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パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi, 1962年12月30日 - )は、エストニア出身の指揮者。現在はアメリカ合衆国国籍

パーヴォ・ヤルヴィ
Frankfurter Rundfunk-Symphonie-Orchester3.jpg
基本情報
出生名 Paavo Järvi
生誕 (1962-12-30) 1962年12月30日(56歳)
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Flag of the Estonian Soviet Socialist Republic.svg エストニア・ソビエト社会主義共和国
タリン
学歴 カーティス音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
担当楽器 指揮
活動期間 1994年 -

目次

人物・来歴編集

指揮者ネーメ・ヤルヴィを父に持ち、フィンランドの指揮者パーヴォ・ベルグルンドにちなんで名付けられた。弟クリスチャンも指揮者、妹マーリカフルート奏者である。父と同じく生地タリンの音楽学校に学んだ後、父に従って渡米した。カーティス音楽院指揮を学び、その後ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽学校レナード・バーンスタインの薫陶を受けた。ほかに、オーマンディドラティショルティマータバティスらにも師事した。

2001年シンシナティ交響楽団第12代首席指揮者に就任した。1995年の初来日以来、日本での演奏も多い。2006年にはドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとの日本公演を行い、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏という企画を成功させて大きな話題を呼んだ。これまでにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団バイエルン放送交響楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ニューヨーク・フィルハーモニックシカゴ交響楽団等、世界の主要オーケストラに客演。2006年にはhr交響楽団の、2010年にはパリ管弦楽団の音楽監督に就任した。現在、世界で最も多忙な指揮者の一人である。ドイツ・カンマーフィルとベートーヴェン交響曲全曲を2006年から2009年にかけて録音したほか、hr交響楽団とはブルックナーの交響曲録音プロジェクトが進行中である。

パーヴォ・ヤルヴィはグリーグシベリウスステーンハンマルなどの北欧の作曲家のほかに、ドビュッシーを得意としている。どのレパートリーの演奏・録音においても、丁寧な音楽作りと柔和な表情、ニュアンスに富んだデリケートな表現、自然な息づかいと切々と訴えかけるような歌によって、父ネーメとの違いを明らかにしている。概して金管楽器を目立たせて「爆演」に走りがちな父親とは対照的に、弦楽器のしっとりとした音色や木管楽器のまろやかな響きを強調する傾向にある。

日本のオーケストラでは、これまでに東京交響楽団NHK交響楽団大阪フィルハーモニー交響楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演している。2015年9月、NHK交響楽団の初代首席指揮者に就任した[1]

脚注編集

外部リンク編集