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ファイナル・デッドブリッジ

ファイナル・デッドブリッジ』(Final Destination 5)は、2011年アメリカ映画。『ファイナル・デスティネーション』シリーズの5作目であり、『ファイナル・デスティネーション』と直接的な繋がりがある。前作に続いて3Dで撮影・公開された。日本では公開時3D映画初のR18+指定を受けた。

ファイナル・デッドブリッジ
Final Destination 5
監督 スティーヴン・クォーレ
脚本 エリック・ハイセラー
製作 クレイグ・ペリー
ウォーレン・ザイド
製作総指揮 エリック・ホルムバーグ
シーラ・ハナハン・テイラー
リチャード・ブレナー
ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
出演者 ニコラス・ダゴスト
エマ・ベル
マイルズ・フィッシャー
アーレン・エスカーペタ
デヴィッド・ケックナー
トニー・トッド
音楽 ブライアン・タイラー
撮影 ブライアン・ピアソン
編集 エリック・シアーズ
製作会社 ニュー・ライン・シネマ
プラクティカル・ピクチャーズ
ザイド・ピクチャーズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 2011年8月12日
日本の旗 2011年10月1日
上映時間 92分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000[1]
興行収入 $157,887,643[1]
前作 ファイナル・デッドサーキット 3D
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ストーリー編集

主人公のサムたちは会社の研修旅行の中、工事が続く巨大な吊り橋であるノースベイ・ブリッジをバスで渡ろうとしていた。 その瞬間、サムは自然災害により突如として橋が崩れ落ち、同僚や上司が次々と死んでいく凄惨な予知夢を見る。 パニックに陥ったサムは周りに危険を知らせると、恋人モリーを連れ橋から避難、彼らを含め8人の社員が奇跡的に事故から生き延びる。

