バダインジャラン砂漠
バダインジャラン砂漠(バダインジャランさばく、モンゴル語:ᠪᠠᠳᠠᠢ
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ᠴᠥᠯ[1]、中国語:巴丹吉林砂漠)は、中華人民共和国内モンゴル自治区南西部のアルシャー盟から甘粛省にかけて広がる砂漠。ゴビ砂漠の南方に位置し、面積は4万5千平方キロメートルと中国で3番目に大きい砂漠。バタジリン砂漠、バタンジャリン砂漠などとも言う。
バダインジャラン砂漠 | |
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中国語: 巴丹吉林沙漠 拼音: Bādānjílín Shāmò Badain Jaran Desert | |
ゴビ砂漠の一部を構成する | |
面積 | 49,000 km2 (19,000 sq mi) |
地理 | |
国 | 中国 |
州 | 内モンゴル自治区、甘粛省 および 寧夏回族自治区 |
座標 | 北緯40度4分21秒 東経102度12分36秒 / 北緯40.07250度 東経102.21000度座標: 北緯40度4分21秒 東経102度12分36秒 / 北緯40.07250度 東経102.21000度 |
砂漠のなかには多数の湖があり、その数は100を超える。
砂丘の最も高い地点である必魯図沙峰の標高は約1609.6mで、砂峰としては世界で最も高い。
アルシャー盟境内のバダインジャラン砂漠はトングリ砂漠と居延海砂漠と共に「アルシャー砂漠ユネスコ世界ジオパーク」に指定される[2]。
脚注 編集
- ^ [1]
- ^ “ALXA DESERT UNESCO GLOBAL GEOPARK (China)” (英語). UNESCO (2021年7月26日). 2022年10月20日閲覧。
参考文献 編集
- 中国語版ウィキペディア『巴丹吉林沙漠』2007年9月10日 11:02 の版より翻訳。