バステッド (競走馬)

競走馬

バステッド (Busted) とは、イギリス競走馬種牡馬である。1960年代に活躍し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどに優勝した。種牡馬としても成功。馬名Bustedは「破産した」「壊れた」「逮捕された」などを意味する言葉である。

バステッド
欧字表記 Busted
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1963年
死没 1988年
クレペロ
サンルスー
母の父 ヴィミー
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 スタンホープ・ジョエル
馬主 スタンホープ・ジョエル
調教師 ブラッド・フェザーストンハー(アイルランド
ノエル・マーレス(イギリス
競走成績
生涯成績 13戦5勝
獲得賞金 5万8937ポンド
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概要

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当初バステッドはアイルランドのブラッド・フェザーストンハーに預けられており、2歳時の2戦、3歳初戦といきなり3連続着外に終わりあまり期待できない成績だった。その後ガリニュールステークスで初勝利を収めるもアイリッシュダービーでは着外となり3歳時を平凡な成績で終えた。去勢して障害へ転向させるという話も持ち上がったころ、ロイヤルパレスのペースメーカーに使おうという話が持ち上がり、父クレペロを管理していたノエル・マーレスの元へと転厩することになった。

最初スタンホープはバステッドをペースメーカーとして使おうと思っていたが、マーレスに素質を見込まれ、試しにコロネーションステークスに出走させてみると楽に勝ってしまった。続いてエクリプスステークスに出走するとグレイトネフューに2馬身半差をつけ連勝する。これは本当に強いぞと感じた陣営は、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに挑戦させることを決定した。1番人気はアイリッシュダービー馬リボッコ、バステッドは2番人気に推されていた。レースでは直線でサルヴォーを交わすとそのまま3馬身差で快勝する。その後はフォワ賞で4連勝し凱旋門賞を目指すも故障を発症しそのまま引退した。この年はイギリス年度代表馬に選ばれている。

引退後は生まれ故郷スネイルウェルスタッドで種牡馬として供用された。種牡馬としても成功し、リーディングサイアーにこそなれなかったものの、ウィーヴァーズホール、ムトト、バスティノなどの産駒を送り出した。1988年スネイルウェルスタッドにて死去。

競走成績

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  • 1965年(2戦0勝)
  • 1966年(7戦1勝)
    • ガリニュールステークス
  • 1967年(4戦4勝)
    • キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、エクリプスステークス、コロネーションステークス、フォワ賞

おもな産駒

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ブルードメアサイアー(母の父としての活躍)

血統表

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バステッド血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ブランドフォード系 / Blandford4×5=9.38%)

Crepello
1954 栗毛
父の父
Donatello II
1934 栗毛
Blenheim II Blandford
Malva
Delleana Clarissimus
Duccia di Buoninsegna
父の母
Crepuscule
1948 栗毛
Mieuxce Massine
L'Olivete
Red Sunset Solario
Dulce

Sans le Sou
1957 鹿毛
*ヴィミー
Vimy
1952 鹿毛
Wild Risk Rialto
Wild Violet
Mimi Black Devil
Mignon
母の母
Martial Loan
1950 芦毛
Court Martial Fair Trial
Instantaneous
Loan Portlaw
Borrow F-No.
母系(F-No.) (FN:2-s) [§ 2]
5代内の近親交配 Blandford4×5=9.38 [§ 3]
出典
  1. ^ [1]
  2. ^ [1]
  3. ^ [1]


脚注

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外部リンク

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