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ヒュー・マイケル・ジャックマンHugh Michael Jackman, 1968年10月12日 - )[1]は、オーストラリア出身の俳優映画プロデューサー。身長188cm[2]

ヒュー・ジャックマン
Hugh Michael Jackman
Hugh Michael Jackman
2015年
本名 ヒュー・マイケル・ジャックマン
生年月日 (1968-10-12) 1968年10月12日(51歳)
出生地 シドニー
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
活動期間 1994年 -
配偶者 デボラ=リー・ファーネス(1996年 - )
主な作品
X-MEN』シリーズ
ニューヨークの恋人
ヴァン・ヘルシング
ウルヴァリン』シリーズ
プレステージ
リアル・スティール
レ・ミゼラブル
プリズナーズ
グレイテスト・ショーマン
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生い立ち編集

オーストラリアニューサウスウェールズ州州都であるシドニーで、5人兄弟の末っ子として生まれる。両親は共にイングランドの出身で、父親のクリスはケンブリッジ大学の会計学士を持つ会計士。ヒューが8歳の時に両親は離婚。母親のグレース・グリーンウッドは娘2人を連れて英国に戻り、彼は兄弟と共に父の元に残った。母は再婚相手との間に娘を生んでおり、ジャックマンにとって異父妹となる。

地元ワールーンガの男子高校ノックス・グラマー・スクールで生徒会長を務めた後、シドニー工科大学でコミュニケーション(ジャーナリズム学士を取得。大学在学中に卒業認定単位を取得するためにたまたま履修した演劇クラスで演劇の面白さに目覚め俳優を志すことになった。親戚の遺産が入ったことで彼はさらに演技を学ぶためエディス・コーワン大学の西オーストラリア演劇学校に進学、1994年に26歳で卒業した。俳優としてブレイクする前の1987年には、イギリスの寄宿制私立学校アッピンガムスクールで体育の補助教員として働いていた[3]

経歴編集

初期の経歴編集

『アースキンヴィル・キングス』『ペーパーバック・ヒーロー』(1999)などの映画に出演しつつ、『ロー・オブ・ザ・ランド』『ブルー・ヒーリーズ』などのテレビ・ドラマにも出演するというものだった。1996年の『ザ・マグレガー・サガ』というドラマではダンカン・ジョーンズという役でそのシーズンのレギュラー出演者となった。また、ミュージカル『美女と野獣』『サンセット大通り』などに出演し人気を博した。メルボルンで上演された『キャロルス・バイ・キャンドルライト』、シドニーの『キャロルス・イン・ザ・ドメイン』では主役を務めた。

国際派として編集

最初に外国で知られるようになったのは、1998年にイギリス王立劇場での舞台『オクラホマ!』で主役カールを演じたことに始まる。この演技はローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされ、テレビ用に録画されたDVDがリリースされた。

ミッション:インポッシブル2』の撮影が2ヶ月延長され疲れきっていたダグレイ・スコットに変わり『X-メン』の主役ウルヴァリン役に抜擢された。ブライアン・シンガー監督は最初はラッセル・クロウにウルヴァリン役をオファーしていたが、クロウが『グラディエーター』をやったばかりという理由で断り、その際に同郷(クロウはニュージーランド生まれだが、幼少期からオーストラリアに移住している)のジャックマンを推薦していたという経緯があった(オーストラリアのラジオ番組トリプルM104.9FMでのジャックマン本人談より)。『X-メン』の原作出版社であるマーベル・コミックによるとジャックマンの身長(189cm)は原作のウルヴァリンよりも背が高いため(原作では160cm前後)、撮影ではバストショットをメインに使うなどのテクニックを駆使し、彼を実際の身長よりも低く見せることが必要とされた。『X-メン』は公開と同時に大ヒットとなり、ジャックマンはスターダムを駆け上がった。後に製作された続編でも彼は主役を演じた。ウルヴァリンを演じるにあたり、ボディ・トレーニングを必要とし、『メンズ・ヘルス』誌によると、彼は撮影が終わった時にはベンチプレス140kg、レッグプレス480kgを持ち上げられる程になっていた。

2004年にジャックマンはオーストラリア人作曲者兼俳優のピーター・アレンの生涯を描いたブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ボーイ・フロム・オズ』でトニー賞 ミュージカル主演男優賞を受賞。彼の卓越したパフォーマンスは多くの賞賛と共に2004年・2005年と同賞の主役となった。また、第58回トニー賞の司会を務め、エミー賞のIndividual Performance(Variety/Music Program)を受賞した。

