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ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア

解説編集

1966年アルバムリボルバー』に収録されている。レノン=マッカートニー名義となっているが、ポール・マッカートニー作のラヴ・バラード[3][4]。アルバム『リボルバー』におけるポールの代表曲。

ポールとジョン・レノンジョージ・ハリスンの3人が美しいコーラスを多重録音している曲である。また、この曲は同時期にザ・フォーモストとの競作の趣向で曲提供された[注釈 1]。ポール本人も「最高傑作のひとつ」と述べているほどの自信作としており、特にメロディ・ラインは非常に気に入っている様子である。後の記者インタビュー[5]においてポールはジョンへの敬愛の思いを語るとともに「ビートルズ時代に作曲した中で最も好きな曲」と語っている。ジョンも「『リボルバー』の曲の中で最も好きだ」と語っている。また、プロデューサーのジョージ・マーティンも、この楽曲を称賛している。

アルバム『リボルバー』において唯一ポールがカール・ヘフナー・500/1のベースを使用している曲[注釈 2]

ザ・ビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る(God Only Knows)」に影響されて書かれたと言われ[6]、ポールは「女の人と暮らしてみたい。そんな年ごろだった。」と述懐している。

日本では、日産・サニーのCM(B12型前期)に使用されたことがある。他にも、テレビ番組で「男性と女性が出会い、恋に落ちる」シーン等の挿入曲として使われることがある。

なお1984年、ポールのソロ・アルバム『ヤァ!ブロード・ストリート』(同名の映画サウンドトラック)でアレンジされ、再登場した。

1991年のライヴ・アルバム『公式海賊盤』にも収録されている。

演奏編集

収録アルバム/シングル編集

主なカバー・バージョン編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ ビートルズがシングルカットを行わない代わりザ・フォーモストがシングルのみで発売した
  2. ^ 他の曲は全てリッケンバッカー・4001Sを使用している。

出典編集

  1. ^ Pollack, Alan W. (1994), Notes on 'Here, There, And Everywhere'
  2. ^ Moorefield, Virgil (2005). The producer as composer: shaping the sounds of popular music. MIT Press. p. 35. ISBN 0-262-13457-8.
  3. ^ Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt and Company. p. 285-86. ISBN 0-8050-5249-6. 
  4. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying: The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. p. 179. ISBN 0-312-25464-4. 
  5. ^ 米紙『ロサンゼルス・タイムズ』(2006年2月5日付)
  6. ^ Rodriguez, Robert (2012). Revolver: How the Beatles Reimagined Rock 'n' Roll. Milwaukee, WI: Backbeat Books. p. 78. ISBN 978-1-61713-009-0. https://books.google.com/books?id=farlJScWrTMC&dq. 
  7. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 210. ISBN 1-84413-828-3. 
  8. ^ Petula Clark - Here, There And Everywhere (Vinyl) at Discogs
  9. ^ Astrud Gilberto - September 17, 1969 (Vinyl, LP) at Discogs
  10. ^ Carmen McRae - Just A Little Lovin' (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  11. ^ George Benson - Tenderly (Vinyl, LP, Album) at Discogs

外部リンク編集