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ピエール・ポルトPierre Porte1944年10月 - )は、フランスピアニスト指揮者作曲家編曲家

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略歴編集

1944年10月、フランス・マルセイユ生まれ。7歳の時からマルセイユとツーロンの音楽院へ通い、本格的にピアノを習い始める。クラシック音楽を学びながらも、当時ラジオで聴くポピュラー音楽にも関心を持ち、12歳で早くも仲間とバンドを組んで、自身のオリジナル曲を演奏していた。

16歳で2つの音楽院を修了。その頃、マルセイユから約15Km離れたエクサン・プロバンスという町で毎年行われるクラシックの音楽祭で、ダリウス・ミヨーの薦めでパリに行って学ぶことを決意。17歳でパリ音楽院・作曲科に入学。在学中、音楽院の作曲部門の賞を全て独占し、同学科を首席で卒業。それと同時にレコード会社と契約し、自らアーティストとして、また、作・編曲家としての活動を開始。シャルル・アズナヴールシルヴィ・ヴァルタン等の歌手との共演、TV音楽番組への参加や監修等を経て、1976年に自分の楽団を結成しデビューする。また、映画「華麗なる関係」、「パリの灯は遠く」、「テス」等の音楽も担当する。その後、パリの有名な音楽ホールである「ムーラン・ルージュ」や「フォリー・ベルジュール」等の音楽監督もしている。

日本では1980年2月に、ビクター音楽産業からアルバム「夢見る国への旅」(フランスでは3枚目のアルバム)でデビューし、当初から現在でも所属レコード会社は変わらない。一般的には、TBS系「Gメン'75」の最後の1年間と「Gメン'82」のテーマ曲である「アゲイン(黄金色の嵐)」(「Gメン’75シングルコレクション」のみ、日本コロムビアから発売された。同時にSONYの夏木マリの‘ウィング’も収録された)で有名になり、その後1985年秋に、日本テレビ系「金曜ロードショー」のテーマ曲である「フライデー・ナイト・ファンタジー」で一躍その名が知れ渡るようになり、これが日本での彼の代表曲となっている。

自身の楽団の活動における主な代表曲編集

  • フライデー・ナイト・ファンタジー」(Cris D'amour)
    彼自身による作品。トランペット・ソロは日本人トランペット演奏家である数原晋が、"ドミニク・ドラース"の名義で、日本で演奏、録音している。日本テレビ系「金曜ロードショー」のテーマ曲として日本テレビからの依頼を受け、1985年に作曲し発表。同番組のテーマ曲としては、1985年10月 - 1997年3月まで使われた。なお、別にポルト自身のピアノをフィーチャーしたピアノヴァージョンもある。また、歌手の刀根麻理子は、この曲に自作の日本語の歌詞を付けて、「夜からの旅立ち 〜フライデーナイト・ファンタジー〜」という題名の歌を歌っている。
  • アゲイン(黄金色の嵐)
    TBS系「Gメン'75」の最後の1年間と「Gメン'82」のオープニングテーマ曲。若草恵がテレビ用に編曲したもの(演奏はコロムビアオーケストラ)が、同番組の第309話から最終の355話までに使われた。ピエール・ポルト自身の曲をピエール・ポルト・オーケストラでの演奏は、307話のオープニングと,308話の初頭部分に二回のみ使用された。また、同曲に歌詞を乗せたヴォーカルバージョン(作詞:佐藤純弥、編曲:若草恵、歌:しまざき由理)は第308話 - 第354話で使われた(308話は演奏が異なる)。

ピエール・ポルト自身の編曲によるピエール・ポルト・オーケストラ版は、第307話のOP(赤文字のスポットクレジット式)と、第308話でのトップシーンで使われた。放送当時リリースされたレコードではシングルでは、コロムビアからは若草恵編曲のコロムビアオーケストラ演奏の物が、ヴォーカルのアゲインのB面に収録されており、ビクターからも並行してピエールポルト・オーケストラ演奏のシングル盤が発売をされていた。ビクターは、ヴォーカルが無いので、B面にはピエール・ポルトオーケストラの、違う楽曲の演奏が収録されていた。両社のシングル盤のカバーの写真は、この時のGメンのメンバー(丹波哲郎、若林豪、鹿賀丈史、千葉裕、セーラ・v・ロウエル、笵文雀、江波杏子)が、同じ衣装で、並びも同じ順序の写真が使われていた。 LPのアルバムはコロムビアから発売され、主に、しまざき由理のヴォーカルエンディング曲を主に収録してあり、インストゥルメンタルの演奏は、コロムビアオーケストラの演奏の収録と、GMEN'75のテーマはスーパーオーケストラの演奏が、収録されていたLP「アルバム面影」、「アルバム道」等が発売されていた。 後に発売されたCDのアルバム「Gメン’75シングルコレクション」には、ビクターのピエール・ポルト、ソニーの夏木マリの音源も使用され、「アゲイン」のみではあるがピエール・ポルトの作品がコロムビアから発売されることとなった。ビクターの自身のアルバムにはポルト編曲のバージョンが収録されている。

  • 「哀しみのテス」(Tess Song)
    ポルトとC.Nadalによる共作。1979年に公開された、イギリス・フランス合作映画「テス」のイメージ・テーマ曲。
  • 哀愁のアダージョ」(T'en va Pas)
    フランス映画「悲しみのヴァイオリン」の主題歌。カヴァー曲。一般的には「哀しみのアダージョ」という曲目で通っているが、ポルトの演奏では前記の題名となっている。日本でも、原田知世が自身のアルバムで、大貫妙子の訳詞で「彼と彼女のソネット」という題で発売していた。
  • 「ラブ・ワールド」(Monde D'mour)
    いずみたく作曲。1980年に、当時のエフエム東京の番組「ワールド・オブ・エレガンス」のテーマ曲を、番組側からポルトに再アレンジと演奏をして欲しいと依頼されて実現した。

関連項目編集

弟子編集