2007年10月からCBSにてテレビドラマ『Viva Laughlin』のプロデュースを行うが、わずか2回の放送で打ち切られてしまった。これは2006年に放送されたABCの『エミリーの恋愛バイブル』に次ぐ最速記録でもある。

2008年の『ピープル』誌の「最もセクシーな男」に選出された。

2009年に第81回アカデミー賞の司会を務めた。同年4月21日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた。

2012年には、同名のミュージカルを映画化した『レ・ミゼラブル』に主人公のジャン・バルジャン役で出演した。本作品でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた。同映画のプレミアでは、トム・フーパー監督、キャメロン・マッキントッシュアン・ハサウェイアマンダ・サイフリッドらと共に、来日も果たした。

2014年には、トヨタクラウン』のCMに起用され、『あの素晴しい愛をもう一度』『キセキ』の英語版を歌っている。

2015年にマルコ・ポーロ(リボーン2015)として登場している。

2017年に『LOGAN/ローガン』に出演し、自身最後となるウルヴァリン役を演じた。

2018年には、『グレイテスト・ショーマン』にて、グラミー賞サウンドトラック・アルバム賞を受賞。ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

私生活編集

ジャックマンにとって初めてのテレビの仕事だった『コレリ』でオーストラリア人女優デボラ=リー・ファーネス(Deborra-Lee Furness)と出会い1996年4月に結婚。このストーリーは険悪な囚人(ジャックマン)がカウンセラー(デブラ)に恋するというものだった。ジャックマン夫婦は2度の流産を経験しており、現在は養子のオスカー・マクシミラン(男・2000年5月15日生まれ)とアヴァ・エリオット(女・2005年7月10日生まれ)と共にニューヨークに暮らす。

ジャックマンは自身がデザインした婚約指輪をデブラに贈り、そこにはサンスクリット語で「Om paramar mainamar」と刻まれており、翻訳すると「私達はこの絆を偉大なる原典に捧げる」となる[4]

2005年に長年のアシスタントであったジョン・パレルモと共に映画制作会社シード・プロダクションズに参加。同プロダクションの処女作は2007年公開の『Viva Laughlin』。妻デブラも同プロダクションに参加している。

オンライン掲示板「NNDB」によると、ジャックマンは非常に視力が悪く、コンタクトレンズを付けていなければメニューすらろくに読めないという。左利きで、ピアノギターバイオリンを演奏する。寿司が大好物。5個のボールをジャグリングすることができる。非常な嫌煙家で私生活のみならず劇中でもタバコを吸うことを拒んでいる。『X-メン』シリーズでは葉巻をしばしば吸っているシーンがあるが、これは自身が演じるウルヴァリンのキャラクターに合わせて演技の時のみ吸っている。

ナショナル・ラグビー・リーグManly-Warringah Sea Eaglesのサポーター。

ユーモアに溢れ、紳士的な性格である。食わず嫌い王決定戦に出演した際にアカデミー賞で階段で転んだジェニファー・ローレンスをいち早く助けた事を石橋貴明に讃えられ「あなただってあの場所にいたら助けていますよ。」と答えた後に「彼女は僕にトロフィーを取られたくないからすぐに立ち上がったよ」と笑いをとった。また、出演時に自ら子供の話をしており、息子と富士山に登ったエピソードや、嘘を見抜くために子供たちを叱る際に「パパは嘘をつく仕事をしているんだ。一日中何かを演じているから目を見たら嘘がわかるんだ」という事を語っていた。また共演者に食べ物を分けてあげたり、共演者の食べ物をもらったりしていた。(この時は体作りのために食事制限をしていたが、もらったものを残さず食していた。)しかし、番組では本人が思わず本音を話してしまい、一回戦で負けてしまった。

彼の父は英国軍のボクシングチャンピオンであった。『リアル・スティール』撮影の際にジャックマンがシュガー・レイ・レナードに指導を受けた際に父にその事を話した所「いままで見たこともないくらい」興奮したとジャックマンがメイキングで語っている。

2017年、鼻に出来た皮膚癌を除去し、80針を縫ったがグレイテストショーマンに出演。命にかかわる可能性があるにもかかわらず歌ってしまっていたと語られた。

主な出演編集

映画編集

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1999 Erskineville Kings ワース N/A
Paperback Hero ジャック・ウィリス N/A
2000 X-メン
X-Men
ローガン / ウルヴァリン 梁田清之(ソフト版)

