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ビデオオプション (通称V-OPT)は、三栄書房の子会社・(株)サンプロスが発売から発売されていた、チューニングカー・ドリフト・ドラッグ・最高速などを特集する自動車愛好家向けセルビデオDVD)。

現在はネット配信のみとなっている。

初期はOPTIONの動画版と言っていい存在だったが、徐々にオリジナル路線にシフトして行なわれ、雑誌版との連動企画も用意されている。

概要編集

  • 初期は隔月26日発売であったが、オプションビデオ2との合併時に毎月26日の発売へシフト(現在はまた分離しているが、毎月発売のまま)。
  • Vol.153まではVHS(EXTRA TRACKが省かれている)も併売していたが、Vol.154突入を機に販売を終了。DVD一本に絞って販売が続けられていた。
  • Vol.289を最後にDVD販売が終了。新作はネット配信で行っている。
  • 兄弟作品としてドリフト天国ビデオオプション2ビデオなどがあった。
  • 昨今、注目されているドリフトをプロ化し、2001年より全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)を開催、毎年開催規模を拡大し、アメリカ・イギリスなど世界進出も果たす。2006年度はイギリスマレーシアニュージーランドにてシリーズ戦が開催されている。
  • 元祖ドリフトキング・土屋圭市などのレーサーや有名チューニングショップオーナーはもちろん、発売元会長だった稲田大二郎もレポーターとして毎号出演していた。ただ土屋・稲田の両名が2010年12月にD1グランプリからの離脱を表明したことに伴い、当分の間二人は出演しない方針[1]

主な出演者編集

主な特集内容編集

  • D1グランプリ
    • 現在のメイン企画。詳しくはリンク先参照。
  • サーキットスーパーラップ
    • チューニングカーによるグリップラン企画。詳しくはリンク先参照。
  • 湾岸の千葉君
    • 千葉」と名乗る男から投稿されてくるビデオを公開するコーナー。内容は最高速アタックや同乗体験オービスを光らせ、挙句の果てにはチャリンコで湾岸を爆走したり、しまいには免停や免許取消に伴う教習風景ラブホでのひとときなども収められた異色極まりない作品となっている。ゲストとしてスモーキー永田やRE雨宮代表の雨さんらが出演していた。2005年にスペシャルエディションとして単品販売もされた。なお、千葉君は元OPT2編集部員のヒデサトが演じている。
  • 変だわスモーキー
    • 最高速度狂のスモーキー永田の速度違反などを取り上げている。これも「湾岸の千葉君」同様、スペシャルエディションとして単品販売された。
  • 最高速アタック
  • いかす乗り物天国

現在は掲載が止まっている・終了した過去の企画編集

  • いかす走り屋チーム天国
    • D1グランプリが生まれる前のドリフトイベント。略称は「いか天」。企画自体はまだ実行されているが、掲載が『ドリフト天国』へと移動した。
  • Go!Go!大二郎
    • 稲田大二郎が様々な車に試乗する企画。車はF1カーから族車まで多種に及ぶ。しかし彼に対する嫌がらせの要素もあり[注 2]、130dbの音量が出せる車の中に閉じ込められたりもした。初回のタイトルが「Go!Go!Daijoro」と誤記した事がある。
  • 暴走一家水戸納豆レーシング
    • 織戸学飯田章トヨタ・AE86専門の走り屋チームを組ませ、読者マシンを紹介しながら各地を爆走する企画。織戸には特集号にて、一番嫌だった企画と言われてしまっている。企画当時には飯田の愛車だったハチロク(後述の「WORKBOX」にて製作)がライバル誌のホットバージョンに登場する一幕もあった。
  • 0-300km/hアタック
  • ヒラピー・章のWORKBOX
    • メカ音痴という設定の飯田章が自分だけのレース仕様ハチロクを作るため、チューナーである平岡寿道の下で各種工具のレクチャーを受けながらハチロクのチューニングを行う企画。マシンが完成したために企画も終了。

