パラシュラーマParashurama( サンスクリット語 :परशुराम、 IAST :Paraśurāma、斧を持つラーマ の意)は、インド神話の大英雄、大神ヴィシュヌ6番目の化身。

パラシュラーマ
Two representations of Parashurama
斧を持つパラシュラーマ
他の名前 Bhàrgava rāma
Jamadagnya rāma
Rambhadra
デーヴァナーガリー परशुराम
サンスクリット Paraśurāma
位置づけ ヴィシュヌ6番目の化身、ヴィシュヌ派
武器 斧(paraśu)

伝承編集

 
パラシュラーマ(Raja Ravi Varma画)

修行中の身ながらアスラを倒したことで、その功績を認めたシヴァ神によって神器である斧を授かった。その後、シヴァ神から武術を習い、魔王カールタヴィーリヤ・アルジュナ[注 1]を退治した。その後、21回に渡ってクシャトリヤの大虐殺を行う。インド二大叙事詩にも登場する。ラーマーヤナではラーマシーターの結婚式に乱入し、気炎を上げた。その後、パラシュラーマは彼が自分と同じヴィシュヌの化身である事に気付くと、己の無礼を詫びて立ち去った。

ヴィシュヌの弓も持ち、数々の英雄の手に渡った矢ブラフマーストラ英語版も、もともとはパラシュラーマのものである。一説によれば、ガネーシャの牙を斧で折ったのだともいわれる [1] [2]

ギャラリー編集

脚注編集

注釈編集

  1. ^ またの名をサハスラ・アルジュナという。当時のハイハヤ族(ヤーダヴァの一部族)の支配者。ダッタートレーヤを崇めて満足させた結果、千本の腕と数々の恩寵を与えられた。レーヴァー河を堰き止め、それが原因で起こった氾濫に激怒したラーヴァナと戦い、勝利した。後のクシャトリヤ大虐殺の直接の原因となった王。なお、マハーバーラタに登場するアルジュナとは同名の別人である。

出典編集

  1. ^ James G. Lochtefeld (2002). The Illustrated Encyclopedia of Hinduism: N-Z. The Rosen Publishing Group. pp. 500–501. ISBN 978-0-8239-3180-4. https://archive.org/details/illustratedencyc0000loch 
  2. ^ Constance Jones; James D. Ryan (2006). Encyclopedia of Hinduism. Infobase Publishing. p. 324. ISBN 978-0-8160-7564-5. https://books.google.com/books?id=OgMmceadQ3gC 

参考文献編集

外部リンク編集