ハイド・パーク (シドニー)

シドニーの公園

ハイド・パーク(Hyde Park)は、オーストラリアシドニーにある公園。名称はロンドンハイド・パークに由来する。

ハイド・パーク (シドニー)
分類 都市公園
所在地
座標 南緯33度52分24秒 東経151度12分41秒 / 南緯33.873333度 東経151.211389度 / -33.873333; 151.211389座標: 南緯33度52分24秒 東経151度12分41秒 / 南緯33.873333度 東経151.211389度 / -33.873333; 151.211389
面積 16.2ha
認可 1810年
語源 ハイド・パーク (ロンドン)
所有者 シティ・オブ・シドニー
開園時間 24時間
駐車場 有り
アクセス ミュージアム駅セントジェイムズ駅
テンプレートを表示

概要 編集

シドニーのハイド・パークの面積は16haほどでロンドンのハイド・パーク(142ha)のような大規模公園ではないが、オーストラリアで最も歴史の古い公園であり、シドニーの都心に立地していることから、知名度の高い公園である。園内には樹齢100年近い巨木が林立しており風格がある[1]。公園の周辺にはハイド・パーク・バラックスシドニー・セント・メアリー大聖堂オーストラリア博物館デビッド・ジョーンズ (百貨店)、などが立地している。

 
フィグの木

歴史 編集

公園の設置は1810年にラックラン・マッコーリー総督によって決定された。ニューサウスウェールズ流刑地に入植が始まったのが1788年であり、シドニーは小さな村に過ぎなかったが、住民が自由に使える土地が必要と判断された。町の東側には政府用地(ザ・ドメイン)、北と西には港湾施設があったため、南の高台が公園に指定された。当初は公園というより「空き地」で、クリケットや競馬、家畜の放牧など多目的に利用された。

1860年代になると人口が増加し、都市公園として機能するよう樹木が植林され、遊歩道や噴水などが造られた。1920年代にはセントラル駅から鉄道が延伸され、公園の地下に駅が設置された。1934年にはアンザック戦争記念館が建てられた。

 
上空から(1934年)

脚注 編集

  1. ^ “Hyde Park tree plan”. Sydney City Council. (2012年11月5日). オリジナルの2013年11月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131102050441/http://www.cityofsydney.nsw.gov.au/vision/major-projects/parks-and-playgrounds/hyde-park-tree-plan 2013年8月2日閲覧。