ハドソン研究所

アメリカのシンクタンク

ハドソン研究所: Hudson Institute)は、ワシントンD.C.を拠点とするアメリカ保守系[1]非営利シンクタンク。1961年、ニューヨーク州クロトン・オン・ハドソンにて、ハーマン・カーンランド研究所の同僚と共に設立した。

ハドソン研究所
Hudson Institute
設立 1961年7月20日 (62年前) (1961-07-20)
設立者 ハーマン・カーン
マックス・シンガー
オスカー・M・ルーブハウゼン
設立地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州
クロトン・オン・ハドソン
種類 シンクタンク
予算 $57,100,000(2019年)
職員数
60人(2016年)
ボランティア数
237人(2016年)
ウェブサイト hudson.org
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ポリシー 編集

防衛、国際関係、経済、エネルギー、技術、文化、法律における学際的な研究を通じて常識に挑戦し、戦略策定の支援を行う。

政界との関わり 編集

ハドソン研究所はアメリカ軍から資金提供を受けており、ステルス航空機の劇的な進歩とサイバー戦争能力の一層の向上を重視するスタンスをとっており、航空機防衛に関する「最終報告書/概要」を作成するための発注を国防省から直接受けたこともある[2]。また、同研究所は台湾総統府からも資金提供を受けている一方で、中国に関する批判的な報告書を頻繁に発行しており、資金提供と台湾の安全保障へのアメリカの関与においてシンクタンクとしての利益相反を批判されているが、同研究所及び所属するエージェントはそれらの問い合わせに関して回答をしていない[3]

また、ハドソン研究所のエージェントの一部は共和党員に対して多額の寄付を行っており、2022年中間選挙では128,893ドルの寄付が確認されている[4]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ Seib, Gerald F.. “米副大統領の中国痛烈批判が示すもの”. WSJ Japan. 2021年1月26日閲覧。
  2. ^ Intelligence Contract Funneled to Pro-War Think Tank Establishment” (英語). The Intercept (2021年9月15日). 2021年9月20日閲覧。
  3. ^ Majumder, Kakoli (28 July 2016). Failure to disclose potential conflict of interest lands author in trouble: A case study. doi:10.34193/ei-a-5865. https://doi.org/10.34193/ei-a-5865 2021年9月20日閲覧。. 
  4. ^ Hudson Institute Profile: Summary” (英語). OpenSecrets. 2021年9月20日閲覧。
  5. ^ Michael R. Pompeo, 70th U.S. Secretary of State, Joins Hudson Institute as a Distinguished Fellow”. ハドソン研究所. 2021年1月27日閲覧。

外部リンク 編集