ハロ (ガンダムシリーズ)

架空のロボット
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ハロ (HARO[1]) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空のロボット。初出は、1979年に放送されたテレビアニメ機動戦士ガンダム』。おもに主人公側のペット・ロボットとして登場し、マスコット的存在となることが多い。

概要編集

デザインは大河原邦男。もともとは『ガンダム』の前作に当たる『無敵鋼人ダイターン3』に登場する小型作業用ロボット「メカマル」のひとつとして[2]考案された没キャラクターで、大河原の働きかけによって『ガンダム』のマスコット・キャラクターとして登場することとなった[3]

ガンダムシリーズでは基本的に小型の球形ロボットを指すが、実写ドラマ『G-SAVIOUR』では小型の携帯端末、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』ではオウムベラ・ロナのペット)が「ハロ」と呼ばれている。

近年ではガンダムシリーズ以外のサンライズの映像作品でも、ハロが飛び跳ねながら "SUNRiSE" のロゴの一部("i" の上の点)を構成するという映像が冒頭に入っており、事実上サンライズのマスコット・キャラクターとして扱われている[注 1]

宇宙世紀におけるハロ編集

機動戦士ガンダム編集

- 井上瑤高木早苗(劇場版I)、松本梨香SDガンダム GGENERATIONシリーズ)、新井里美THE ORIGIN

機動戦士ガンダム』第1話で、フラウ・ボゥが所有する個体が登場。サイド7からホワイトベースに乗艦後はおもに孤児となったカツレツキッカと行動をともにしている。アムロ・レイがメンテナンスをおこなっている描写もあり、放送終了後の資料ではアムロが製作し[2]、フラウにプレゼントしたとされる[4](公式ウェブサイトでも同様[1])。最終話では、ア・バオア・クーで沈むホワイトベースからほかの乗員らとともにスペース・ランチで脱出している。

黄緑色の直径40センチメートル程度[4][注 2]の球形の本体につぶらな「目」をもち、収納されている手足を伸長することもある(脚は「蓋」が足として接地する)。また、手が収納されているハッチ(耳に当たる)を羽ばたかせての浮揚も可能。材質や動力源は不明だが、ゴムボールのようにバウンドしたり、転がったりして移動する。マイコンによる簡単な会話が可能なほか、脳波測定器なども内蔵されている[4]

劇場アニメ『機動戦士ガンダムF91』などのガンダムシリーズの設定考証を担当したサンライズ(当時)の井上幸一による後年の設定[注 3]によれば、SUN社によって宇宙世紀0078年頃に発売された製品であり、フラウが所有する個体はアムロの手によってさまざまなカスタマイズがほどこされていたとされる。もとの製品は、内蔵のコンピューターに初歩的なAIを搭載し、耳の部分に内蔵されたスピーカー兼マイクと目の部分のカメラで常にユーザーを認識し、その問い掛けに答える。その反応がシンプルかつキュートで中学生の人気を得るものの、ベーシック・モデル(組み立てキット)がビジネス・ユースの高級携帯端末に匹敵する価格であり、子供向け玩具としては高価すぎたためにあまり数は売れなかった。さらに翌年の一年戦争の勃発により、4,800セット出荷された初回ロットの大半が戦火で失われてしまい、宇宙世紀0150年代に確認できるのはわずか15セットにも満たない。キット開発時のデータによれば、直径27.3センチメートル、重量1.23キログラム[5]

漫画『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』でも、上記設定を踏襲している。最初期モデルは再生産モデルと外観は同型であり、フラウが所有する個体はこれを原型とするものの中身はほとんどが別物であるとされる[6]。飼い犬が死んで落ち込んでいたフラウのために、アムロが父からもらった学習能力回路[注 4]にプログラムや会話能力を追加したものを組み込んでペット・ロボットに改造している[7]。手足もアムロが付けたものであり、これらを入れるために本体の上下開閉機構がオミットされている[6]。起動スイッチは両目で、3秒間長押しする[6]。なお、同作品の舞台である、宇宙世紀0105年にサイド3コロニー「ズム・シティ」で開催される「一年戦争展」にSUN社が販売ブースを設営しており、フラウ所有の個体(当時の所有者は明言されていない)も展示され、25年ぶりに再会したカイ・シデンを識別している[6]

