ハリネズミ科

ハリネズミ科(ハリネズミか、Erinaceidae)は、ハリネズミ形目に含まれる科。本科のみでハリネズミ形目を形成する。トガリネズミ目とは近縁で、あわせて真無盲腸類をなす。

ハリネズミ科
ナミハリネズミ
ナミハリネズミ Erinaceus europaeus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ハリネズミ形目 Erinaceomorpha
: ハリネズミ科 Erinaceidae
学名
Erinaceomorpha Gregory, 1910[1]

Erinaceidae Fischer, 1814[1]

和名
ハリネズミ形目[2]

ハリネズミ科[3]

亜科・属

目次

分布編集

形態編集

最大種はジムヌラ体長18 - 22センチメートル。尾長17-21センチメートル。体重0.5 - 2キログラム。

吻は長く、前方に突出する。眼や耳介は大型。歯の数は36 - 44本で、第1門歯が最も発達する。

分類編集

 
ヨツユビハリネズミ
 
アルジェリアハリネズミ
 
ヒトイロハリネズミ

以下の分類・英名はMSW(Hutterer, 2005)、和名は今泉(1986)に従う[1][3]

生態編集

森林から砂漠まで様々な環境に生息する。群れは形成せず、単独で生活する。

食性は雑食で、昆虫甲殻類魚類両生類鳥類の卵や雛、小型哺乳類、動物の死骸、果実などを食べる。

人間との関係編集

森林伐採や農地開発・焼畑による生息地の破壊などにより生息数が減少している種もいる[6][7]。 一般家庭でペットとして飼育されている種もいる。

参考文献編集

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  1. ^ a b c Rainer Hutterer, "Erinaceomorpha". Mammal Species of the World, (3rd ed.), Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, pp. 212-219.
  2. ^ 日本哺乳類学会 種名·標本検討委員会 目名問題検討作業部会 「哺乳類の高次分類群および分類階級の日本語名称の提案について」『哺乳類科学』第43巻 2号、日本哺乳類学会、2003年、127-134頁。
  3. ^ a b 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科6 有袋類ほか』、平凡社1986年、6、18-25、156頁。
  4. ^ a b c Pat Morris、Amy-Jane Beer 「ハリネズミ科」『知られざる動物の世界 1 食虫動物・コウモリのなかま』 前田喜四雄監訳、本川雅治訳、朝倉書店、2011年、6-17頁。
  5. ^ 北垣憲仁 「ハリネズミ、ソレノドンのなかま」『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館2002年、148-149頁。
  6. ^ a b c d 阿部永 「コジムヌラ」「トゲジムヌラ」「ミンダナオジムヌラ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、114頁。
  7. ^ a b c d 阿部永 「ハイナンジムヌラ」「モリハリネズミ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社2000年、130頁。

関連項目編集