ファントムワークス (Boeing Phantom Works) は、ボーイング社における主要な研究開発 (R&D) 部門である。ファントムワークスは、ボーイング社との合併前にマクドネル・ダグラス社によって設立された。その目的は先進的な軍用製品・技術の開発であった。合併後、研究開発は民間向けや宇宙開発にまで広がった。

X-32B(STOVLタイプ)

現在ファントムワークスは、アドバンストシステムズとアドバンストテクノロジーの、2つのチームから構成されている。アドバンストシステムズでは特定の新しい市場に焦点を当てて活動している。アドバンストテクノロジーでは自社のあらゆる部門に対して、工学・情報・製造に関する技術を提供することを主任務としている。

ワシントンD.C.に本社を置くファントムワークスは、米国のほとんどのボーイング拠点でプロジェクトを展開している。国際的なグループは、主にアメリカ[1]イギリス[2]オーストラリア[3]など政府のためにモデリングシミュレーションの様々な作業を行っている。

ファントムワークスの実績 編集

 
X-45A 無人攻撃実験機

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集