パロ 穂積(ぱろ ほづみ、本名:穂積 勝義(ほづみ かつよし)、1938年 - )は、元日本アニメーターアメリカのアニメーター。

来歴・人物 編集

日本福島県泉崎村出身[1]福島県立白河高等学校卒業後、桑沢デザイン研究所に入り、絵画について学ぶ。

1960年に東映動画(現東映アニメーション)に入社。『狼少年ケン』をはじめ多くのアニメ作品の背景を描く。

独立し1974年に渡米。ハンナ・バーベラ・プロダクションなど複数のアニメ制作会社と契約し、『ザ・パックマンショー』や『小さな森の精あいあむ!スマーフ(森のスマーフ)』など多数のアニメ作品に参加。

1984年にディズニートゥーン・スタジオズと契約し、『ダックテイル(わんぱくダック夢冒険)』、『新くまのプーさん』などテレビアニメーションシリーズの背景のチーフ、美術を務める。ディズニートゥーン・スタジオズで働きながら他社の『ミュータント・タートルズ』などにも参加。また、ビデオシリーズの『アラジン ジャファーの逆襲』や『くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!』などディズニーのビデオシリーズにも参加。

1990年、テレビ朝日のドキュメンタリー『住めば地球』でディズニーで活躍する日本人として出演。

1991年には福島放送の10周年記念として郡山市でパロ穂積展を開催。

泉崎村図書館のキャラクターしおりちゃん、つどいくん、いずみずくをデザイン。

名前の「パロ」というのは、勝義という名前がアメリカ人に発音しづらいことから画家のパブロ・ピカソのパブロからとった。

参加作品 編集

テレビ 編集

映画 編集

OVA 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 日外アソシエーツ編集部『漫画家アニメ作家人名事典』1997年。ISBN 4816914234 p.351

外部リンク 編集