ビリー・テイラー・トリオ

ビリー・テイラーのアルバム

ビリー・テイラー・トリオ』(Billy Taylor Trio) は、アメリカ合衆国ジャズピアニストであるビリー・テイラー1953年から1954年にかけて作曲してシングルとして発表した作品を集めたプレスティッジ・レコードのアルバム[2]。このアルバムは、1955年から1956年にかけて2枚のアルバムとしてリリースされ[3][4]、その後1995年に1枚のCDとしてリリースされた[1]。日本では、2013年にオリジナルのLP盤2枚に準じた内容により、CD2枚でリリースされている[3][4]

ビリー・テイラー・トリオ
ビリー・テイラースタジオ・アルバム
リリース
録音 1952年11月18日12月10日
1953年11月2日12月29日
ニューヨーク
ジャンル ジャズ
レーベル プレスティッジ・レコード
PRLP 7015 / PRLP 7016
ビリー・テイラー アルバム 年表
Jazz Live at Storyville
(1952年)
Billy Taylor Trio
(1952年
-1953年)
Cross Section
(1953年
-1954年)
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic4/5stars[1]

トラックリスト 編集

特記のない曲は、ビリー・テイラーの作曲作品。

1995年のCD 編集

  1. 誰にも奪えぬこの想い (They Can't Take That Away from Me)(ジョージ・ガーシュウィンアイラ・ガーシュウィン)- 3:02
  2. オール・トゥー・スーン (All Too Soon)(デューク・エリントンカール・シグマン英語版) - 2:50
  3. アクセント・オン・ユース (Accent on Youth)(ヴィー・ローンハースト (Vee Lawnhurst)、トット・シーモア (Tot Seymour))- 3:03
  4. ギヴ・ミー・ザ・シンプル・ライフ (Give Me the Simple Life)(ルーブ・ブルーム英語版ハリー・ルビー英語版)- 2:52
  5. リトル・ガール・ブルー (Little Girl Blue)(ローレンツ・ハートリチャード・ロジャース)- 4:29
  6. マン・ウィズ・ア・ホーン (Man With a Horn)(エディ・デランジ英語版、ジャック・ジェニー (Jack Jenney])、ボニー・レイク (Bonnie Lake))- 3:17
  7. レッツ・ゲット・アウェイ・フロム・イット・オール (Let's Get Away from It All)(トム・アデア英語版マット・デニス英語版)- 2:21
  8. ラヴァー (Lover)(ハートロジャース)- 4:48
  9. クール・アンド・カレッシング (Cool and Caressing) - 3:21
  10. フー・キャン・アイ・ターン・トゥ (Who Can I Turn To?)(レスリー・ブリッカス.英語版アンソニー・ニューリー)- 3:22
  11. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ (My One and Only Love)(ロバート・メリン英語版ガイ・ウッド英語版)- 3:15
  12. テンダリー (Tenderly)(ウォルター・グロス英語版ジャック・ローレンス)- 3:17
  13. アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング (I've Got the World on a String)(ハロルド・アーレンテッド・ケーラー)- 2:59
  14. バード・ウォッチャー (Bird Watcher) - 2:56
  15. B.T’s D.T’s (B.T.'s D.T.'s) - 5:01
  16. ヘイ・ロック (Hey Lock)(エディ・"ロックジョー"・デイヴィス英語版)- 5:18
  17. ザッツ・オール (That's All)(アラン・ブラント (Alan Brandt)、ボブ・ヘイムズ英語版)- 3:05
  18. イッツ・ザ・リトル・シングス・ザット・ミーン・ソー・マッチ (The Little Things That Mean So Much)(ハロルド・アダムソン英語版テディ・ウィルソン)- 3:07
  19. 首尾よく行けば (Nice Work If You Can Get It)(ガーシュウィンガーシュウィン)- 3:08
  20. 飾りのついた四輪馬車 (The Surrey with the Fringe on Top)(オスカー・ハマースタイン2世ロジャース)- 2:54

録音はいずれもニューヨークで、1952年11月18日(トラック1-4)、12月10日(トラック5-8)、1953年11月2日(トラック9-16)、12月29日(トラック17-20)におこなわれた。

オリジナルLP盤 編集

オリジナルのLP盤では、CDのトラック1-8 と 16 が「Vol. 1」、トラック9-15 と 17-20 が「Vol. 2」に相当しており、曲順も大きく異なっていた。

2013年にはこのトラックリストによるCD2枚の日本盤がリリースされた[3][4]

Volume 1[3]
  1. (A1) マン・ウィズ・ア・ホーン
  2. (A2) レッツ・ゲット・アウェイ・フロム・イット・オール
  3. (A3) オール・トゥー・スーン
  4. (A4) 誰にも奪えぬこの想い
  5. (A5) アクセント・オン・ユース
  6. (A6) ギヴ・ミー・ザ・シンプル・ライフ
  7. (B1) ラヴァー
  8. (B2) リトル・ガール・ブルー
  9. (B3) ヘイ・ロック
Volume 2[4]
  1. (A1) ザッツ・オール
  2. (A2) イッツ・ザ・リトル・シングス・ザット・ミーン・ソー・マッチ
  3. (A3) 首尾よく行けば
  4. (A4) 飾りのついた四輪馬車
  5. (A5) クール・アンド・カレッシング
  6. (A6) テンダリー
  7. (B1) アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング
  8. (B2) バード・ウォッチャー
  9. (B3) フー・キャン・アイ・ターン・トゥ
  10. (B4) マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
  11. (B5) B.T’s D.T’s

パーソネル 編集

脚注 編集

  1. ^ a b Allmusic Review accessed August 21, 2012
  2. ^ Prestige Records discography accessed August 21, 2012
  3. ^ a b c d Billy Taylor Trio – Billy Taylor Trio Vol. 1 - Discogs (発売一覧)
  4. ^ a b c d Billy Taylor Trio – Billy Taylor Trio Vol. 2 - Discogs (発売一覧)