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ノベルティnovelty item)とは、原義では「目新しいもの、斬新さ」を指すが、近年では「企業が自社や商品宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」を指す。ノベルティを媒体とした広告をスペシャリティ広告(特殊広告)ともいい、プレミアム(景品)とは区別される。また、「ノベルティアイス」のように、「廉価品」という意味で使われる用法もある[1]

目次

宣伝を目的としたノベルティ編集

広告を目的としたノベルティは、消費者が商品を購入する際などに伴い贈られる。品物は企業や製品ブランド名が入った実用品が多く、携帯ストラップキーホルダーといった小物、あるいはカレンダーマウスパッドなど、その形態は多様である。これらは販売促進[2]の一環として行われ、消費者に対して企業や製品の存在を身近に感じてもらうことを目的とする。

しかしながら、消費者がノベルティによって商品・サービスを選ぶようになると、質の良くない商品や価格の高いものを買わされて不利益を受けてしまうおそれがある。このような不利益を消費者が受けることがないように、ノベルティの最高額、総額などは不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)により制限されている。ノベルティは配布数やさらには元々生産数の少ない限定品であるものも多く、中にはそれだけのために商品開発から始めることもある。またテレビラジオ番組等では投稿や番組収録への協力の謝礼品として配布されることもあり、昨今ではそれをイベント放送局の売店や提携ショップなどで販売する例も多く、放送局の番組以外の収益として注目されることもある。

コレクターズアイテムとして編集

主に、キャンペーンイベントで添付・配布されるこれらの品物は、製造メーカーにオリジナルとして特注される種類の品物も指すため、一部の好事家にはコレクターズアイテムとしても人気を博している。もともと「非売品」で商品としては供給されないため、入手経路が特殊で収集が難しいという側面からプレミアム(特別な価値)が付くこともある。

例としては「煙草の定番銘柄発売○周年を記念して限定生産され、愛用者キャンペーンでプレゼントされた銘柄ロゴ入りのオイルライターのZippo」や、ボトルキャップブームを創り出したペプシコーラの首掛けノベルティ等がある。なおZippoでは起業当初から「ヴェスト・ポケット・コンタクト」と題したノベルティとしての戦略により、多様な製品が存在している(→ジッポー#沿革)。

ほかに人気が過熱した事例として、特定のアイドルが起用されたテレホンカードや、1994年ごろのコンシューマーゲーム機用ゲームソフトがある。

テレホンカードは市販品を含め、トレーディングカードの一種として収集・交換・転売がブームとなった時期があり、希少なものや人気の高いものは、度数にかかわらず、取引価格が数十万円に達した。

ゲームソフトは企業ノベルティグッズとして、完全なオリジナルとして企画製作されたものや、市販品の特別バージョンを提供する事が流行し、味の素日清食品といった食品会社がスーパーファミコン用ゲームカートリッジをプレゼントした。スーパーファミコンへの関心が高かったこともあり、最盛期には中古市場で数万円前後のプレミアム価格を記録したとされる。なお、日清食品のソフト「UFO仮面ヤキソバン」は、後にプレゼント版とは異なる市販版が発売されて、中古価格が暴落した。

脚注編集

  1. ^ ノベルティ - Weblio流通用語(更新日不明)2018年11月2日閲覧
  2. ^ 販売促進 - コトバンク(更新日不明)2018年11月2日閲覧

関連項目編集