パルチザン・ベオグラード

セルビアのサッカークラブ

パルチザン・ベオグラード英語: Partizan Belgrade)またはフドバルスキ・クルブ・パルティザンセルビア語: Фудбалски клуб Партизан, セルビア語発音: [fûdbalskiː klûːb partǐzaːn], セルビア・クロアチア語: Fudbalski klub Partizan)は、セルビアベオグラードを本拠地とするサッカークラブである。総合スポーツクラブJSDパルティザンの一部でもある(バスケットボール部門はKKパルティザン)。

FKパルティザン
Logo Partizan 1958.png
原語表記 Фудбалски клуб Партизан
Fudbalski klub Partizan
愛称 Црно-бели / Crno-beli (黒と白)
クラブカラー 黒・白
創設年 1945年
所属リーグ セルビア・スーペルリーガ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン ベオグラード
ホームスタジアム Beograd 7669.jpg
スタディオン・パルティザナ
収容人数 32,710[1]
代表者 セルビアの旗 ミロラド・ヴチェリッチ
監督 セルビアの旗 ゴルダン・ペトリッチ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

概要編集

1945年創設。2018-19シーズン終了時点でリーグ優勝は27回、カップ優勝は11回を数え、旧ユーゴスラビア時代から2013年現在まで、同じくベオグラードを本拠地とするレッドスター・ベオグラードとともにセルビアを代表するクラブである。ユーゴスラビア解体後のセルビア・スーペルリーガセルビア・モンテネグロ時代を含む)では、2018-19シーズン終了時までこの2クラブ以外のクラブが優勝したことは1度もなく、完全な2強状態となっている。1992年からは国内リーグで11回優勝し、レッドスターのそれ(5回)を大きく上回る。

セルビア・スルプスカ・リーガFKテレオプティクは実質的なリザーブチームとなっており、多くの若手選手がここからパルチザンへ移籍している。

 
グロバリ・ユグ

サポーターはパルティザノヴァツセルビア語: Партизановац, セルビア・クロアチア語: Partizanovac)と、ウルトラスは「南の墓掘り人」を意味するグロバリ・ユグセルビア語: Гробари југ, セルビア・クロアチア語: Grobari jug)と呼ばれる[2]。レッドスターとのヴェチティ・デルビは特に盛り上がりを見せ、時に乱闘騒ぎに発展することもある[3]スタディオン・パルティザナは古くはスタディオンJNAと呼ばれ、現在も通称として用いられる。レッドスターの本拠地スタディオン・ライコ・ミティッチとは、直線距離にして約1キロメートルほどしか離れていない。

歴史編集

1945年10月4日に創設[4]。当初、クラブはユーゴスラビア人民軍 (JNA) の傘下に置かれ、スタジアムもJNAの名を用いていたが、1950年代前半にクラブは軍部から独立した。創設後4シーズンは青と赤のユニフォームを着用していた。

UEFA主催大会での初試合は1955年9月3日、第1回チャンピオンズカップ1回戦、リスボンでのスポルティングCPとの対戦だった。1965-66シーズンには、東ヨーロッパのクラブとして初めてチャンピオンズカップ決勝に進んだ。

1984-85シーズンのUEFAカップでは2回戦で イングランドクイーンズ・パーク・レンジャーズFCと対戦し、第1試合で2対6と敗戦するものの、第2試合で4対0と勝利した。この試合は2009年ユーロスポーツが企画した史上最高の試合を決する投票において、70位にランクされている[5]

ユーゴスラビア解体後、大会がチャンピオンズリーグに衣替えしてからは2003-04シーズンに予備選を勝ち上がり、本大会グループリーグまで駒を進めている。2004-05シーズンUEFAカップでは、ベスト16に進出している。

2016-17シーズンには、UEFAクラブライセンス制度とファイナンシャル・フェアプレーに違反したため、UEFAから2019-20シーズンまでのUEFA主催大会参加禁止処分を受けた[6]

