ハンニョウル駅

ソウル特別市の地下鉄駅

ハンニョウル駅(ハンニョウルえき)は大韓民国ソウル特別市江南区大峙2洞にある、ソウル交通公社3号線駅番号346

ハンニョウル駅
1番出入口(2018年11月23日)
학여울
ハンニョウル
Hangnyeoul
345 大峙 (0.8 km)
(0.9 km) テチョン 347
地図
所在地 大韓民国の旗ソウル特別市江南区南部循環路地下 3104(大峙2洞 514-3)
北緯37度29分48秒 東経127度4分14.1秒 / 北緯37.49667度 東経127.070583度 / 37.49667; 127.070583
駅番号 346
所属事業者 ソウル交通公社
所属路線 3号線
キロ程 31.3 km(紙杻*起点)
50.5 km(大化**起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,219人/日(降車客含まず)
-2015年-
乗降人員
-統計年度-
6,529人/日
-2015年-
開業年月日 1993年10月30日
備考 * ソウル交通公社3号線の起点として
** 首都圏電鉄3号線の起点として
テンプレートを表示
ハンニョウル駅
各種表記
ハングル 학여울역
漢字 학여울驛 / 鶴여울驛
発音 ハンニョウルリョク(標準発音)
ハギョウルリョク(慣用発音)
英語表記: Hangnyeoul Station
テンプレートを表示

駅構造 編集

ホーム階は地下5階にあり、相対式ホーム2面2線を有している。保安用にホームドアシステム(フルスクリーンタイプ)を装備する。

改札階は地下4階にあり、改札口は1ヶ所のみある。化粧室は地下4階改札外と地下1階に1ヶ所ずつある。地下2階に駐車場が設けられている。エレベーター完備。

出入口は1ヶ所のみある。出口が1つしかない理由は、駅付近に上水道ガス管が張り巡らされていることや、浮浪者が出入口付近にたむろしないかという意見、駅自体の需要を考慮したからである。ただし、一部の近隣住民により出口を増やしてほしいという意見が出ている[1]

のりば 編集

  • 案内上ののりば番号は設定されていない。
ハンニョウル駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
上り   3号線 高速ターミナル鍾路3街旧把撥大化方面
下り   3号線 水西可楽市場警察病院梧琴方面

利用状況 編集

近年の一日平均利用人員推移は下記のとおり。

路線 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 出典
  3号線 乗車人員 3,018 3,396 3,383 3,472 3,089 2,799 2,962 3,025 3,039 2,758 [2]
降車人員 2,857 3,264 3,319 3,436 3,018 2,722 2,915 3,014 3,060 2,759
乗降人員 5,875 6,660 6,702 6,908 6,107 5,521 5,877 6,038 6,099 5,517
路線 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
  3号線 乗車人員 2,995 2,963 3,021 3,097 3,171 3,219
降車人員 3,020 3,014 3,045 3,166 3,246 3,310
乗降人員 6,015 5,977 6,066 6,262 6,417 6,529


駅周辺 編集

歴史 編集

  • 1993年10月30日 - ソウル特別市地下鉄公社3号線(当時)の駅として開業。
  • 2005年1月1日 - ソウル特別市地下鉄公社がソウルメトロに改称。

駅名の由来 編集

「ハンニョウル」という駅名は、大東輿地図に記載されている当駅付近のかつての地名である「鶴灘(학탄/ハクタン)」の「灘」だけを固有語に置き換えたものである[3]。ソウル交通公社の正式表記では漢字は使用していないが、は固有語ではなく漢字由来の語である。

駅名の학여울は綴り通りであれば/하겨울/(ハギョウル)と読むように見えるが、実際は/항녀울/(ハンニョウル)と読む。駅名は漢字語のと固有語の여울からなる合成語であるため、合成語の2番目にあたる여울の発音は音の添加により/녀울/となる[4]。よって학-녀울となるが、終声ㄱの後に初声が来る場合、終声は初声と同化されてとなり(鼻音化)、実際の読みは/항녀울/(ハンニョウル)となる。

日本語での公式表記は一時期に「ハギョウル」となっていたが、現在は「ハンニョウル」に修正されている。

隣の駅 編集

ソウル交通公社
  3号線
大峙駅 (345) - ハンニョウル駅 (346) - テチョン駅 (347)

脚注 編集

  1. ^ (朝鮮語) 곽래건. “입구가 1개밖에 없는 지하철역,그 까닭은…”, 《朝鮮日報》, 2010年 1月29日作成。
  2. ^ 서울메트로 > 공사소개 > 운행현황 > 수송통계 자료실
  3. ^ (朝鮮語)서울메트로-학여울역
  4. ^ (朝鮮語)国立国語院・標準語規定第2部第7章第29項:合成語及び派生語で、前の単語や接頭辞の最後にパッチムがあり、後の単語や接尾辞の最初の音節が「이、야、여、요、유」の場合、「이、야、여、요、유」の前に「ㄴ」を追加して「니、냐、녀、뇨、뉴」と発音する。

関連項目 編集

外部リンク 編集