) 2:31.5 (35.0) 0.6 アドマイヤジュピタ
12. 1 中山 ステイヤーズS GII 13 7.1 (2人) 2着 北村宏司 58 芝3600m(良) 3:45.0 (35.8) 0.1 マキハタサイボーグ
2008 11. 9 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 16 16.9 (7人) 6着 北村宏司 57.5 芝2500m(良) 2:31.5 (33.9) 0.7 スクリーンヒーロー
11. 30 東京 ジャパンC GI 17 112.1 (15人) 7着 横山典弘 57 芝2400m(良) 2:26.0 (34.9) 0.5 スクリーンヒーロー
2009 1. 4 中山 中山金杯 GIII 16 7.2 (3人) 5着 横山典弘 57.5 芝2000m(良) 1:58.7 (35.0) 0.2 アドマイヤフジ
1. 25 中山 AJCC GII 13 7.0 (4人) 1着 横山典弘 57 芝2200m(良) 2:13.9 (35.4) -0.4 エアシェイディ
3. 28 中山 日経賞 GII 14 2.1 (1人) 7着 横山典弘 58 芝2500m(良) 2:32.7 (36.4) 1.5 アルナスライン
5. 3 京都 天皇賞(春) GI 18 46.1 (11人) 13着 後藤浩輝 58 芝3200m(良) 3:16.7 (37.1) 2.3 マイネルキッツ
11. 29 東京 ジャパンC GI 18 145.3 (18人) 10着 北村宏司 57 芝2400m(良) 2:23.7 (35.9) 1.3 ウオッカ
12. 27 中山 有馬記念 GI 16 60.0 (13人) 12着 北村宏司 57 芝2500m(良) 2:33.9 (39.3) 3.9 ドリームジャーニー
2010 1. 24 中山 AJCC GII 13 9.0 (5人) 1着 横山典弘 58 芝2200m(良) 2:12.6 (34.7) 0.0 (シャドウゲイト)
3. 27 中山 日経賞 GII 15 3.7 (2人) 4着 後藤浩輝 58 芝2500m(稍) 2:34.2 (34.9) 0.1 マイネルキッツ
4. 25 香港 QEII世C G1 9 4着 後藤浩輝 芝2000m Viva Pataca
6. 27 阪神 宝塚記念 GI 17 48.4 (12人) 5着 後藤浩輝 58 芝2200m(稍) 2:13.5 (36.4) 0.5 ナカヤマフェスタ
10. 10 東京 毎日王冠 GII 10 18.7 (9人) 3着 田中勝春 58 芝1800m(稍) 1:46.6 (34.4) 0.2 アリゼオ
10. 31 東京 天皇賞(秋) GI 18 43.8 (11人) 5着 後藤浩輝 58 芝2000m(稍) 1:58.9 (34.7) 0.7 ブエナビスタ
12. 4 中山 ステイヤーズS GII 15 4.6 (3人) 3着 後藤浩輝 58 芝3600m(良) 3:43.7 (36.1) 0.3 コスモヘレノス
12. 26 中山 有馬記念 GI 15 59.9 (12人) 8着 後藤浩輝 57 芝2500m(良) 2:33.4 (34.8) 0.8 ヴィクトワールピサ
2011 1. 23 中山 AJCC GII 11 7.8 (3人) 3着 後藤浩輝 58 芝2200m(良) 2:14.4 (34.4) 0.2 トーセンジョーダン
2012 1. 5 中山 中山金杯 GIII 16 50.9 (12人) 12着 後藤浩輝 58 芝2000m(良) 2:00.8 (35.0) 1.4 フェデラリスト
1. 22 中山 AJCC GII 11 43.1 (6人) 7着 三浦皇成 56 芝2200m(不) 2:19.2 (37.5) 1.9 ルーラーシップ
3. 24 中山 日経賞 GII 14 84.0 (9人) 5着 横山典弘 56 芝2500m(重) 2:38.7 (36.9) 1.3 ネコパンチ
5. 6 新潟 新潟大賞典 GIII 15 50.0 (12人) 14着 高倉稜 57.5 芝2000m(稍) 2:00.3 (36.3) 1.3 ヒットザターゲット
5. 27 東京 目黒記念 GII 18 114.2 (14人) 16着 吉田隼人 57 芝2500m(良) 2:32.3 (35.6) 1.7 スマートロビン
7. 15 函館 函館記念 GIII 16 56.6 (13人) 10着 丸山元気 56 芝2000m(良) 2:01.3 (36.4) 0.9 トランスワープ
8. 19 札幌 札幌記念 GII 14 261.7 (14人) 12着 横山和生 57 芝2000m(良) 2:00.0 (35.7) 1.3 フミノイマージン
9. 23 中山 オールカマー GII 16 182.9 (14人) 13着 吉田隼人 56 芝2200m(重) 2:17.9 (38.1) 2.4 ナカヤマナイト
10. 28 東京 天皇賞(秋) GI 18 260.9 (17人) 14着 三浦皇成 58 芝2000m(良) 1:59.0 (34.5) 1.7 エイシンフラッシュ
12. 1 中山 ステイヤーズS GII 15 31.5 (9人) 5着 田中勝春 56 芝3600m(良) 3:47.3 (37.1) 0.8 トウカイトリック
12. 23 中山 有馬記念 GI 16 144.1 (16人) 15着 田中勝春 57 芝2500m(良) 2:34.5 (37.4) 2.6 ゴールドシップ
2013 7. 14 函館 函館記念 GIII 16 135.4 (14人) 9着 丸田恭介 55 芝2000m(良) 2:00.3 (36.2) 1.7 トウケイヘイロー
8. 18 函館 札幌記念 GII 16 471.1 (16人) 12着 丸田恭介 57 芝2000m(重) 2:11.2 (41.4) 4.7 トウケイヘイロー
11. 30 中山 ステイヤーズS GII 13 77.3 (12人) 12着 後藤浩輝 56 芝3600m(良) 3:48.5 (37.8) 3.3 デスペラード

