ハーイあっこです

しちかこ作の漫画作品

ハーイあっこです』とはみつはしちかこ作の漫画作品。および、それを原作としたアニメ作品。朝日新聞日曜版に1980年7月6日より長期連載され、主人公家族の成長の有様が描かれていたが、2002年3月31日、同新聞の日曜版が一時廃止(2005年be on Sundayとして復刊)されたことを契機として連載終了した。

1984年1985年にはフジテレビ月曜ドラマランド」にて、三田寛子三田村邦彦主演で実写ドラマも放送された。また1986年にも同枠にて、森尾由美渡辺裕之主演でドラマ化された。

概要編集

明るく元気な主婦あっことその夫ジュンイチ、同居するジュンイチの母セツコといった面々が繰り広げるユーモラスな日常を描くホームドラマ。

登場人物編集

坂本家編集

坂本 あつこ
演 - 三田寛子(*1、*2)、森尾由美(*3) / - 小宮和枝
主人公。旧姓は「大里(おおさと)」。愛称は「あっこ」。小柄な体型で少しドジな面があるが、明るく元気な性格で誰とでもすぐ仲良くなれる。
学生時代の憧れの人だったジュンイチと結婚。
坂本 セツコ
演 - 吉行和子(*1、*2)、久我美子(*3) / 声 - 瀬能礼子
ジュンイチの母。和服を着こなし、漬物を漬けるのがとても上手で俳句が趣味という上品で家庭的な女性。基本的に優しい性格だが、上品な印象とは裏腹にお茶目な面があり、息子夫婦にちょっとしたイタズラを仕掛けて騒動になりかけた事もある(アニメ版11話)セツコに対抗して試食販売のパートをした事があるが、専業主婦生活が長い為か、パートが苦手。夫(ジュンイチの父)とは死別している。
坂本 ジュンイチ
演 - 三田村邦彦(*1、*2)、渡辺裕之(*3) / 声 - 塩沢兼人
セツコの息子で会社員。学生時代の同級生だったあっこと結婚する。あっこからは「ジュンちゃん」と呼ばれる。優しい性格で長身でハンサムな事から学生時代から女性には人気がある。
坂本 タロー
声 - 坂本千夏
あっことジュンイチの息子(第1子)。小さいときは洟垂れ坊主だった。
坂本 ハナコ
声 - こおろぎさとみ
あっことジュンイチの長女(第2子)。愛称は「ハーちゃん」。生まれたときはお人形のように可愛かった。非常にやんちゃでわんぱく。「アンパンマン」のドキンちゃんのぬいぐるみがお気に入り。
坂本 のどか
(アニメ未登場)
あっことジュンイチの次女(第3子)。愛称は「のんちゃん」。

大里家編集

ユキエ
声 - 巴菁子
あっこの母。細かい事は気にしない元気な肝っ玉母さんタイプでセツコとは正反対な性格のため、セツコとは相性が悪い(仲が悪いわけではない)。
夫(あっこの父)との結婚は親族の反対を受けたらしく、結婚式をしなかった為、花嫁衣裳姿の写真が無い。
太一
声 - 北村弘一
あっこの父。会社員。ユキエとは対照的な性格で、無口で愛想がヘタ。趣味は盆栽。
政子
声 - 岡のり子
山下夫人
声 - 伊倉一恵
ヒナコ
声 - 南杏子
ヨシコ
声 - 天野由梨
アキラ
声 - 亀井芳子
ノリコ
声 - 水城蘭子

テレビアニメ編集

朝日放送(ABC)制作・テレビ朝日で、全163話が放送された。朝日放送制作の単一タイトル作品としては最も長期にわたって放送されていたアニメである(シリーズも含めれば『おジャ魔女どれみ』シリーズの方が長い[1])。冠スポンサー日本ガス協会(一部で第一家電の地域もあった)だったので、それとコラボレーションしたCMも一部地域で放送された。また一時期、公共広告機構(現:ACジャパン)のCMが挿入されたこともあった。

1990年11月8日の放送にて、CMが終えて次回予告の前に空白画面になり、「しばらくお待ち下さい」と出たため、その後の次回予告以後がズレこみ、エンディングが途中でカットされてしまうという放送事故が起こっている(詳細は放送事故#アニメーションを参照)。

DVD化はされていない。

放送時間編集

  • 1988年10月12日 - 1989年3月29日 - 毎週水曜日18:50 - 19:20
  • 1989年4月6日 - 1992年3月26日 - 毎週木曜日19:00 - 19:30…テレビ朝日木曜19時枠(ローカルセールス枠)と交換。同時期に朝日放送の呼称・表記がABCとなったため(テレビ欄の表記も「ABCテレビ」に変更、ABCのロゴもマイナーチェンジ)、クレジットタイトルがそれまでの「制作:朝日放送、エイケン」から「制作:ABC、エイケン」に変更された。