しかし、逃れられない死の運命は、形を変えて生き延びた者たちに刻一刻と忍び寄るのだった。

登場人物編集

ラッキー8編集

サムの予知夢で奇跡的に生き延びた8人。それにより、橋の事故をニュースに取りあげるマスコミから「ラッキー8」と呼ばれる。

サム・ロートン
本作の主人公。セールスマンとして働くが、一番の夢はプロの料理人であり、フランス料理店でアルバイトもしている。予知夢のおかげで助かったものの、事件は終わっていないことに気付き、死の連鎖に怯える。
死ぬ順番は7番目で、拳銃の暴発で死ぬところを、直前にピーターを殺したことでジムの余命を手に入れ回避する。恋人のモリーと一緒に最後まで生き残ったが、第一作の冒頭で事故を起こす飛行機へ搭乗し、ある男子高校生(一作目の主人公アレックス)が何らかのパニックを起こして同級生らと揉めている姿を目撃する。飛行機が離陸した瞬間エンジンが炎上し、破片が機体にぶつかり、墜落へと進んで行く。そして飛行機のエンジンの炎上が原因で爆発し、炎に巻き込まれ焼死する。
予知夢では間一髪で橋のガードレールを掴み転落を免れるも、トラックの荷台から落下してきた金属板によって胴体を真っ二つに切り裂かれ死亡する。
モリー・ハーパー
サムの恋人にして同僚。物語の冒頭でサムの夢を邪魔しないようにと、彼に別れ話を持ち掛けたが、橋の事故をきっかけに次第に寄りを取り戻していく。
恋人のサムと一緒に最後まで生き残ったが、事故を起こすことになる飛行機へ搭乗する。離陸した瞬間飛行機のエンジンは炎上し、機体に穴が開き必死でしがみついたが吸い込まれて機体の羽で体を真っ二つにされた。予知夢では一人橋を渡りきったことで死ぬ運命が唯一描かれておらず、その後も死の運命に襲われることはない。
ピーター・フリードキン
サムの同僚。キャンディスの恋人。本来は聡明で心優しい人物だったが、恋人の死をきっかけに精神的に不安定となる。
死ぬ順番は6番目で、死から逃れようとジムを殺害し殺人を目撃したモリーも殺そうとするが、サムによって背後から鉄串を突き刺されて死亡。予知夢ではサムと同様、橋のガードレールを掴み転落を免れるも、トラックの荷台から落下してきた鉄筋に全身を串刺しにされ死亡する。
ネイサン・シアーズ
サムの同僚。死ぬ順番は4番目で、死の危険を感知し、反射的に避けたことでロイが犠牲となり、ウィリアムが言う「生死の席」を勝ち取ったかのように見えた。
だが、ロイが脳に動脈瘤を抱えていて、『いつ死んでもおかしくなかった』ことを彼の部下であったジョウンから聞かされる。結局は順番が最後に回っただけだったと気づくも時すでに遅く、バーにいた所を屋根を突き破って落下してきた飛行機のタイヤの下敷きになって死亡した。予知夢では橋崩落の避難中、外れた橋のワイヤーに弾き飛ばされ死亡する。
デニス・ラップマン部長
サムの上司。死ぬ順番は5番目で、機械の回転に巻き込まれたスパナが高速で飛んできて頭部にめり込み死亡する。予知夢では橋崩落による落下は間一髪で免れたものの、溶解状態のアスファルトを頭から浴びて死亡。
オリヴィア・キャッスル
サムの同僚。死ぬ順番は3番目で、レーザーによる視力回復手術中のアクシデントで右目を失う大火傷を負う。パニック状態の中で落ちていた用具に足をひねらせ、窓へ寄り掛かったものの窓ガラスが割れそのまま車に転落死。やがて彼女の目玉が取れてしまい、そのまま車に潰されてしまった。予知夢では橋崩落により海へと落下。その後頭上から落ちてきた車が直撃し死亡。
アイザック・パーマー
サムの同僚。死ぬ順番は2番目で、死んだ同僚の机から盗んだチケットで訪れた中国マッサージ店での鍼治療中に火災が発生し、パニックの中で助かったと安心した瞬間、棚から落下してきた置物の布袋像に頭部を潰され死亡。予知夢ではバスに取り残されそのままバスと共に落下、死亡。
たびたび携帯電話で通話する場面があるが、スマートフォンでなく旧式の折り畳み式モデルであり、本作が過去の出来事である事の伏線となっている。
キャンディス・フーパー
サムの同僚。ピーターの恋人で、見習として働く傍ら器械体操に励む女子大生。
死ぬ順番は最初で、器械体操中のアクシデントにより平行棒から手を離してしまいマット外へと落下、反動衝撃の全身複雑骨折により死亡する。予知夢では橋崩落により落下し、下を通りかかったヨットの帆先に身体を串刺しにされ死亡。

その他の人物編集

ジム・ブロック捜査官
今回の事件の調査を担当する捜査官。初めはサムの予知夢を信用せず、彼に不信感を抱くが、不自然な死を遂げていく生存者の事件に疑問を抱く。
予知夢とは無関係の人物だったが、ピーターによって射殺される。
ロイ・カールソン
工場の作業員。ジム同様、予知夢とは無関係だったが、ネイサンが死の運命に襲われた際に巻き沿えとなり工場で足場が崩落した際に一緒に落ちたフックに顔面を貫かれ死亡する。
実は脳に大きな動脈瘤を抱えており、余命わずかだった。
ジョウン
工場の作業員でありロイの部下。ロイ同様、予知夢とは無関係。
バーでロイが重病を抱えており、余命わずかであったことをネイサンに伝えた。その直後、180便の墜落事故の影響でバーが爆発・崩落するが、事故直前にネイサンの傍を離れていたため辛うじて生き延びた。
通行人の女性
予知夢とは無関係だったが、余命を狙うピーターに背後から突き飛ばされ、トラックに撥ねられそうになるが、ピーターが良心の呵責に葛藤し見逃される。
体操選手
キャンディスが体育館で死の運命に襲われた際に巻き沿えとなり、演技中でネジを踏んでしまい負傷する。予知夢とは無関係だったため、死ぬことなく生き延びた。
ウィリアム・ブラッドワース
前作に引き続き検死官として登場する謎の人物で、サムたちの周りに出没し付きまとう。主人公たちに「死の運命のルール」について教え「生死の席数は決められている」とアドバイスする。その後自衛のためか生存者たちの周りをうろつくことをやめたため、生贄の候補に選ばれず生存する。劇中では車の運転も行っていた。
アレックス・ブラウニング
ゲスト出演。第1作目『デスティネーション』の主人公(映像は第1作のもので、以下の二人も同様。本作の主人公とは合成にて共演)。サムたち180便の乗客に降りるよう警告し、同級生のカーターや引率の教師たちと取っ組み合いを起こす。
カーター・ホートン
ゲスト出演。第1作目『デスティネーション』の登場人物。高校生。
ヴァレリー・ルートン
ゲスト出演。第1作目『デスティネーション』の登場人物、高校教師。

