ピンク・ピクルスは、茶木みやこと小林京子が1971年に結成したフォークデュオ。

ピンク・ピクルス
出身地 日本の旗 日本
ジャンル フォークソング
活動期間 1971年 - 1972年
レーベル テイチクレコード
メンバー 茶木みやこ・小林京子

解説 編集

1970年同志社女子大学在学中、中学校より同級生だった茶木みやこ(1950年5月20日生まれ、京都府出身)と小林京子(こばやし きょうこ、1951年1月24日生まれ、大阪府高槻市出身)により、フォークデュオ「ピンク・ピクルス」を結成した。グループ名の由来は、京都にちなんで、「柴漬け」の意味。名付け親は諸口あきら

1971年にMBSラジオで紹介された「僕にさわらせておくれ」にリクエストが殺到したことがきっかけとなり、1年限定の活動で、同年3月に同曲でメジャー・デビュー

丸物WAIWAIカーニバル(ラジオ京都)で笑福亭鶴光笑福亭鶴瓶と司会[1]

1972年に解散。

全国的に注目されたのは、解散後の1972年に発売された、自殺した伝説のマラソンランナー円谷幸吉の遺書を元に作られた「一人の道」だった。

2016年10月16日に、NHK BSプレミアムで放送された特番『ザ・フォークソング~青春のうた~』出演のため、一夜限定で再結成し、「一人の道」も歌った[2][3][4]

ディスコグラフィー 編集

※ すべてテイチクレコードより発売。

シングル 編集

発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
1971年3月25日 EP SN-1087[注釈 1] A 僕にさわらせておくれ 戸田良子 大杉文雄二村健二 山屋清
B 小さな恋 島田光代
1971年9月5日 EP SN-1166[注釈 2] A 天使が恋をおぼえたら 北山修 加藤和彦 青木望
B 五時になったら 藤良朗 加瀬賢三
1972年1月10日 EP SN-1205[注釈 3] A 一人の道 今江真三郎 茶木みやこ 山屋清
B あなたの手紙

アルバム 編集

発売日 規格 規格品番 アルバム 備考
1971年12月5日 LP SL-83 FOLK FLAVOR

A面

  1. 僕にさわらせておくれ
  2. アイ・ネヴァー・ウイル・マリー
  3. あなたの手紙(アルバム・ヴァージョン)
  4. 愛の喜び
  5. 小さな恋
  6. 島原地方の子守唄

B面

  1. 天使が恋をおぼえたら
  2. 愛のかけら
  3. そんなステキな
  4. 一人の道
  5. 鐘の音に導かれて
  6. 想い出のグリーン・グラス

<ボーナス・トラック>

  1. 五時になったら
  2. サークル・ゲーム(未発表ライヴ)
  3. 小さな貝がら(未発表ライヴ)
  4. あなたの手紙(シングル・ヴァージョン)
  5. 島原地方の子守唄(オリジナル・テイク)
  6. 想い出のグリーン・グラス(オリジナル・テイク)
  7. 僕にさわらせておくれ(オリジナル・カラオケ)
2004年10月21日 CD TECH-25026 ボーナス・トラック7曲収録。

2004年24bitデジタル・リマスタリング

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ オリコン最高48位、登場回数13回、売上4.5万枚。
  2. ^ オリコン最高61位、登場回数12回、売上3.7万枚。
  3. ^ オリコン最高31位、登場回数18回、売上8.8万枚。

出典 編集

  1. ^ 落語家たちが駆け抜けた深夜放送【2】鶴光!三枝!嘉門達夫!MBS「ヤンタン」パーソナリティの黄金時代2020年10月7日閲覧。
  2. ^ 伝説デュオ「ピンク・ピクルス」が44年ぶり復活 「一人の道」歌う2020年10月1日閲覧。
  3. ^ ピンク・ピクルス、今秋NHKで44年ぶり再結成2020年10月1日閲覧。
  4. ^ NHK BSプレミアム「ザ・フォークソング 〜青春のうた〜」でピンク・ピクルスが44年ぶり一夜限りの再結成2020年10月1日閲覧。