その他企画編集

  • ドライバー特集
  • クラッシュ映像集
    • D1グランプリで起きた爆笑、衝撃のクラッシュをまとめた物。
  • ダートオーバル
    • ツインリンクもてぎにかつて設けられていたダートオーバルコースで行われていたレース企画。初期はチューナーのみの参加だったが、後に一般人も参加するようになった。基本的に、車は後輪駆動車(FR)である事と安全面以外でのルールが存在しないため、ぶつけ合いのレースになる。途中、稲田大二郎が横転したことも。
  • 自動車サッカー
    • 自動車でサッカーをしてしまおうというむちゃくちゃな企画。ボールは特注品で15万円したらしいが、車は廃車寸前のものを使用している。なお、ルールとしては「サイドラインはない」「ガードレールの跳ね返りを活かしてプレーは続行」「運転席へのチャージは即レッドカード」などの独自のものが盛り込まれる以外、普通のサッカーのルールに順応している。
  • 実物大ラジコンレース(目隠しラジコンレース)
    • マシン一台とドライバーふたりで一チームと見なし、ひとりは目隠しをしてマシンに乗り込み、もうひとりはスポッター地点から目隠しをしている相方に指示を飛ばす。当然左右を間違えてしまえばクラッシュは日常茶飯事的に起こる。
  • トレインカーレース
    • 実際にアメリカで行なわれている同名レース。前のクルマ(エンジンはかかりブレーキは効かない)と後ろのクルマ(ブレーキが効きエンジンはかからない)をチェーンでつなぎ、息が合わないと強烈な引っ張り音と共に身体に衝撃が走る。第二ヒートで稲田がダートオーバル以来の横転クラッシュを喫したいわくつきのレースでもある。
  • 8の字レース
    • トレインカーレース同様、実際にアメリカで行なわれている同名レース。8の字状にラインを引いたコースを走る。一台でも周回遅れが出れば交差点で激しいTボーンクラッシュが起こるのは目に見えているという危険なもの。このレースだけは反時計回りに周回することを考慮してか、セーフティ21の提供で運転席側に強固なサイドバーが組まれている。しかし予想に反し、収録当日はコーナー付近で接触が相次ぎ、しまいには炎上するマシンまで出てくるというサバイバルレースとなった。

V-OPT BEST スペシャルエディション編集

今まで人気のあった連載企画を1本にまとめて発売する物。4本発売されている(#3は売り切れており、現在は増刊号の#5に内包されている)。DVDのみの発売であり、販売本数限定、販売方法は通販のみ。

  • V-OPT BEST スペシャルエディション#1 Go!Go!大二郎の大冒険
    • Go!Go!大二郎+いかす乗り物天国の総集編。
  • V-OPT BEST スペシャルエディション #2 ヒラピー・章のTUNED AE86 by WORKBOX
    • 終了企画の項にある同タイトル企画総集編。
  • V-OPT BEST スペシャルエディション #3 暴走一家水戸納豆レーシング
    • 終了企画の項にある同タイトル企画総集編。
  • V-OPT BEST スペシャルエディション #4 2003 D1 GRANDPRIX ON BORD CAMERA Special
    • 今までDVD映像特典として収録されていたD1GP中のオンボードカメラ画像をまとめたもの。
  • V-OPT BEST スペシャルエディション #5 ハチロク虎の巻
    • #2の「ヒラピー・章のTUNED AE86 by WORK BOX」、#3の「暴走一家水戸納豆レーシング」にプラス一本増量された増刊号で、3枚組のDVDを内包している。#2と#3はこれまでと同様だが、新たに「レーシングハチロク1999」という、ハチロクでの全日本GT選手権(現・SUPER GT)参戦記録が収められたものが追加されている。

