フサアカシア (Acacia dealbata) とはマメ科ネムノキ亜科[1]の常緑高木。ミモザとも呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。

フサアカシア
フサアカシア
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : ネムノキ亜科 Mimosoideae
: アカシア属 Acacia
: フサアカシア A. dealbata
学名
Acacia dealbata Link (1822)
シノニム

A. decurrens var. dealbata

和名
フサアカシア
英名
silver wattle

特徴 編集

オーストラリア原産である。日本での花期は2-4月頃になる。有名な地域としては玉野市が代表される。香りが良いため、香水の原料にされることもある。葉は羽状複葉で羽片は10-20対くらいである。

同属のギンヨウアカシアと似ているが、本種の方は葉、花とも大きい。また、ギンヨウアカシアの羽片は3-5対くらいであることで区別することができる。

脚注 編集

  1. ^ クロンキスト体系ではネムノキ科とする。