その他の作品(0079-0086年)編集

コロニー公社のマスコットとして、一年戦争末期の連邦政府の政策によってサイド6へ疎開する人々という設定のアトラクション参加者が、コンペイトウ内での待機中に見るコロニー移民のための公報映像のナビゲーションキャラとして描かれている。
第1話「サンダーボルト放送局」で、探査ドローンとして登場。ジムの頭部に格納出来るようになっており、マニピュレータや複数のセンサーを装備。簡単な会話ができ、ザクのコックピット・ハッチを開いたり、酸素濃度の測定、人体の内臓の状況把握や携帯医療キットを持つなど、宇宙世紀のハロの中ではかなり高機能な軍事用ロボットとして描かれている。
アナハイム・エレクトロニクス社のニナ・パープルトン所有の個体が登場(アニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』には登場しない)。コマによっては脚の「蓋」のパネルラインが確認できるが、本体の開閉機能はありモニターも内蔵されている(ただし後述の『Ζガンダム』版とはデザインが異なる)。デラーズ紛争以前にケリィ・レズナーが経営するジャンク屋に捨てられていたものをニナが拾い、アナベル・ガトーとふたりで修理をおこなったものであり、紛争終結後にガトーがニナに宛てたメッセージ音声が記録されていたことが判明する。

機動戦士Ζガンダム / 機動戦士ガンダムΖΖ編集

声 - 荘真由美沢村真希(劇場版I)、新井里美(劇場版II、III)

テレビ版『機動戦士Ζガンダム』第8話で、宇宙世紀0087年に月面都市アンマンの郊外にあるスペース・コロニーの残骸付近で、カミーユ・ビダンティターンズカクリコン・カクーラーの銃撃を受けた際に、残骸の中から落ちてきて盾となる。第9話でカミーユがもち帰って修理し[8]、記憶チップにホワイトベースの情報が記録されているかもしれないと調べることでエゥーゴの会議に遅れ、ウォン・リーから「修正」を受ける。以降はファ・ユイリィシンタクムに付き従い、『機動戦士ガンダムΖΖ』でも引き続き登場する。劇場版『Ζ』では、アーガマが受領した補給物資の中に紛れていたものをカミーユが修理したとされている。

テレビ版『Ζ』第9話でクワトロ・バジーナが「そのハロは市販されたものだ」と述べている通り、一年戦争終結後に人気を集めたアムロの作ったハロを、地球の玩具メーカーが大量に発売したレプリカである[9]。後年の設定では、SUN社がアムロの個体を逆ライセンスして製品化したとされ[5]、その際に「ハロ」と改名したとされる(改名前の名称は不明)[6][注 5]。手足はないが、「耳」で羽ばたくことは可能。先述の通り銃撃も跳ね返す堅牢さを備える一方で、初代同様バウンドする。中央から上下に開閉すると、ディスプレイとキーボードが現れる。

漫画『デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では、0105年の「一年戦争展」のSUN社のブースで、カミーユが所有していたとされる個体が展示されている[6]

その他の作品(0087-0092年)編集

宇宙世紀0090年にFSSのエンジニアであるリミア・グリンウッドが所有する個体が登場。カラーリングは黒で、下部に黄色で旧ジオン公国章が描かれている[10]。『ガンダム』登場個体と同じく「腕」があり、脚の「蓋」のパネルラインも確認でき、本体を開閉するシーンもない(キーボードはないことが確認できる)。音声は、MSのスラスターの爆風で吹き飛ばされ、壁に激突した際に発した「ジョニー・ライデン…我々はあなたの帰還を歓迎する」という謎のメッセージのみ。外部記録端末としても愛用されるが[11]、FSS社屋に侵入した不審者によって破壊される。なお、同作品での英文表記は "HALO" とされている[11]
0090年前後に火星の「レジオン」に所属するマリナ技師長が所有する。耳のハッチや脚の蓋のパネルラインは見当たらず、自律行動や発声もなく、中央から開閉してノートパソコンのように使用されている。マリナと親しい孤児院の少年シャルルに貸与することもある。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア編集

劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、宇宙世紀0093年にアムロがハサウェイ・ノアにプレゼントしたものが登場。アムロによれば「3代目」とされる。音声は初登場時の「ハロ!」のみ(声優はクレジットされていない)。脚の「蓋」のパネルラインは確認できるが、手足は劇中では見せていない。ロンド・ベル隊によるアクシズ地球降下阻止の際にはラー・カイラムのブリッジにハサウェイとともに留め置かれるが、ハサウェイが抜け出した際には取り残される。