磯部勉テレビ朝日版)

2001 ニューヨークの恋人
Kate and Leopold
レオポルド 家中宏(ソフト版)

東地宏樹日本テレビ版)

恋する遺伝子
Someone Like You
エディ・オールデン 小山力也(ソフト版)

宮本充(ネット配信版)

ソードフィッシュ
Swordfish
スタンリー・ジョブソン 山路和弘(ソフト版)

小山力也(日本テレビ版)

2003 X-MEN2
X2
ローガン / ウルヴァリン 山路和弘(劇場公開版)

磯部勉(テレビ朝日版)

2004 ヴァン・ヘルシング
Van Helsing
ガブリエル・ヴァン・ヘルシング 山路和弘(劇場公開版)

山寺宏一(テレビ朝日版)

ヴァン・ヘルシング アニメーテッド
Van Helsing: The London Assignment
声の出演 山路和弘
2005 ロスト・ストーリー 〜現代の奇妙な物語〜
Stories of Lost Souls
ロジャー 「Standing Room Only」に出演
2006 ハッピー フィート
Happy Feet
メンフィス 声の出演 てらそままさき
マウス・タウン ロディとリタの大冒険
Flushed Away
ロディ 松本保典
プレステージ
The Prestige
ロバート・アンジャー 山路和弘
ファウンテン 永遠につづく愛
The Fountain
トマス / トミー / トム・クレオ
タロットカード殺人事件
Scoop
ピーター・ライモン 東地宏樹
X-MEN: ファイナル ディシジョン
X-Men: The Last Stand
ローガン / ウルヴァリン 山路和弘(劇場公開版)

磯部勉(テレビ朝日版)

2008 彼が二度愛したS
Deception
ワイアット・ボーズ/ジェイミー・ゲッツ 製作 山路和弘
Uncle Jonny ラッセルおじさん N/A
オーストラリア
Australia
ドローヴァー 山路和弘
2009 ウルヴァリン: X-MEN ZERO
X-Men Origins: Wolverine
ローガン / ウルヴァリン
2011 X-MEN: ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class
カメオ出演
リアル・スティール
Real Steel
チャーリー・ケントン
雪花と秘文字の扇
雪花密扇
2011日本・中国映画週間で上映
2012 カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!
Butter
ボイド・ボルトン (吹き替え版なし)
ガーディアンズ 伝説の勇者たち
Rise of the Guardians
E・アスター・バニーマント 声の出演 檀臣幸
レ・ミゼラブル
Les Misérables
ジャン・バルジャン (吹き替え版なし)
2013 ムービー43
Movie 43
デーヴィス 「キャッチ」に出演 東地宏樹
ウルヴァリン: SAMURAI
The Wolverine
ローガン / ウルヴァリン 山路和弘
プリズナーズ
Prisoners
ケラー・ドーヴァー 東地宏樹(ソフト版)

山路和弘(BSジャパン版)

2014 X-MEN: フューチャー&パスト
X-Men: Days of Future Past
ローガン / ウルヴァリン 山路和弘
ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密
Night at the Museum: Secret of the Tomb
本人役 カメオ出演
2015 ぼくとアールと彼女のさよなら
Me and Earl and the Dying Girl
声の出演、カメオ出演

日本劇場未公開

チャッピー
Chappie
ヴィンセント・ムーア
PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜
Pan
黒ひげ 内田直哉
2016 イーグル・ジャンプ
Eddie the Eagle
ブロンソン・ピアリー 山路和弘
X-MEN: アポカリプス
X-Men: Apocalypse
ローガン / ウェポンX カメオ出演
2017 LOGAN/ローガン
Logan
ローガン / ウルヴァリン
グレイテスト・ショーマン
The Greatest Showman
P・T・バーナム
2018 デッドプール2
Deadpool 2
ローガン / ウルヴァリン 過去の映像を使用
フロントランナー
The Front Runner
ゲイリー・ハート英語版
2019 ミッシング・リンク
Missing Link
ライオネル・フロスト 声の出演

テレビ番組編集

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1994 Law of the Land チャールズ・マックレイ ゲスト出演 N/A
1995 Correlli ケヴィン・ジョーンズ N/A
Blue Heelers ブラッディ・ジャクソン ゲスト出演 N/A
1996 Snowy River: The McGregor Saga ダンカン・ジョーンズ ゲスト出演 N/A

CM編集

脚注編集

外部リンク編集