2019年夏には浅野拓磨が加入したが2020-21シーズン終盤に複数回にわたる給与未払いを告発し契約を解除、退団した。

タイトル編集

国内タイトル編集

リーグ編集

カップ編集

国際タイトル編集

  • なし

過去の成績編集

1992-2006編集

2006-編集

欧州の成績編集

現所属メンバー編集

2022年9月23日現在[7][8][9]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
3 DF   ミハイロ・イリッチ
4 DF   シニシャ・サニチャニン( )
5 DF   イゴル・ヴヤチッチ( )
6 DF   スヴェトザル・マルコヴィッチ( )
7 MF   パトリック・アンドラーデ( )
8 MF   ハミドゥ・トラオレ
9 FW   クイーンシー・メニフ( )
10 MF   ビブラス・ナトホ( )
11 FW   リカルド・ゴメス( )
12 DF   ズラタン・シェホヴィッチ
14 MF   サメド・バジュダル
15 MF   リュボミル・フェイサ
17 DF   マルコ・ジヴコヴィッチ
18 FW   フォッセニ・ディアバテ( )
20 FW   アンドリヤ・パヴロヴィッチ
25 GK   ミラン・ルカチュ
No. Pos. 選手名
26 DF   アレクサンダル・フィリポヴィッチ
29 FW   ネマニャ・イリッチ
36 MF   ニコラ・テルジッチ
40 MF   クリスティヤン・ベリッチ( )
41 GK   アレクサンダル・ポポヴィッチ
48 DF   マテヤ・スタシェヴィッチ
50 FW   マルコ・ブルノヴィッチ
51 FW   ヴァニャ・ヴラホヴィッチ
55 MF   ダニロ・パンティッチ
72 DF   スロボダン・ウロシェヴィッチ  
77 FW   ネマニャ・ヨヴィッチ( )
85 GK   ネマニャ・ステヴァノヴィッチ
87 FW   ニコラ・ラクチェヴィッチ
90 FW   ミハイロ・ペトコヴィッチ
97 MF   アレクサンダル・ルトヴァツ
監督

  ゴルダン・ペトリッチ

ローン移籍編集

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
DF   ルカ・スボティッチ (  テレオプティク)
DF   ニコラ・ドゥキッチ (  テレオプティク)
No. Pos. 選手名
MF   フィリプ・チェルメリ (  テレオプティク)
FW   サヴォ・アランバシッチ (  テレオプティク)

契約中選手編集

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
MF   ウロシュ・クネジェヴィッチ
No. Pos. 選手名

歴代監督編集

歴代所属選手編集

通算出場記録編集

選手 シーズン 試合
1   サシャ・イリッチ 1996-2005、2010-19 861
2   モムチロ・ヴコティッチ 1968-78、1979-84 791
3   ニキツァ・クリンチャルスキ 1976-85、1987-89 565
4   ミラン・ダミャノヴィッチ 1962-71 537
5   ブラゴイェ・パウノヴィッチ 1965-75 514
6   リュボミル・ミハイロヴィッチ 1961-70 512
7   ネナド・ストイコヴィッチ 1974-84 492
8   ヴラディミル・コヴァチェヴィッチ 1959-66、1967-70 487
9   ヴラダ・ペヨヴィッチ 1967-78 485
10   スティエパン・ボベク 1945-59 478

通算得点記録編集

選手 シーズン 得点
1   スティエパン・ボベク 1945-59 425
2   マルコ・ヴァロク 1947-59 411
3   ムスタファ・ハサナギッチ 1962-69 355
4   モムチロ・ヴコティッチ 1968-78、1979-84 339
5   ヴラディミル・コヴァチェヴィッチ 1959-66、1967-70 319
6   サシャ・イリッチ 1996-2005、2010-19 243
7   ミロシュ・ミルティノヴィッチ 1952-58 231
8   プルヴォスラヴ・ミハイロヴィッチ 1945-50、1951-57 198
9   ネナド・ビェコヴィッチ 1969-76 197
10   サヴォ・ミロシェヴィッチ 1992-95 191

脚注編集

  1. ^ “Stadium info”. Partizan.rs. http://www.en.partizan.rs/klub-info/stadion/ 2013年3月12日閲覧。 
  2. ^ SAYONARAとは言わないで!~ユーゴスラビアの人々が語る「ピクシー」(後編) - スポーツナビ(2010年6月11日閲覧)[リンク切れ]
  3. ^ サッカー=レッドスターのサポーター150人、チェコで拘束 - ロイター(2009年8月21日)
  4. ^ Istorija - www.partizan.rs(2010 年6月12日)
  5. ^ Top 100: Greatest matches 70-61 - eurosport(2009年9月26日)
  6. ^ co.,Ltd, FromOne. “セルビアの強豪パルチザンに3年間のCL&EL出場停止処分…過去にオシム氏指揮” (日本語). サッカーキング. 2019年4月29日閲覧。
  7. ^ IGRAČI FK PARTIZAN”. FK Partizan. 2022年1月14日閲覧。
  8. ^ Partizan - UEFA Champions League - UEFA.com”. UEFA. 2022年1月14日閲覧。
  9. ^ FK Partizan”. Superliga Srbije. 2022年1月14日閲覧。

外部リンク編集