ビブリス・パテラ(Biblis Patera)は火星火山の一つ。北緯2.7度東経235.4度にあり、タルシス火山群に近接する。ユリシーズ・パテラとともにオリンポス火山タルシス山地の中間地点にある。マーズ・エクスプレスの高解像度ステレオカメラ(HRSC)によって2004年11月8日に発見された。長さ約170km、幅100km、周囲よりも約3km高くなる。火山の中央はカルデラで、噴火によってマグマ溜まりが崩れた結果生じたとみられる。カルデラの直径は53km、深さは4km。

Biblis Patera

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