パン・オ・ショコラPain au chocolat)は、フランス菓子パン。南西フランスやカナダケベック州ではショコラティーヌ(Chocolatine)と呼ばれる。

パン・オ・ショコラ

概要 編集

四角い形に成型したクロワッサン生地の中に、二筋のチョコレートだけが詰められている。

フランスでは、温めながら売られていたり、注文後にオーヴンで温めてから売ってくれる。「チョコレート入りパン」という意味どおり、フランスのパン屋やスーパーマーケットではクロワッサンの隣で売られるのが普通である。朝食や午後のおやつとして定番で、学校から帰ってきた子供たちが、夕食までのおやつとして食べていたりする。

イランでは、スーパーマーケットやコンビニエンス・ストアでパックされて売られているのが大半で、残りはパン屋の店頭にできたてのものが並べられる。パックされたものが、学生の手軽な朝食として人気がある。

アメリカ合衆国では、クロワッサンのように、朝食の定番であり、しばしば中のチョコレートがとろけるほど温める。