パレスホテル立川 (パレスホテルたちかわ、Palace Hotel Tachikawa) は、東京都立川市の再開発エリア「ファーレ立川」内にあったホテル。パレスホテルチェーンの一つでパレスエンタープライズが運営していたが、2023年末で営業を終了した[2]

パレスホテル立川

地図
ホテル概要
正式名称 パレスホテル立川
ホテルチェーン パレスホテルチェーン
設計 観光企画設計社[1]
施工 竹中工務店淺沼組JV[1]
運営 アクシス開発→パレスエンタープライズ
所有者 日本生命保険など[1]
階数 地下2階 - 地上12[1]
部屋数 238[1]
敷地面積 3,600[1]
延床面積 25,700[1]
駐車場 80台
開業 1994年10月13日[1]
閉業 2023年12月31日[2]
最寄駅 多摩都市モノレール線立川北駅
最寄IC 中央自動車道国立府中IC
所在地 〒190-0012
東京都立川市曙町二丁目40番15号
位置 北緯35度42分6.3秒 東経139度24分47.9秒 / 北緯35.701750度 東経139.413306度 / 35.701750; 139.413306座標: 北緯35度42分6.3秒 東経139度24分47.9秒 / 北緯35.701750度 東経139.413306度 / 35.701750; 139.413306
公式サイト 公式サイト
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概要 編集

1988年昭和63年)、日本生命保険立川基地関連市街地再開発事業デベロッパーとして名乗りを上げるため[3]、パレスホテルに共同での参画を打診。日生とは大宮プロジェクト(大宮ソニックシティ)での共同事業者としての実績があったことを踏まえ[3]、パレスホテルは参画を決定する。この再開発は、当時の鈴木俊一東京都知事の号令の下[3]住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)の施行で、立川駅北口の米軍立川基地跡地5.9ヘクタールの土地に、デパートホテルオフィスビル公共施設などからなる「ファーレ立川」と呼ぶ街区を整備するというもので官民一体の再開発構想だった[4][5]

進出にあたってパレスホテルは、地元企業と建物を賃借しホテル経営を行う運営会社としてアクシス開発を設立し[1]1994年平成6年)10月13日、パレスホテルチェーン6番目のホテルとして開業した[1]。なお、アクシス開発は後年清算となり、ホテル経営はパレスホテル大宮を運営するパレスエンタープライズが引き継いだ。

建物は地上12階、地下2階建て。全238室、6か所のレストラン・バー、13室の宴会場、美容室、売店などを完備していた。

閉館 編集

新型コロナウイルスの影響で打撃を受けたほか、施設の老朽化で設備投資に莫大な資金が必要となるため、2023年(令和5年)12月31日で営業を終了した[6][7]

閉館に先立ち、2023年7月、三菱地所レジデンスが土地と建物を取得し、跡地にマンションを建設すると報じられている[8]

アクセス 編集

  • 鉄道
    • E20 中央自動車道国立府中IC 約30分
  • 高速バス(ホテル前に停留所がある)

脚注 編集

参考文献 編集

  • パレスホテル編『株式会社パレスホテル50年のあゆみ』パレスホテル、2013年4月。 

外部リンク 編集