フォース・インディア VJM03

フォース・インディア VJM03 は、フォース・インディア2010年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー2009年シーズンよりマクラーレンと技術提携をしており、ギアボックスはマクラーレン製となっている。

フォース・インディア VJM03
ヘレス・サーキットでのVJM03 ヴィタントニオ・リウッツィがドライブ
カテゴリー F1
コンストラクター フォース・インディア
デザイナー ジェームス・キー
先代 フォース・インディア VJM02
後継 フォース・インディア VJM04
主要諸元
エンジン メルセデス
タイヤ ブリヂストン
主要成績
チーム フォース・インディア
ドライバー エイドリアン・スーティル
ヴィタントニオ・リウッツィ
出走時期 2010年
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
通算獲得ポイント 58
初戦 2010年バーレーンGP
最終戦 2010年アブダビGP
出走優勝表彰台ポールFラップ
190000
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概要 編集

2009年、ベルギーGPなどの超高速サーキットで速さを見せたVJM02をどのサーキットでも活躍できるよう改良したのがVJM03だった。ダウンフォースを重視したためストレートスピードが犠牲になったかと思われたが、トップスピードの速さは健在だった。開幕戦ではいきなりリウッツィが入賞するなど新たな中団チームに位置づけされ、ダークホースにも指名された。しかし、テクニカルディレクターのジェームス・キーが離脱するなどマシンの開発が思うように進まず、徐々にスピードは衰えていった。さらに、トップスピードもFダクトという新たなデバイスが現れ、各チームが次々と投入していったため、明確なアドバンテージは失われていった。

記録 編集

No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ポイント ランキング
BHR
 
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MAL
 
CHN
 
ESP
 
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TUR
 
CAN
 
EUR
 
GBR
 
GER
 
HUN
 
BEL
 
ITA
 
SIN
 
JPN
 
KOR
 
BRA
 
ABU
 
2010 14   スーティル 12 Ret 5 11 7 8 9 10 6 8 17 Ret 5 16 9 Ret Ret 12 13 68 7位
15   リウッツィ 9 7 Ret Ret 15 9 13 9 16 11 16 13 10 12 Ret Ret 6 Ret Ret

脚注 編集