キャスト編集

役名 俳優 日本語吹替
サム・ロートン ニコラス・ダゴスト 杉山紀彰
モリー・ハーパー エマ・ベル 三ツ木勇気
ピーター・フリードキン マイルズ・フィッシャー 近藤隆
ネイサン・シアーズ アーレン・エスカーペタ 佐藤せつじ
ジム・ブロック捜査官 コートニー・B・ヴァンス 水野龍司
デニス・ラップマン部長 デヴィッド・ケックナー 後藤哲夫
オリヴィア・キャッスル ジャクリーン・マッキネス・ウッド 木下紗華
アイザック・パーマー P・J・バーン 丸山壮史
キャンディス・フーパー エレン・ロー 新井里美
ウィリアム・ブラッドワース トニー・トッド 土師孝也

※シリーズの過去作に出演したことがあるのはトニー・トッドのみ。

製作編集

 
オープニング・シーンはバンクーバーライオンズ・ゲート・ブリッジと2つの橋の模型が使われた[2]

ニュー・ライン・シネマは『エルム街の悪夢』『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の脚本家エリック・ハイセラーを起用し、シリーズの再興を図った[3]。製作陣によると、コメディ路線だった4作目から一転、1作目のシリアス路線に回帰するという[4]

2010年8月、マイルズ・フィッシャーが初めて本作のキャストとして確認された[5]。3日後、アーレン・エスカーペタの参加が判明。エスカーペタは後に本作は前作よりもストーリーを持ったよい作品になるだろうと語った[6]

2010年9月、シリーズの最初の3作が撮影されたバンクーバーで3Dカメラによる撮影が開始された[7]

2011年2月1日のインタビューでトニー・トッドは、本作が興行で成功を収めたら、2本の続編が連続して製作される見込みを語った[8]

シリーズ編集

参考文献編集

  1. ^ a b Final Destination 5”. Box Office Mojo. 2011年10月6日閲覧。
  2. ^ Final Destination 5 Production Notes (PDF)” (英語). ワーナー・ブラザース. 2011年8月8日閲覧。
  3. ^ “'The Thing' writer boards 'Final Destination 5' (exclusive)” (英語). Heat Vision. (2010年4月25日). http://www.heatvisionblog.com/2010/04/final-destination-5-writer-eric-heisserer-the-thing.html 2011年8月8日閲覧。 
  4. ^ Rotten, Ryan (2010年3月21日). “Producer's Update on Final Destination 5...” (英語). ShockTillYouDrop.com (CraveOnline Media). http://shocktillyoudrop.com/news/topnews.php?id=14556 2011年8月8日閲覧。 
  5. ^ Fleming, Mike (2010年8月13日). “'Pinkberry' Actor Miles Fisher Lands Movie” (英語). Deadline New York (PMC). http://www.deadline.com/2010/08/pinkberry-dealmaker-miles-fisher-lands-real-movie-job/ 2011年8月8日閲覧。 
  6. ^ Murray, Rebecca (2010年8月15日). “Arlen Escarpeta Joins Final Destination 5” (英語). About.com (ニューヨーク・タイムズ). http://movies.about.com/b/2010/08/15/arlen-escarpeta-joins-final-destination-5.htm 2011年8月8日閲覧。 
  7. ^ “Los Angeles Production Listings” (英語). Backstage (Prometheus Global Media). (2010年9月13日). http://www.backstage.com/bso/production-listings/los-angeles-production-listings-1004114287.story 2011年8月8日閲覧。 
  8. ^ Quigley, Adam (2011年2月1日). “‘Final Destination’ 6 and 7 Already Being Prepped? Filming Back-to-Back?” (英語). /Film. http://www.slashfilm.com/final-destination-6-7-prepped-filming-backtoback/ 2011年8月8日閲覧。 

外部リンク編集