フォルクスワーゲン・アマロック

アマロックAmarok)はドイツ自動車メーカー、フォルクスワーゲンが製造・販売するピックアップトラックである。

フォルクスワーゲン・アマロック
2011年モデル ダブルキャブ
2016年モデル
2015年モデル シングルキャブ
概要
販売期間 2009年[1] -
ボディ
乗車定員 5名[1]
ボディタイプ 2/4ドアピックアップトラック
エンジン位置 フロント[1]
駆動方式 後輪駆動
パートタイム4WD
フルタイム4WD
パワートレイン
エンジン ガソリン
2.0L 直列4気筒[1]
ディーゼル
2,970cc V型6気筒[1]
最高出力 ディーゼル
190 kW (258 PS) / 3,250 - 4,000 rpm[1]
最大トルク ディーゼル
580 N・m / 1,400 - 3,000 rpm[1]
変速機 8速AT[1]
車両寸法
ホイールベース 3,097 mm[1]
全長 5,254 mm[1]
全幅 1,954 mm[1]
全高 1,834 mm[1]
車両重量 2,260 kg[1]
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概要 編集

2005年、フォルクスワーゲンは堅牢なピックアップおよびオフロード車種を構築する意向を発表。

2008年9月、フォルクスワーゲンは捜索救助(SAR)車両のカラーリングを配した「ロバスト ピックアップコンセプト」を発表。

その後、2010年1月にアルゼンチンで正式発表され、同年のダカールラリーで45台が使用された。

2010-2011標準衝突試験手順において、ユーロNCAP4つ星を獲得。 また、2011年2月にはオーストラリアの新車評価プログラム(ANCAP)においても5つ星を獲得している。

生産はアルゼンチンのほか、ドイツハノーファーメキシコでも行われる。

メカニズム 編集

ボディタイプは2ドアシングルキャブと4ドアダブルキャブの2種。

駆動方式は仕向地とエンジン特性に応じ、FR、パートタイム4 MOTIONフルタイム4 MOTIONの3種を用意する。

エンジンはコモンレール直噴ターボディーゼルTDI。出力特性により、2種存在)と直噴ガソリンエンジン(FSI)の2種の直列4気筒2.0 Lが用意されるが、2011年発表の2012モデルではディーゼルにさらに出力を上げ、ZF製8速ATを組み合わせたBiTDI仕様が追加された。

2016年発表の2017モデルではディーゼルエンジンが刷新され、新開発のV型6気筒3.0 L(出力特性により、3種存在)が搭載された。

車名の由来 編集

イヌイット語で「」の意[2]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 森本太郎 編『世界の自動車オールアルバム 2020年』三栄書房、2020年8月8日、70頁。ISBN 978-4-7796-4170-1 
  2. ^ ちなみに、同社のルポイタリア語で狼を指す。

関連項目  編集


外部リンク 編集

  • AMAROKドイツ本国サイト