ビッグ4 (ヨーロッパ)

ビッグ4英語: Big Four)とは、ヨーロッパにおいて大きな影響力を保持するイギリスフランスドイツイタリアの4か国の総称である[1][2][3][4][5]。イギリスとフランスは公式の核兵器保有国かつ国際連合安全保障理事会常任理事国であり政治面・軍事面で世界的優位である一方、ドイツは名目GDP世界第4位の巨大市場を持ち、経済や技術の世界的主導国である。イタリアは世界最多の世界遺産を保有しており、文化面に影響力を持つ。また、四ヵ国すべてが名目GDP上位十か国以内に入る経済大国である。これらの国々は第一次世界大戦から第二次世界大戦の間にあたる戦間期よりヨーロッパ四大国と呼ばれ始め、現在ではG7G8G20OECDの主要なメンバーであり、列強にも数えられる。ヨーロッパ四大国とも呼ばれる。

イギリス、フランス、ドイツ、イタリアとその他EU加盟国

歴史編集

イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの4か国は戦間期のミュンヘン会談頃から「ヨーロッパ四大国」と呼ばれ始めた。イギリス、フランス、イタリアは日本と共に国際連盟の常任理事国の一員であり、ドイツは第一次世界大戦の敗戦以後に列強から脱落したもののナチス政権による経済復興を経て大国に数えられた。

第二次世界大戦では、ドイツとイタリアは日本と共に敗戦し、国際連合の常任理事国はアメリカ合衆国、イギリス、フランス、中国、ソビエト連邦の5か国となる。しかし、1950年代から1960年代にかけて日本、ドイツ、イタリアは高度経済成長を果たし列強に復帰、フランス・イギリス・アメリカ合衆国と共に第1回先進国首脳会議に参加した。

脚注編集

  1. ^ POLITICO,MallinderoMallinder, Lorraine (30 January 2008)EU’s ‘big four’ speak as one ahead of G7 in Tokyo
  2. ^ Jørgensen, Knud Erik; Laatikainen, Katie Verlin (1 January 2013) Routledge Handbook on the European Union and International Institutions: Performance, Policy, Power
  3. ^ Oecd.org. Retrieved 13 October 2014OECD Composite Leading Indicators: Reference Turning Points and Component Series“The Four Big European Countries are: France, Germany, Italy, and United Kingdom”
  4. ^ Debaere, Peter (11 August 2015)EU Coordination in International Institutions: Policy and Process in Gx Forums
  5. ^ INDEPENDENT,LichfieldtLichfield, John (3 October 2008)EU 'Big Four' in bailout row