漫画『デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では、0105年の「一年戦争展」のSUN社のブースで展示されている。サイド1の養護施設から借りてきたもので、同社では「2代目」と呼んでいるが、内側の製造プレートにはアムロ直筆のサインとともに "003" の製造番号が刻まれており、ファンの間では "002" という個体の存在が議論になっているとされる[6]。起動スイッチは初代と同様、両目[6]

機動戦士ガンダムUC編集

声 - 広橋涼

小説・アニメ『機動戦士ガンダムUC』では、バナージ・リンクスが5歳のクリスマスのときに父親のカーディアス・ビストからプレゼントされた個体が登場。小説版によれは、1年も経たずにブームは過ぎ去り、製造元もアフターサービスを中止したとされるが、バナージは独自に改良を加えて宇宙世紀0096年にも連れ歩いている。

その他の作品(0096-0152年)編集

子供たちの宇宙遊泳体験の補助に使用される。初代で手足がある4か所にはスラスターが収納されており、背面の2つの収納式グリップにつかまる。その最中に戦闘が勃発し、子供たちの一人サン・プレースとともに宇宙空間に取り残されるが、のちに救助される。その後はサンと行動をともにする。
上巻の表紙イラストにハロを抱えるハサウェイが描かれているが[12]、作中には登場しない。
0119年にコロニー「フロンティアIV」に移住したばかりのシーブック・アノーが、飼っていた金魚が死んで落ち込む妹のリィズのために、ジャンク屋で買った個体(壊れているが箱付き)を修理する。初代と同じく手足の付いたタイプ。

機動戦士Vガンダム編集

声 - 松本梨香

機動戦士Vガンダム』では、宇宙世紀0153年にウッソ・エヴィンが所有する個体が登場。もとはウッソの父ハンゲルグが拾ってきて改造したものである。従来のものにはない、カメラ機能やシャボン玉を利用したスクリーンで映像を映し出したりする機能も持ち合わせており、ハイランドではトマーシュの手によって圧縮ガスボンベとワイヤーガンも取り付けられる。また、体当たりで敵を昏倒させたり、飛行中のコアファイターのアンテナにしがみついたり、コクピットから転落しかけたウッソを単独で支えたりと力強い描写も多い。前述のスクリーン機能でガンダムを映し出し周囲を撹乱したりと幾度もウッソたちの窮地を救っている。

劇中中盤、サンドージュの電撃からウッソを助けた際に故障し、リガ・ミリティアの老人たちによって修理されるが、言語機能の修復がうまくいかなかったようで「ヤベーゼ、アニキ」などと言葉遣いが変わっている。ウッソがV2ガンダムに搭乗するようになって以降は、コックピットにハロ専用の台座が用意され、戦闘の際にはウッソのバックアップにも活躍。時には機体そのものを任され、V2のバルカン砲や光の翼でウッソを救うこともある。ガンダムシリーズ中もっとも活躍したハロであり、ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズではウッソ専用のサブ・パイロットとされることもある。

G-SAVIOUR編集

宇宙世紀0223年を舞台とする実写ドラマ『G-SAVIOUR』では、サイド・ガイア生物研究所の研究員コウビィの所有する手の平サイズの黒い携帯端末が「ハロ」と呼ばれる。コウビィのハロはほかの学生がもっているものよりはるかに高性能にカスタマイズされており、基地空港内の地下通路の複数の扉の暗証コードを解析し、解錠に成功しているほか、温熱探知、空気振動、炭酸ガスの検知機能や、赤外線センサーも搭載している。電子音のほかに「ハロッ!」と返事もする。なお、小説版によれば英文表記は "HELLO" [13]

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機動戦士ガンダムSEEDに登場するハロ編集

機動戦士ガンダムSEED編集

声 - 三石琴乃

コズミック・イラにおける『機動戦士ガンダムSEED』のハロは、外観はそれまでのものとほぼ同じだが、従来のハロよりは小さくソフトボールの球よりやや大きいサイズであり、アスラン・ザラが製作してラクス・クラインに幾度かプレゼントした。複数のカラーバリエーションがあり、ラクスは特にピンク色のものを好んで携帯していた。

