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バールベックにあるジュピター神殿の「トリリトン」
「南の石」(別名「ハジャル・ヒブラ(妊婦の石)」)

バールベックの巨石は、中東・西アジアのレバノンにある宗教都市バールベックで、世界遺産として登録されているジュピター神殿の土台として使われている3つの巨石のこと。

概要編集

この巨石は、通称「トリリトン」(驚異の三石)と呼ばれる組み石で、重さは650t-970t。人力では15,000人の人間が必要な計算になるが、それだけの人間の力をまとめて石に働かせるのは現実問題として不可能であるとされている。その根拠は、「1トンの切石を1日1マイル(1.6キロ)運搬するのに16人必要」というイギリスBBCの番組内での実験であるが、しかしながら、何も1日1マイルのハイペースで動かす必要はなく、少人数でも長い時間をかける(ロシアの例をとると、有名なピョートル大帝像「青銅の騎士」の土台の1350tの花崗岩を6km動かすのに人力で3年かかった)、こうした工事にはローマの駐留軍が当たることが多く、人手にもあまり問題はない、ということが忘れられている。なお、南西1kmの石切り場には南の石と呼ばれる更に巨大な切石があり、高さ4.2m、幅4.8m、長さ21.5m、重さは1200t-2000tと見積もられているが、この南の石に関しては動かされた形跡はない。しかし、これも動かされていると嘘を言うオーパーツ論者もいる。

関連項目編集