スタッフ編集

  • 制作:村田英憲
  • 原作:みつはしちかこ
  • 企画:渡邊米彦、鷺巣政安、霜田正信
  • 監督:角田利隆
  • 絵コンテ/演出:角田利隆、堀越新太郎、南波千浪、細谷秋夫、山崎友正、奥田誠治、鈴木敏明、五月女有作、西浦哲、木暮輝夫、大町繁、今成英司、伊東政雄、吉田浩、他
  • シリーズ構成:山本優
  • 脚本:山本優、朝倉千筆、荒島晃宏、照沼まりえ、角田利隆、三宅直子、一色弘安、西尾八千代、藤本さとし、古賀泰隆、他
  • 作画総監督:小林勝利
  • キャラクターデザイン:長濱裕子
  • 作画監督:小林勝利、鈴木英二、金子勲、中山和子、増谷三郎、福山映二、丸山政次、石之博和、福岡鷹志、越崎鉄也、他
  • 撮影監督:飯塚進
  • 色彩監督:鬼沢冨士男
  • 美術監督:遠藤守俊、金村勝義
  • 音楽:小坂明子
  • 音響監督:加藤敏
  • 効果:倉橋静男
  • 調整:熊倉亨
  • 選曲:東上別府精
  • 録音制作:東北新社
  • 現像:IMAGICA
  • 制作担当:一色弘安
  • 制作デスク:平松巨規(サンシャインコーポレーション・オブ・ジャパン
  • 制作コーディネーター:小野辰雄
  • プロデューサー:鍋島進二(ABC)、渡邊米彦
  • アニメーション制作協力:サンシャインコーポレーション・オブ・ジャパン、じゃっくスタジオじゃっく
  • アニメーション制作:エイケン
  • 製作:ABC、エイケン

主題歌編集

オープニングテーマ
『晴れのち晴れ』(前期)
作詞・作曲・歌 - 小坂明子 / 編曲 - 松井忠重
『キッチンから愛をこめて』(後期)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲・歌 - 小坂明子 / 編曲 - 松下一也
エンディングテーマ
『おかえりなさい』(第一期)
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 小坂明子 / 編曲 - 松井忠重 / 歌 - 橋本潮
『晴れのち晴れ』(第二期)
作詞・作曲・歌 - 小坂明子 / 編曲 - 松井忠重
『ぱっと ちょっと ちゅっちゅ』(第三期)
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 小杉保夫 / 編曲 - 牧野三朗 / 歌 - 鳥飼真己子

上記主題歌のCDシングルは、いずれも日本コロムビアより発売された。

エピソード編集

第2話に限り、制作局の朝日放送は自社制作にてプロ野球『ロッテオリオンズ vs 近鉄バファローズ』戦のダブルヘッダーを緊急中継したため(『10.19』。その後21:00から試合終了まで全国放送となった)、10月24日(月曜)16:30 - 17:00[2]に臨時枠移動となり、テレビ朝日をはじめとする大半の同系列局では本来の放送日時に先行裏送りネットとなった。

放送局編集

放送系列は放送当時、放送日時は個別に出典が提示されてあるものを除き、1992年3月終了時点のものとする[3]

放送対象地域 放送局 放送日時 放送系列 備考
近畿広域圏 朝日放送(ABCテレビ) 水曜 18:50 - 19:20(1988年10月12日 - 1989年3月29日)→
木曜 19:00 - 19:30(1989年4月6日 - 1992年3月26日)
テレビ朝日系列 制作局、現・朝日放送テレビ。
北海道 北海道テレビ
宮城県 東日本放送
福島県 福島放送
関東広域圏 テレビ朝日
新潟県 新潟テレビ21
静岡県 静岡けんみんテレビ [4]
中京広域圏 名古屋テレビ
広島県 広島ホームテレビ
香川県
岡山県
瀬戸内海放送
福岡県 九州朝日放送
鹿児島県 鹿児島放送
青森県 青森テレビ 火曜 16:30 - 17:00[5] TBS系列 1991年9月まで放送。
青森朝日放送 木曜 19:00 - 19:30(1991年10月 - 1992年3月26日) テレビ朝日系列 1991年10月開局から放送。
岩手県 岩手放送 水曜 16:07 - 16:35(1990年12月 - 1991年1月時点)[6]
水曜 16:55 - 17:25
TBS系列 現・IBC岩手放送。
秋田県 秋田放送 水曜 17:30 - 18:00 日本テレビ系列
山形県 テレビユー山形 土曜 17:30 - 18:00 TBS系列 1989年10月開局から放送。
長野県 テレビ信州 水曜 18:50 - 19:20(1988年10月12日 - 1989年3月29日)→
木曜 19:00 - 19:30(1989年4月6日 - 1991年3月)[7]
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1991年3月まで放送。
1991年4月に長野朝日放送の開局に伴い、ANNを脱退。
長野朝日放送 木曜 19:00 - 19:30(1991年4月 - 1992年3月26日) テレビ朝日系列 1991年4月開局から放送。
富山県 テレビユー富山 金曜 16:00 - 16:30 TBS系列 現・チューリップテレビ。1990年10月開局から放送。
石川県 北陸朝日放送 木曜 19:00 - 19:30(1991年10月 - 1992年3月26日) テレビ朝日系列 1991年10月開局から放送。
島根県
鳥取県
日本海テレビ 金曜 17:00 - 17:30 日本テレビ系列
長崎県 長崎文化放送 木曜 19:00 - 19:30(1990年4月 - 1992年3月26日) テレビ朝日系列 1990年4月開局から放送。
熊本県 熊本朝日放送 木曜 19:00 - 19:30(1989年10月 - 1992年3月26日) 1989年10月開局から放送。
大分県 大分放送 月曜 16:30 - 17:00(1992年3月30日まで)→
月曜 10:35 - 11:05(1992年4月6日から)
TBS系列