彼女は他にもグリーンやイエロー、ネイビー、オレンジなどのハロを保有しており(サイズはどれも同じでそれぞれ手足が内蔵されているようである)、それぞれのハロはそのボディーカラーで「ピンクちゃん」「ネイビーちゃん」などと呼び分けられていた。PHASE-20では、鬼ごっこの鬼役となったネイビーのハロには、鬼の目印として∀ガンダムのようなヒゲのマークが描かれていた。これらのハロには言語学習機能があり、ラクスや製作者であるアスランの名前を「アシュラァーン!」と呼ぶシーンや、「ナンデヤネン」「マイド」「オオキニ」などの関西弁、「オマエモナー」「ミトメタクナーイ!」と話すシーンが多々見られた。

ピンクのハロには、戦艦の電子ロックを解除する高度な開錠能力があり、アークエンジェルでは軟禁中の部屋からラクスともに無断外出したこともあった。他のハロ達も何らかの機能を有しているらしく、カラーリングによってその機能を見分けることができる模様(例えばピンクのハロは、「ピッキング(鍵開け)」に引っ掛けてボディをピンクにしていた)。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY編集

声 - 折笠富美子

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、ラクスに扮装しているミーア・キャンベルもハロを所持している。ラクスのハロとの違いはカラーリング(赤色)と英語(「Hello!」や「Are You Ok?」など)を話すことである。

ラクスの所持するハロは、特殊部隊の侵入を察知する、ラクスの狙撃を察知する、フリーダムの格納庫への扉を開けるためのを口の中に持っているなど、以前より高度な機能を備えている。また、若干ではあるが言語のレパートリーも増えている(江戸っ子口調で知られる「てやんでぃ!」や、お笑いタレント波田陽区の持ちネタのひとつである「残念!」など)。

機動戦士ガンダム00に登場するハロ編集

声 - 小笠原亜里沙(オレンジ他)、高山みなみ(赤)、入野自由(HARO)、佐藤有世(青)

私設武装組織・ソレスタルビーイングにて、宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さくバレーボールの球よりやや大きいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。

モビルスーツやパイロットのサポート機器として使用されるという点で、『機動戦士Vガンダム』に登場したハロと性質的に近いものがある。手足のギミックが内蔵されているが、特に足のギミックに関しては他のガンダムシリーズに登場するハロと異なり、足首が付いている。

公式外伝『00I 2314』において、2196年から木星探査船「エウロパ」で太陽炉の開発に携わったスカイ・エクリプスの手で製作されたうちの1台がGNドライヴと共に地球へ送られ、それを発見したCBのメンバーがコピーしていったことが明らかになった[14]

登場するハロはどれも兄弟機として認識されている。代表されるハロは、ロックオン・ストラトス(初代:ニール・ディランディ / 2代目:ライル・ディランディ)の相棒として登場する黄色がかったオレンジカラーのハロで、他カラーのハロからは「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在となっている。その他にグリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカ「カレル」で整備を行うことがある。なお、劇場版ではロックオン専用MS「ガンダムサバーニャ」はオレンジハロ単独での制御がしきれなくなったため、制御用の青ハロが1体追加されている。

プトレマイオスチームとは別行動を取るトリニティのネーナ・トリニティの相方であり、80年前に発見された個体と同系色であるパープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は、オレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を持たないために同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイター勢力に用済みと見なされた際には、リボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、リボンズによって制御されている。他カラーも含めて宇宙空間を自由に動き回る能力は持っていないため、ガンダムスローネドライが大破した後は宇宙空間を浮遊するだけであったが、西暦2314年の対ELS戦終了直後にデブリの回収業者によって回収されたと設定されている。

機動戦士ガンダムAGEに登場するハロ編集

声 - 遠藤綾[15]

フリット・アスノが製作したペットロボット。PCモードに変形ができ、AGEシステムのデータ解析用として使用できる。キオ編ではキオ・アスノが保護した子供 タク、ユウ、ルッカの遊び相手になっている。

その他の作品(ガンダムAGE)編集

ダイキ・リュウザキのパートナーロボ。ガンダムAGE-1(トレジャースター仕様)にはコクピットシート後部には最初からハロ用のスペースがあり一緒に登場する。ダイキの父親が残したもので、ダイキの父親の情報から大いなる翼の場所を示すことができる。

