ピロ硫酸カリウム

ピロ硫酸カリウム
	IUPAC名 dipotassium (sulfonatooxy)sulfonate
	別称 Potassium pyrosulphate; potassium disulfate
識別情報
CAS登録番号	7790-62-7
PubChem	62681
ChemSpider	56432
	SMILES [O-]S(=O)(=O)OS(=O)(=O)[O-].[K+].[K+];
	InChI InChI=1S/2K.H2O7S2/c;;1-8(2,3)7-9(4,5)6/h;;(H,1,2,3)(H,4,5,6)/q2+1;/p-2 Key: KAQHZJVQFBJKCK-UHFFFAOYSA-L ; InChI=1/2K.H2O7S2/c;;1-8(2,3)7-9(4,5)6/h;;(H,1,2,3)(H,4,5,6)/q2+1;/p-2 Key: KAQHZJVQFBJKCK-NUQVWONBAQ;
特性
化学式	K2O7S2
モル質量	254.32 g mol−1
密度	2.28 g/cm3
融点	325 °C, 598 K, 617 °F
水への溶解度	可溶
危険性
Rフレーズ	R36 R38
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ピロ硫酸カリウム（または、二硫酸カリウム、Potassium pyrosulfate）は、化学式：K₂S₂O₇で表される無機化合物である。

製造編集

硫酸水素カリウムなどのを熱分解することで製造される^[1]。

{\ce {2KHSO4 -> K2S2O7\ + H2O}}

しかし、600℃以上の温度になると、そこから硫酸カリウムと三酸化硫黄に分解される^[2]。

{\ce {K2S2O7 -> K2SO4\ + SO3}}

ピロ硫酸カリウムは主に分析化学で利用される。定量分析前に試料を完全に溶解するために、ピロ硫酸カリウム（もしくは、フッ化カリウムとの混合物）に溶融させる^[3]^[4]。

三酸化硫黄の工業生産において、五酸化バナジウムと共に触媒として使用される^[5]。

ピロ硫酸カリウム

IUPAC名 dipotassium (sulfonatooxy)sulfonate
別称 Potassium pyrosulphate; potassium disulfate
識別情報
CAS登録番号	7790-62-7
PubChem	62681
ChemSpider	56432
SMILES [O-]S(=O)(=O)OS(=O)(=O)[O-].[K+].[K+]
InChI InChI=1S/2K.H2O7S2/c;;1-8(2,3)7-9(4,5)6/h;;(H,1,2,3)(H,4,5,6)/q2+1;/p-2 Key: KAQHZJVQFBJKCK-UHFFFAOYSA-L InChI=1/2K.H2O7S2/c;;1-8(2,3)7-9(4,5)6/h;;(H,1,2,3)(H,4,5,6)/q2+1;/p-2 Key: KAQHZJVQFBJKCK-NUQVWONBAQ
特性
化学式	K₂O₇S₂
モル質量	254.32 g mol⁻¹
密度	2.28 g/cm³
融点	325 °C, 598 K, 617 °F
水への溶解度	可溶
危険性
Rフレーズ	R36 R38
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。