V-OPT コレクターズエディション編集

スペシャルエディションの後を継いで発売になった。#○といった号数が入らなくなった。現在9本発売されている。

  • 湾岸の千葉君
    • 主な特集内容の項にある同タイトル企画総集編。
  • 変だわスモーキー
  • 脱線クルースペシャル
    • 東京オートサロンにて、キャンギャルを変なアングルから撮った物。緊急避難用として、V-OPT Vol.1も収録されている。
  • とっくりのSSS(スリーエス)
    • ガレージザウルスの代表にして(自称)アイドルドラッガーの「とっくりさん」こと林徳利(なるとし)の活躍をまとめたビデオ。OPT2ビデオの名物企画であったSSS(スーパー・ストリート・シリーズ)と呼ばれるゼロヨンシリーズを転戦するとっくりさんの活躍が観られる。
  • GO!GO!大二郎の大冒険
    • 稲田大二郎の珍車&名車チューンドカー試乗記をまとめたビデオ。しかもクルマのみならず戦闘機に同乗した模様も納められている。
  • カワサキ編集長のDIY天国
    • ドリフト天国の編集長・川崎隆介のDIY挑戦記をまとめたビデオ。だいたいは細かい作業をうまくできずにブチ切れてしまう川崎編集長の醜態が納められているのだが、「DIYでできるチューニング」というコンセプトはしっかりと入っている。
  • ラーマン山田の人体実験
    • OPT方面では「ラーマン」で通っているレーシングドライバーの山田英二による人体実験の模様をまとめたビデオ。オフセット衝突からレーシングスーツの耐火実験(レーシングスーツを着て火炙り)、5点式シートベルトを付けて車を横転させる実験、はてはバケットシートのホールド性(バケットシートに座らせて最大75度の横傾斜にさらされる)や触媒の浄化作用を自らの呼吸器を使って計るもの(ホースで排気ガスを車内に引き込みパワーチェック)まで、明らかに命にかかわるテストを通じてチューニングパーツやレーシングギアの信頼性を立証している。
  • ドリフト野郎挑戦記! 爆走!! American Race Challenge
    • ビデオオプションの隠れた名物企画である、日本のトップドリフターによる海外レースへの参戦記をまとめたビデオ。織戸選手が挑戦したアメリカ伝統のレース・NASCARや、野村選手が挑戦したミジェットカーレース、出水田裕樹選手が挑戦したサンドドラッグレースなど、アメリカの名レースを見ることができる。
  • すごいよ! 熊ちゃん
    • D1グランプリ副会長であり、エビスサーキットの支配人である熊久保信重選手のすべてに迫れるビデオ。2枚構成となっており、1枚目は熊久保選手がモトクロスライダーからドリフターになるいきさつや、神業ともいえる追走テクニックのすべてを教えてくれる。2枚目はビデオオプション未収録の2007年度D1グランプリ・シリーズフィナーレ戦の模様が納められている。

死亡事故編集

1998年、日本自動車研究所の谷田部高速周回路にて改造を施されたシビックで最高速アタックが行われていた際に、OPTION2編集長であるマサ・サイトーこと、斎藤政夫編集長が急逝する事故が起きてしまった。これにより暫く最高速に関わる企画を自主規制する事になった。しかし、稲田大二郎がBLITZ・R-348プロジェクトを始める際「公道で最高速アタックをするのはOPTIONの特権だ」と言い放った事から、再開された。その後、オーバルでの企画再開があったのだが、当時OPTION本誌編集長であった「フユ編」は、かつて仲間を失った企画を掲載するか否かに真剣に迷ったとの事。

現在、谷田部はつくばエクスプレスの設置によって移転・廃止され、現在はワーカム北海道と呼ばれる、谷田部よりも設計速度が高い高速周回路を使用して最高速アタックが行われている。

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 初期では谷田部を使っていたが、死亡事故(別項)にて封印し、現在では曙ブレーキ工業の高速周回路や、いすゞグループワーカム北海道を使用
  2. ^ ナレーターの難波圭一曰く、「GoGoを地獄に突き落とす企画」
  3. ^ バンク角やカーブ曲率によってデータが変わってしまうため比較が出来ない

出典編集

  1. ^ これからの事 - 土屋圭市オフィシャルサイト・2011年1月1日

関連項目編集

外部リンク編集