ハンス・クナイフェル

ハンス・クナイフェル(Hans Kneifel, 1936年6月1日 - 2012年3月7日)は、ドイツの小説家、SF作家。グライヴィッツ(現:ポーランドグリヴィツェ)生まれ。

概要編集

オーバーバイエルン地方に移住したのち菓子職人を目指したが、1962年に高校卒業資格を取得し、1967年から小学校の教師となる。SFに関心を持つきっかけとなったのが、1950年アメリカ映画月世界征服」(ロバート・A・ハインラインSF小説「宇宙船ガリレオ号」によったもの)であった。1956年に処女作「星々は呼ぶ」を出版し、テレビの脚本家などをへて、1968年に大長編スペースオペラ宇宙英雄ペリー・ローダン」の執筆陣に加わり、以後主要執筆者として活躍する。ローダン・シリーズの800話までに73篇を担当し、第2シリーズとも呼ばれたアトラン・シリーズでは全850話のうち約130篇を担当した。また、外伝とも言うべきペリー・ローダン・ポケットブックス(以前は「ペリー・ローダン惑星小説」シリーズと呼んでいた)にも数多くの作品を手がけている。

尊敬している作家は、チャールズ・ディケンズジョゼフ・コンラッドジョン・スタインベックラドヤード・キプリングアーネスト・ヘミングウェイジャック・ロンドンヴィルヘルム・ブッシュハインリヒ・ハイネと数が多い。ノーベル文学賞をとりたがっていたが、本人が「ノーベル文学賞はあきらめた」と断念している。執筆した作品数は、1991年12月時点で600点を超えており、戦後のドイツSF界において最多作家である。

経歴編集

  • 1936年6月1日 グライヴィッツに生まれる。
  • 1945年 オーバーバイエルン地方に移住。菓子職人を目指す。
  • 1954年 処女作「星々は呼ぶ」を執筆。
  • 1956年 処女作「星々は呼ぶ」を出版。
  • 1962年 高校卒業資格(大学受験資格)を取得。
  • 1967年 小学校の教師になる。
  • 1968年 小説「宇宙英雄ペリー・ローダン」の第352話「死の沈黙の惑星」(日本語版の第176巻「巨人奴隷」)から初めてローダン・シリーズの執筆に参加。以降、ローダン・シリーズの主要執筆者となる。