スタレックス (英: STAREX: 스타렉스)は、現代が製造・販売していた自動車である。

ミニバンモデルのほか、マイクロバストラックリベロ)、タクシー救急車のモデルがラインアップされている。

初代 (1997-2015年) 編集

スタレックス
A1型
 
前期型
 
後期型
概要
別名 H-1
H-200
iMAX
製造国   韓国
  中華人民共和国
販売期間

1997-2007年 (韓国)

2002-2015年 (中国)
ボディ
乗車定員 2-12名
ボディタイプ 4ドアバン
2ドアトラック
駆動方式 FR
AWD
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.8/2.0/2.4L I4
3.0L V6
ディーゼル:
1.8/1.9/2.5/2.8L I4
変速機 5/6MT
4AT
車両寸法
ホイールベース 2,810-3,080mm
全長 4,695-5,135mm
全幅 1,820-1,840mm
全高 1,855-1,980mm
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1997年のジュネーヴ・モーターショーでデビュー。10人あるいは12人乗りで、デザインベースは三菱・デリカスペースギア。出力85hp (63kW) / 4,000rpm、トルク170Nmの、2.5L SOHC 8バルブ ディーゼルターボエンジンを搭載していた。ABSLSDを装備し、4速オートマチックトランスミッションパーキングセンサー、運転席用エアバッグがオプションで装備できた。

途中マイナーチェンジが行われ、新設計のフロントグリルに変更され、出力145hp (108kW) 、トルク360Nmの、2.5L DOHC 16バルブ コモンレール式直噴ターボディーゼルエンジンが搭載された。

2代目 (2007-2021年) 編集

スタレックス
TQ型
 
前期型
 
後期型
概要
別名 H-1
H-200
iMAX/グランド・スタレックス
製造国   韓国
販売期間 2007-2021年
ボディ
乗車定員 5-12名
ボディタイプ 5ドア
駆動方式 FR
AWD
パワートレイン
エンジン ガソリン:2.4L I4
ディーゼル:2.5L I4
変速機 5/6MT
4/6AT
車両寸法
ホイールベース 3,200mm
全長 5,125mm
全幅 1,920mm
全高 1,925-1,935mm
系譜
後継 ヒュンダイ・スターリア
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2007年5月のソウルモーターショーで発表。当代から自社開発となった。ディーゼル車は2007年8月、ガソリン車は2007年11月に生産開始。乗用と商用が設定され、乗用タイプは8、9、11、12人乗り、商用タイプは2、3、5、6人乗りがラインアップされる。

韓国国内では名称を変更し「グランド・スタレックス (그랜드 스타렉스)」として販売されている。

メキシコではヒュンダイと販売契約を結んでいるクライスラー・デ・メヒコによって当初はダッジ・H-100バン/ワゴン、後にラム・H-100バン/ワゴンとして販売されていた。2013年ラム・プロマスターが導入されたのに伴って販売は終了した。

エンジンは、韓国、欧州向けには出力170ps、トルク40.0kg-mの可変ジオメトリーターボチャージャー2.5Lディーゼルターボエンジンと、三菱4B12エンジンとほぼ同じ、出力170ps、トルク22.8kg-mの、2.4Lガソリンエンジン、「シータ」が搭載される。また、そのほかの市場では、出力100ps、トルク23.0kg-mの、4D56型ディーゼルターボエンジンを搭載した。また、トランスミッションは、4AT、5AT、5MTが用意される。

最上級モデルにはレザーシートや、オーバーヘッドコンソール、イモビライザーが装備された。さらに、アルミニウムフィニッシャーや、分割可倒式シート、キーレスエントリー、エアコン、6スピーカーDVDプレーヤーが標準装備される。

2017年12月、10年ぶりにフロントマスクを大幅改良し、「ザ・ニュー グランドスタレックス」として登場。

2021年4月、後継車種であるスターリアの登場に伴い、販売終了。

車名 編集

アジア(日本を除く)/オセアニア、および欧州市場において販売され、輸出名はH1オランダH-200豪州アイマックス(iMAX)、中国Refine(瑞風)である。

関連項目 編集

外部リンク 編集