バレアレス (重巡洋艦)
艦歴 | |
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起工 | 1928年8月15日 |
進水 | 1932年4月28日 |
就役 | 1936年12月28日竣工、1937年就役。 |
退役 | |
その後 | 1938年3月に戦没。 |
性能諸元 | |
排水量 | 基準:10,670トン 常備:-トン 満載:13,200トン |
全長 | 193.8m |
全幅 | 19.5m |
吃水 | 5.3m~6.5m |
機関 | ヤーロー式重油専焼缶8基 +パーソンズ式ギヤードタービン4基2軸推進 |
最大主力 | 90,000hp |
最大速力 | 33.0ノット |
航続距離 | 15ノット/8,000海里 |
乗員 | 1,042名 |
兵装 | 1924年型 20.3cm(50口径)連装砲4基 1935年型 12cm(45口径)単装高角砲8基 40mm(60口径)機関砲12門 20mm機銃3丁 53.3cm三連装水上魚雷発射管4基12門 |
装甲 | 舷側:51mm 甲板:38mm 主砲塔:25mm(前盾)、25mm(側盾)、-mm(後盾)、70mm(天蓋) 火薬庫:114mm 司令塔:-mm |
艦歴
編集1928年8月25日起工、1932年4月20日に進水した。1936年7月スペインでは内戦が発生しエル・フェロルで建造中であった「バレアレス」は姉妹艦「カナリアス」と共に反乱軍の手に落ちた。1937年1月就役。
2月に「カナリアス」と共にマラガを砲撃。4月25日には座礁した戦艦「ハイメ1世」の攻撃に出撃するも戦果なし。5月20日、「バレアレス」は地中海で軽巡洋艦「リベルタード」「メンデス・ヌネス」などからなる政府軍艦隊と交戦。8月24日、潜水艦「C6」の雷撃を受けるが命中なし。9月7日、アルジェリアのシェルシェル岬沖の地中海において軽巡洋艦「リベルタード」「メンデス・ヌネス」などに護衛された船団を攻撃するが失敗、損傷する(シェルシェル岬沖海戦)。1938年3月6日、船団護衛中の重巡洋艦「バレアレス」「カナリアス」、軽巡洋艦「アルミランテ・セルベラ」などはカルタヘナの沖で政府軍の艦隊と遭遇、戦闘となった。この戦闘中に駆逐艦の雷撃によってバレアレスに魚雷が命中、轟沈した(パロス岬沖海戦)。