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ プリキュアシリーズ』は10年以上に渡って放送されているが、1-2年毎に登場人物や世界観などが刷新された別作品となる。
  2. ^ 読売新聞、岡山県東西版、1988年10月24日、24ページ、テレビ・ラジオ欄。
  3. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1992年4月号、学研、 117 - 119頁。
  4. ^ 1993年9月までの社名は「静岡県民放送」(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名「静岡朝日テレビ」に変更された。
  5. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1991年7月号、学研、 105頁。
  6. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1991年1月号、学研、 91頁。
  7. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1991年1月号、学研、 92頁。

関連項目編集

朝日放送 水曜18:50 - 19:00枠
前番組 番組名 次番組
トッポ・ジージョ(アニメ版)
(1988年4月 - 9月)
※18:50 - 19:20
ハーイあっこです
(1988年10月 - 1989年3月)
※18:50 - 19:20
【ここまで朝日放送制作枠】
ニュース・ウェーブ
(1989年4月 - 9月)
※18:20 - 19:00
1989年3月までは18:00 - 18:42
テレビ朝日 水曜18:50 - 19:00枠
トッポ・ジージョ(アニメ版)
(1988年4月 - 9月)
※18:50 - 19:20
ハーイあっこです
(1988年10月 - 1989年3月)
※18:50 - 19:20
【ここまで朝日放送制作枠】
ピッカピカ音楽館
(1989年4月 - 9月)
月 - 金18:50 - 19:00
【ここからテレビ朝日制作枠】
※パオパオチャンネルから独立
朝日放送・テレビ朝日 水曜19:00 - 19:20枠

トッポ・ジージョ(アニメ版)
(1988年4月 - 9月)
※18:50 - 19:20

ハーイあっこです
(1988年10月 - 1989年3月)
※18:50 - 19:20
【ここまで朝日放送制作枠】
つるピカハゲ丸くん
(1989年4月 - 8月)
※19:00 - 19:30
【ここからテレビ朝日制作枠】
※朝日放送では同時ネットに昇格、
テレビ朝日(制作局)では木曜18:50 - 19:20から移動
朝日放送 木曜19:00 - 19:20枠
あっちこっちマッチ
(1988年3月 - 1989年3月)
※18:50 - 19:20
【ここまでローカルセールス枠】
ハーイあっこです
(1989年4月 - 1992年3月)
※19:00 - 19:30
【ここからネットワークセールス枠】
クッキングパパ
(1992年4月 - 1995年5月)
※19:00 -19:30
テレビ朝日 木曜19:00 - 19:20枠
つるピカハゲ丸くん
(1988年3月 - 1989年3月)
※18:50 - 19:20
【ここまでテレビ朝日制作枠】
※枠交換で水曜19:00 - 19:30枠へ移動
ハーイあっこです
(1989年4月 - 1992年3月)
※19:00 - 19:30
【ここから朝日放送制作枠】
【ここからネットワークセールス枠】
クッキングパパ
(1992年4月 - 1995年5月)
※19:00 -19:30
朝日放送をはじめとするテレビ朝日系列 木曜19:20 - 19:30枠
ニュースシャトル ANN
(1987年10月 - 1989年3月)
※月 - 金19:20 - 20:00
【ここまでテレビ朝日制作枠】
※朝日放送では月 - 金18:00 - 18:20枠に移動・縮小
テレビ朝日(制作局)では月 - 金18:00 - 18:50枠に移動・拡大
ハーイあっこです
(1989年4月 - 1992年3月)
※19:00 - 19:30
【ここから朝日放送制作枠】

クッキングパパ
(1992年4月 - 1995年5月)
※19:00 - 19:30