上記以外の作品でのハロ編集

アニメ(ガンダムシリーズ)編集

ハロの形をした覆面を被った人間がSDGのハロ長官として登場している。第51話のアクションシーンでは尋常の人間ではありえない戦いを見せた。喋るときは口を開かず目が光る。
声 - 松山鷹志
中に人が入っているという設定で、ブライトと会話したりする。
ノベル」と名付けられた、「ハロビー」というハロのような丸い小型ロボットが登場する。
ガンプラバトルを行うためのマシン・Gポッドのスキャナーがハロの形をしている。
主人公イオリ・セイの部屋にハロ型の目覚まし時計が置かれている。色は黄緑。また、13話では野球ボールを模した白いハロが登場した。
GBNにおいて、正式登録前のダイバーは全員がハロのダイバールックとなる。色はベーシックの黄緑色だけでなく多数あるほか、猫耳などのオプションアイテムをつけることもできる。第3話時点でゲストダイバーであったヤシロ・モモカがログインした際に、ピンク色で猫耳(猫耳はマギーからのプレゼント)つきの「モモハロ」となっていた。
また、「ブレイク・デカール」配布により引き起こされた「マスダイバー事件」の首謀者であるシバ・ツカサが正体を有志連合(に参加していたリク)に暴かれた時やビグ・ザムやGBN内でアストレイノーネイムに搭乗した際には『00』に登場するHAROの姿だった。
ファッションブランド「サザメス」の会長は白いハロの姿でパワードアーマーに搭乗していた「モビルハロ」として登場している。

アニメ(その他)編集

2、5、6、7、9、11、13、14、15、18話に登場。コップの中に入るほど小型化されたものも登場した。
オマージュとして画面上に数回登場する。あるシーンでは基地の破壊に伴い、煙を噴きながら画面を横切って行った。
声 - 田所あずさ
コラボ企画の一環として、第65話Aパート「ハロ 大地に立つ」に登場。
間違って届けられたと思われるハロプラを主人公のエイジが組み立てて誕生した。最初は声はなく意志の相通ができなかったが、空耳ボイスチェンジャーとピカちん合体することで発声機能を手に入れる。
エイジがおしりのスイッチを押してしまったためピンク色の量産モードとなり、自らを増殖させて木馬に似た宇宙船を呼び寄せ無事回収される。

漫画編集

曽我篤士による漫画版において、月面都市での戦闘にハロの形をした小型対人兵器「バグ」として登場。一見人畜無害に見えるが、油断して近寄った相手に襲い掛かる。
製作者や経緯は不明だが、Gダイバーになったレオス・アロイと出会ってから居候するようになる。ガンダムシリーズの各キャラクターのセリフを口走り、腹部にはルームナンバーが印刷されている。

ゲーム編集

  • 『コンパチヒーロー』『スーパーロボット大戦』シリーズ
コンパチヒーローシリーズの『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では、ヒーロー側のシステムを管理するハロ9000とアムロの作ったハロが登場する。
スーパーロボット大戦シリーズでは、『第3次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦EX』にて敵機体の人工知能機械獣メカザウルスなど自律型ロボットや巨大生物に宛がわれる怪獣系パイロット)の顔グラフィックとして登場。「ガオォォォォン!」「グオォォォォン!」などのセリフを発する。後のシリーズ作品では『Vガンダム』『ガンダム00』が参戦している作品において、サブパイロットとしてのハロが登場する。
また、ユニット性能に効果を与える強化パーツとしても登場し、装着するとユニットの性能が大幅に向上する。『ガンダムSEED』が参戦する作品では「ピンクハロ」が登場し、ユニット性能の向上や一定の資金入手の効果を持つ。
パイロットが搭乗できる機体として登場。外観はペットロボットのデザインに近いが、モビルアーマーに相当する巨体を持つ。ドリルクローや拡散バブル、ハロビットなどの強力な武装を備え、通称「丸い悪魔」と呼ばれている設定。続編作品では「サイコ・ハロ」(サイコガンダム)「ゴッド・ハロ」(ゴッドガンダム)など他のガンダム作品のパロディ機や[16]、「ピンクハロ」「イエローハロ」などラクス・クラインが所有するハロにちなんだ機体(色によって性能が異なる)が追加された。
パイロットとして登場する場合もあり、当機を入手したり機体コレクション欄を全て埋めることで「ハロ」が登録される。また、このハロが敵キャラクターとして登場するシナリオもあり、『F-IF』の「惑星ハロハロ大進撃!」ではハロが搭乗するサイコ・ハロなど最強レベルの機体が大量に出現する(クリア後に獲得できる賞金額も「86860(ハロハロ)」である)内容となっている。『GGENERATION SEED』ではピンクハロがラクスの下から逃げ出してハロ軍団で反抗するシナリオもあった。また、ハロをスカウトしてパイロットにすることも可能(スカウトに必要なコストも86000(ハロ)になっている)。
ハロを題材にした育成ゲームで、ガンダムシリーズ以外のサンライズロボットに変身する。
プレイヤーナビとして登場。プレイヤーを応援している。また音声のみではあるがオレンジハロがケルディムデュナメス、サバーニャにロックオン(デュナメス=ニール、ケルディム&サバーニャ=ライル)と共に搭乗している。
V2ガンダムにウッソと共に搭乗している。また『ガンダムVS.ガンダムNEXT/NEXT PLUS』では、僚機の組み合わせによって組んだ僚機がハロに対する演出が存在する(カミーユ、アスラン、バナージなどはハロがウッソのそばにいることに驚いている反面、アムロは然程驚いていない)。
ロード中の画面に登場し、コマンドやボタンを入力するとしゃべったり動作が変化したりする。また、オペレーターなどゲーム進行上のサブキャラクターとしても登場する。
強化アイテムとして登場(出撃させることはできない)。ユニットの経験値を上昇させるほかにラクスのピンクハロがスキルを上昇させる強化アイテム、金色のハロが限界突破用強化アイテムとして登場している。

