雪印ビーンスターク株式会社(ゆきじるしビーンスターク)は育児用粉乳及びベビーフード、ベビー関連用品を製造・販売するメーカー。

雪印ビーンスターク株式会社
Bean Stalk Snow Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
160-0003
東京都新宿区四谷本塩町5-1
本店所在地 065-0043
北海道札幌市東区苗穂町6丁目1-1
設立 2002年8月7日(ビーンスターク・スノー株式会社)
業種 食料品
法人番号 3430001028119 ウィキデータを編集
事業内容 育児用粉乳・離乳食などの育児関連商品及び機能性食品などの研究開発、製造・販売
代表者 代表取締役社長 内田彰彦
資本金 5億円
売上高 102億4400万円
(2023年3月期)[1]
営業利益 2億0600万円
(2023年3月期)[1]
経常利益 2億0300万円
(2023年3月期)[1]
純利益 100万円
(2023年3月期)[1]
純資産 23億3100万円
(2023年3月期)[1]
総資産 90億0300万円
(2023年3月期)[1]
決算期 3月31日
主要株主 雪印メグミルク株式会社 80%
大塚製薬株式会社 20%
外部リンク https://www.beanstalksnow.co.jp/
テンプレートを表示

2016年4月1日にビーンスターク・スノー株式会社から社名を変更した(英文社名は変更なし)。

概要 編集

前身は雪印乳業(現:雪印メグミルク)の育児品事業部であり、雪印集団食中毒事件、さらに雪印牛肉偽装事件の後、大塚グループの支援の元、2002年に大塚製薬と雪印乳業が共同出資して設立。現在は雪印メグミルクグループの一員である。大塚グループの持株会社である大塚ホールディングスはグループに数えていない。本社は東京都新宿区四谷本塩町と、登記上の本店として北海道札幌市東区苗穂町にある。

社名の「ビーンスターク」とは童話『ジャックと豆の木』に登場する一晩で伸びる豆の木のことで、すくすくと育っていく子供のイメージに照らし合わせて共通ブランドとしている。

なお大塚グループは元々、哺乳びんなどベビー用品事業には参入していたが、現在は哺乳びん、ベビー用のポカリスエットや薬用スキンケア商品を含め、全ビーンスタークブランド商品を雪印ビーンスタークが販売している。

なお、「ビーンスターク」は両社での共通のブランドとなっており、大塚製薬では2011年4月に事業所内保育所として「ビーンスターク保育園とくしま」を開設した[2]

沿革 編集

旧雪印乳業の育児品事業を中心とする

  • 1951年 - 粉ミルク『ビタミルク』発売。
  • 1970年 - 粉末タイプのベビーフードを発売。
  • 1982年 - 成分を母乳に更に近づけた『ネオミルク』を発売。
  • 1985年 - ベビーおやつを発売。
  • 1993年 - レトルトタイプのベビーフードを発売。
  • 2002年 - 一連の不祥事発覚により、雪印乳業から分社化。雪印乳業80%、大塚製薬20%の出資で、ビーンスターク・スノーを設立。
  • 2003年 - 粉ミルク『ビーンスターク すこやか』を発売
  • 2005年 - 機能性食品『ビーンスターク ハキラ』を発売
  • 2007年 - 機能性食品市場に本格参入、「ライフナビゲートフーズ」ブランドを立ち上げる。『ファインスリム』『モンダミンタブレット ハレガード』『ウルトラ ハレガード』を発売。9月より、元の親会社である雪印乳業向けに、粉ミルク『ぴゅあ』『たっち』の製造を開始。
  • 2015年 - 第3回全国母乳調査を開始。
  • 2016年 - 雪印ビーンスタークに社名変更。

商品 編集

  • 粉ミルク
    • 「すこやか」「つよいこ」「ペプディエット」「pm」など
    • 雪印ブランド「ぴゅあ」「たっち」など
  • ベビーフード(ドライ・レトルト・フリーズドライ・おやつ)
  • 哺乳瓶・スキンケア商品
  • ピュリファンP(消毒薬)
  • ハキラ(虫歯予防口中清涼菓子)
  • 機能性食品『モンダミンタブレット ハレガード』
  • 機能性食品『ウルトラ ハレガード』
  • ダイエット食品『ファインスリム』
  • 北海道スキムミルク(雪印メグミルクからの受託製造)

など

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 雪印ビーンスターク株式会社 第21期決算公告
  2. ^ 大塚製薬、大阪に事業内保育所第2号を開園

外部リンク 編集