上記「競走成績」のうち、日本国外の成績は、レーシング・ポスト「RACE RECORD」に基づく[9]。ほか、日本における成績は、netkeiba.com「ネヴァブションの競走成績」に基づく[3]

血統表編集

ネヴァブション血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

マーベラスサンデー
1992 栃栗毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
モミジダンサー
1980 栗毛
*ヴァイスリーガル Northern Dancer
Victoria Regina
*モミジII Laugh Aloud
Hold Me Close

*パールネツクレース
Pearl Necklace
1985 黒鹿毛
Mill Reef
1968 鹿毛
Never Bend Nasrullah
Lalun
Milan Mill Princequillo
Virginia Water
母の母
Primatie
1975 鹿毛
Vaguely Noble *ヴィエナ
Noble Lassie
Pistol Packer *ガンボウ
George's Girl F-No.14-f
母系(F-No.) (FN:14-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Nearco 5・5(母内) [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ「5代血統表」[10]および、netkeiba.com「5代血統表」に基づく[11]
  2. ^ [12]
  3. ^ JBISサーチ「5代血統表」に基づく[10]
  4. ^ JBISサーチ「5代血統表」に基づく[10]


脚注編集

出典編集

  1. ^ a b ネヴァブション - 基本情報”. JBISサーチ. 2015年8月7日閲覧。
  2. ^ 松本岳志 (2010年1月25日). “中央競馬 AJCC 横典ノリノリ!ネヴァブションで連覇”. 日刊スポーツ 東京日刊 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ネヴァブションの競走成績”. netkeiba.com. 2015年8月7日閲覧。
  4. ^ a b 第55回日経賞(G2)”. netkeiba.com. 2015年8月7日閲覧。
  5. ^ ネヴァブション骨折[News]”. ラジオNIKKEI (2007年5月2日). 2015年8月7日閲覧。
  6. ^ ネヴァブション骨折、全治1年以上も”. netkeiba.com (2011年3月24日). 2015年8月7日閲覧。
  7. ^ ネヴァブションが競走馬登録を抹消”. netkeiba.com (2013年12月25日). 2015年8月7日閲覧。
  8. ^ a b 馬・牧場・施設検索 - ネヴァブション”. 競走馬のふるさと案内所. 2015年8月7日閲覧。
  9. ^ RACE RECORD - Never Bouchon”. Racing Post. 2015年8月12日閲覧。
  10. ^ a b c ネヴァブション - 5代血統表”. JBISサーチ. 2015年8月7日閲覧。
  11. ^ ネヴァブション - 5代血統表”. netkeiba.com. 2015年8月7日閲覧。
  12. ^ ネヴァブションの血統データ”. 競馬ラボ. 2018年10月8日閲覧。

外部リンク編集