その他編集

  • 『SEEDが一番!』
声 - 小林恵美
フレッツ・スクウェア内にて放送されていた『機動戦士ガンダムSEED』の情報番組。オレンジのハロが案内を勤めていた。
  • 学校教科書
2006年4月から、教育出版が発行する中学校理科教科書に、ハロが学習の案内役として登場している。

商品化されたハロ編集

現実にもハロのキャラクターグッズが多数発売されている。その多くは玩具だが、中にはハロの形をした自作パソコン本体の収納ケース(1000体限定品)や、ハロを模した自作パソコンのベアボーンキットといった高年齢層に向けた商品もある。

また、ハロが主人公のゲームとして、ハロがサンライズ作品に登場するロボットに変身する『ハロボッツ』が2000年に発売された。

マスコットロボ ハロ
2002年発売の育成型卓上ペットロボット。1/4スケールで直径約10センチメートル。音声で時刻を知らせてくれる(声優は原作版同様、井上瑤)ほか、コミュニケーションをとることによっていろいろな動作やおしゃべりをする。
マスコットロボ ハロ2
2003年発売。『機動戦士ガンダムSEED』に登場したタイプのピンク色で、声優も三石琴乃に変更されている。1/1スケールであるが、商品のサイズは同じ(設定のサイズが異なるため)。ボイスの種類が倍になり、「よしよしモード」「ハイパーよしよしモード」という機能も追加された。
機動戦士ガンダム00 マスコットロボ ハロ
2008年発売。『機動戦士ガンダム00』に登場したタイプのオレンジ色で、声優も小笠原亜里沙に変更されている。スケール表記はなし。遊び方で性格が変化するほか、新ギミックも追加された。
ハロコレ
2004年から2005年にかけて発売。「ハローコレクション」の略。「'04 スプリングエディション」(他に夏と冬)、「'05 スプリングエディション」(冬もあり)、「祈願エディション」、「ギフトセレクション」などがあるシリーズ。それぞれのシリーズには10種類ほどテーマにあった違う柄のハロが入っている。
ハロプラ
色や形を多様に展開したプラモデル。
デジハロ
ハロの操作を楽しめるラジコン型のおもちゃ。緑のハロを、ピンクのハロ型のリモコンで操縦する。両方とも『機動戦士ガンダムSEED』に登場したタイプのハロ。リモコンには前進と後退、旋回。そして耳の開閉に、ボイスボタンの5つのボタンがついている。言葉を発する際は、目が赤く光り、 耳を開閉するアクションを忠実に再現されている。
ハロマテラピー
2004年発売。ハロの形状をした芳香剤。アロマテラピーとハロを組み合わせた商品名。バンダイと花王の共同開発。
マルチボックス なんでもハロ
2003年2月26日発売。直径25cmのハロ型の汎用小物入れで初代ハロ同様の緑色。上下に分割することができ、頭頂部のボタンを押すことで耳部分が開くギミックがある。外箱には手紙入れ、おもちゃ入れ、お菓子入れ、マスコット等の使用例が記されているが、加工して自作PCのケースとして利用された例もある。
2009年3月19日には「ダブルオーハロ」として同型のものがオレンジと赤の色違いで2種が発売されている。
ゲイジング ハロ

