アンクレイブ (ENCLAVE) は、GMが製造、ビュイックブランドで販売される、フルサイズ高級クロスオーバーSUVである。

初代(2008–2017年) 編集

ビュイック・アンクレイブ
 
初代 前期型
 
初代 後期型
概要
製造国   アメリカ合衆国
  中華人民共和国
ボディ
乗車定員 7/8名
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式 FF
AWD
プラットフォーム GM・ラムダプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 3.6L V6
変速機 6速AT
車両寸法
ホイールベース 3,020mm
全長 5,125-5,130mm
全幅 2,005mm
全高 1,835mm(2008-2009)
1,840mm(20010-2013)
1,820mm(2013-2017)
車両重量 2,168-2,261kg
系譜
先代 ビュイック・レイニア
ビュイック・ランデヴー
ビュイック・テラーザ
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2006年北米国際オートショーにおいてコンセプトカーとして発表。プラットフォームシボレー・トラバースGMC・アカディアと同じラムダプラットフォームを採用する。また、デザインについては2003年の北米国際オートショーに出展されたコンセプトカーのセンティームをベースとした。

ビュイック・レイニア、ランデヴー、テラーザの3車種を統合した後継モデルとして2007年5月に販売を開始した。2008年からは中国市場での販売も開始された。

生産は、他のラムダプラットフォーム採用車とともに、ランシングのランシング・デルタ・タウンシップ組み立て工場において行われる。

2012年4月、ニューヨーク国際オートショーにてフェイスリフトを受けた2013年モデルが発表された[1]ラクロスと同様のテイストを持つキセノンHIDヘッドライト、ボンネットフード、ウォーターフォールグリルをはじめ、LEDテールランプ、バンパー一体型エキゾーストパイプが与えられた。インテリアも上質化が図られ、センタースタックにはビュイックの新しいインフォテインメントシステムであるIntelliLinkが搭載された。また、シボレー・トラバースと同様に世界初のフロントセンターエアバッグ標準装備車種となる。

2代目(2017年-) 編集

ビュイック・アンクレイブ
 
2代目
概要
製造国   アメリカ合衆国
ボディ
乗車定員 7/8名
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式 FF
AWD
プラットフォーム GM・C1XXプラットフォーム
パワートレイン
エンジン V6 3.6L
変速機 9速AT
車両寸法
ホイールベース 3,070mm
全長 5,190mm
全幅 2,000mm
全高 1,780mm
車両重量 1,977kg
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2017年4月、ニューヨーク国際オートショーで2代目アンクレイブを公開した。

先代と同様にシボレー・トラバースと共通のプラットフォームを採用している。

車名 編集

「ENCLAVE」は、「飛び地」を意味する英語である。

脚注 編集

  1. ^ Buick Introduces the New 2013 Enclave”. GM Media Online (2012年4月3日). 2012年4月5日閲覧。

外部リンク 編集