バイエルサ州

ナイジェリアの州
バイエルサ州
Bayelsa State
バイエルサ州の旗州旗
州の愛称: 全地の栄光
バイエルサ州の位置
ナイジェリアの国旗 ナイジェリア
州都イェナゴア
設置日1996年10月1日
公用語英語
面積10,773 km² (27位)
人口
 -2005年 推計
35位
1,998,349 人
州知事
一覧
ドウエ・ディリ英語版 (PDP)
ISO 3166-2:NGNG-BY
公式サイトBayelsa State Home Page

バイエルサ州 (バイエルサしゅう、英語:Bayelsa State) は、ナイジェリア南部のである。州都はイェナゴア

地理 編集

デルタ州シェルシェブロンが操業)とリバーズ州の間に位置する。バイエルサ州はニジェール・デルタ河口のマングローブ域にあり、ほとんどの部分が水に囲まれている為に、道路では交通し難い。

歴史 編集

1996年に旧リバーズ州西部が分割されて設置された、サニ・アバチャ政権による新設州の一つである。多くの住民は田舎に住み、交通手段、道路が十分に無いこともあり彼らは貧しく生活している。州設立以来このことは主要な問題で、現在でも改善出来ていない。

2007年1月10日、バイエルサ州内のガスパイプライン建設現場で、大宇建設の社員ら10人がダイナマイトで武装した組織(ニジェール・デルタ解放運動、MEND)に拉致される(大宇建設社員拉致事件)。

元知事のグッドラック・ジョナサンは2007年5月ウマル・ヤラドゥア政権の副大統領となり、ヤラドゥアの体調悪化により2010年2月に大統領代行に就任し、5月5日にヤラドゥアの逝去を受け第14代大統領となった。

産業 編集

ナイジェリアでも有数の原油埋蔵地で、ガソリンの生産が豊富である。

商業はほとんど存在せず、地域民は生活の為に漁業を行っている。

隣接州 編集

著名人 編集

外部リンク 編集