『機動戦士ガンダムAGE』に登場したタイプのハロを模した玩具。「ゲイジングビルダー」「アドバンスドグレード」「AGEデバイス」との連動機能がある。

ガンシェルジュ ハロ
バンダイが「東京おもちゃショー2018」に出展。日本IBMが開発した音声認識AIを搭載し、ガンダムの話題を語り合うなどできる。2018年7月下旬より市販開始[17]。なお、本体の設計、および製造に関してはVAIO長野県安曇野市)が担当する。

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脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 通常は黄緑色だが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズではピンクになっている。
  2. ^ 第1話でエレカ(電気自動車)の荷台に載せられているシーンでは、かなり大きく描かれている。
  3. ^ 雑誌『B-CLUB』の井上による連載記事「宇宙世紀小monoグラフ」が『機動戦士ガンダム MS回顧録』にまとめて再録された際に「最終回」として書き下ろされたものである。
  4. ^ 回路の形状は、父テム・レイがのちにサイド6でアムロに手渡したものに酷似している。
  5. ^ 設定画には「ハロ the II」という名称が記されている[9]。『カイ・シデンのメモリーより』では、初期モデルと区別するために「ハロII」と呼ばれているとされる。

出典編集

  1. ^ a b 公式ウェブ 2006.
  2. ^ a b ロマンアルバム 1980, p. 66.
  3. ^ 日経新聞ウェブ 2012.
  4. ^ a b c ガンダム大事典アニメック 1981, p. 145.
  5. ^ a b MS回顧録 1999, p. 204.
  6. ^ a b c d e f g h カイのメモリーより1 2010, p. 133-145.
  7. ^ カイのメモリーより1 2010, p. 146-154.
  8. ^ Ζ大事典 1986, p. 170.
  9. ^ a b Ζキャラ設定集 1985, p. 47.
  10. ^ ライデンの帰還2 2011, p. 1.
  11. ^ a b ライデンの帰還3 2011, p. 6.
  12. ^ 閃光のハサウェイ上 1989, 表紙。
  13. ^ 小説Gセイバー上 2000, p. 134.
  14. ^ 後述するトリニティのHAROと同形状のものもスカイが所有していた。
  15. ^ バンダイナムコチャンネルでの特番放送より
  16. ^ 『SDガンダム GGENERATION NEO』など
  17. ^ 東京おもちゃショー2018 ロボ・IoT玩具を紹介日刊工業新聞』電子版(2018年6月9日)2018年6月16日閲覧

参考文献編集

  • 書籍
    • 『ロマンアルバム・エクストラ35 機動戦士ガンダム』徳間書店、1980年7月30日。
    • 『RAPPORT DELUXE 12 機動戦士Ζガンダム大事典』ラポート、1986年8月25日。
    • 『Dセレクション 機動戦士ガンダム MS回顧録』メディアワークス、1999年11月20日。
  • ムック
    • 『機動戦士ガンダム大事典(アニメック第16号)』ラポート、1981年3月1日。
    • 『MJマテリアル6 機動戦士Ζガンダム キャラクター設定 フィギュア&名場面集』バンダイ、1985年8月10日。
  • 小説
    • 富野由悠季『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』上巻、角川書店、1989年2月28日。ISBN 4-04-410131-0
    • 河原よしえ『G-SAVIOUR』上巻、集英社、2000年12月30日。ISBN 4-08-630018-4
  • 漫画
    • ことぶきつかさ『機動戦士ガンダム デイ・アフター・トゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』第1巻、角川書店、2010年10月26日。ISBN 978-4-04-715557-2
    • Ark Performance『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第2巻、角川書店、2011年4月26日。ISBN 978-4-04-715693-7
    • Ark Performance『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第3巻、角川書店、2011年10月26日。ISBN 978-4-04-715812-2

関連項目編集

外部リンク編集