パオロ・ルベルティ

イタリアのレーシングドライバー (1975-)

パオロ・ルベルティPaolo Ruberti, 1975年4月22日 - )は、イタリアのレーシングドライバー。

経歴 編集

ルベルティは、フォーミュラシリーズに移る前に、生まれ故郷のイタリアでカートからキャリアをスタートさせた。 2008年、ルベルティはBMSスクーデリア・イタリアからル・マン24時間レースに初出場した[1]。キャリアを順調に積み重ねていた2016年、ホッケンハイムリンクでのテスト中事故で腰椎を骨折する怪我を負い、同年のル・マン24時間レースは、出場することはできなかった[2]。怪我から復帰後初のレースとなった2016年のニュルブルクリンク6時間レースでは、クラス2位で完走し、復活をアピールした[3]。 2017年、ルベルティはマンフレディ・ラベットと共同で、スクーデリア・ラベット&ルベルティというレーシングチームを設立した[4]

2019年は、コデワのLMP1チームに参加してFIA 世界耐久選手権の後半2レースに参加した[5]。同年ルベルティは北米のランボルギーニ・スーパートロフェオにも出場し、このレースを主戦場とした。8月のバージニア・インターナショナル・レースウェイでは初優勝を果たしている[6]

レース成績 編集

ル・マン24時間レース 編集

ル・マン24時間レース 結果
チーム コ・ドライバー 使用車両 クラス 周回 順位 クラス
順位
2008年   BMSスクーデリア・イタリア   マッテオ・マルーセリ
  ファビオ・バビーニ
フェラーリ・F430 GT2 GT2 318 22位 2位
2009年   マッテオ・マルーセリ
  ファビオ・バビーニ
GT2 327 19位 2位
2012年   チーム・フェルバメイヤー・プロトン   ジャンルカ・ローダ
  クリスチャン・リード
ポルシェ・911 GT3-RSR GTE
Am
222 DNF DNF
2013年   プロトン・コンペティション   ジャンルカ・ローダ
  クリスチャン・リード
GTE
Am
300 35位 8位
2014年   8スター・モータースポーツ   ジャンルカ・ローダ
  フランキー・モンテカルヴォ
フェラーリ・458イタリア GT2 GTE
Am
330 23rd 4位
2015年   ラルブル・コンペティション   ジャンルカ・ローダ
  クリスチャン・ポールセン
シボレー・コルベット C7.R GTE
Am
94 DNF DNF
2019年   バイコレス・レーシングチーム   トム・ディルマン
  オリバー・ウェッブ
ENSO CLM P1/01-ギブソン LMP1 163 DNF DNF
2020年   アイロン・リンクス   セルジオ・ピアネッツォーラ
  クラウディオ・スチアボーニ
フェラーリ・488 GTE Evo GTE
Am
331 37位 11位
2021年   ラファエル・ジャンマリア
  クラウディオ・スチアボーニ
GTE
Am
335 30位 5位

脚注 編集

  1. ^ Race Results” (英語). Racing-Reference. 2021年5月9日閲覧。
  2. ^ Dagys, John. “Ruberti Sustains Fractured Vertebra in Accident; Ruled Out For Le Mans – Sportscar365” (英語). sportscar365.com. 2021年5月9日閲覧。
  3. ^ Paolo Ruberti is back with a podium at the 6 Hours of Nurburgring in FIA WEC” (英語). www.motorsport.com. 2021年5月9日閲覧。
  4. ^ Kilshaw, Jake. “Weekly Racing Roundup (5.11.20) – Sportscar365” (英語). sportscar365.com. 2021年5月9日閲覧。
  5. ^ ByKolles shakes down LMP1 car with Gibson engine” (英語). www.motorsport.com. 2021年5月9日閲覧。
  6. ^ Ruberti/Sbirrazzuoli claim first Lamborghini Super Trofeo '19 win” (英語). www.autosport.com. 2021年5月9日閲覧。