フジテレビ木曜夜10時枠時代劇

フジテレビ木曜夜10時枠時代劇は、1984年4月12日から同年9月27日までフジテレビ系列の木曜22:00 - 22:54(JST)に放送された時代劇の枠の名称である。制作は全て東映

歴史 編集

この枠は、かつては45分または60分枠の現代劇(末期はバラエティ番組)→関西テレビ制作番組2本立て[1]を放送した後、21:02 - 22:48枠の『時代劇スペシャル』を放送していたが、1984年春の改編で木曜21時枠と当枠を分離し、直前まで水曜20:00で放送されていた『銭形平次』(二代目大川橋蔵主演版)の流れを組む連続時代劇を放送する事となった。

だが、記念すべき第1作『弐十手物語』は、原作人気とは裏腹に人気は無く3ヶ月で打ち切られ、つなぎ番組的作品『夏の怪談シリーズ』を1ヶ月放送し、8月23日からは『乾いて候』を開始するもやはり人気は無く、結局この枠の時代劇は、たった3作で終わってしまった。そして終了後は、現在も継続中の『木曜劇場[2]に代わる事となる[3]

作品リスト 編集

作品名 放送期間 話数 主演 備考
弐十手物語 1984年4月12日 - 7月12日 13 名高達雄
夏の怪談シリーズ 1984年7月19日 - 8月16日 5 (週替わり) つなぎ番組的作品
乾いて候 1984年8月23日 - 9月27日 6 田村正和

脚注 編集

  1. ^ 前半は『凡児の娘をよろしく』→『恋のトリプルチャンス』→『三枝の爆笑美女対談』、後半は『阪急ドラマシリーズ』。またフジ制作の『ミュージックフェア』も放送。
  2. ^ 開始当初は松下電器・松下電工(現:パナソニック)提供だったため、正式枠名は『ナショナル木曜劇場』だったが、1988年10月に枠名が『木曜劇場』に変更された。
  3. ^ なおこの『木曜劇場』でも、2004年に『大奥〜第一章〜』、2005年に『大奥〜華の乱〜』といった時代劇を放送した事は有り、2024年には19年振りに『大奥』を放送中。

関連項目 編集

フジテレビ 木曜22時台
前番組 番組名 次番組
時代劇スペシャル
※21:02 - 22:48
フジテレビ
木曜夜10時枠時代劇
オレゴンから愛
※22:00 - 22:54
【ここからナショナル木曜劇場
フジテレビ 木曜22:48 - 22:54枠
フジテレビ
木曜夜10時枠時代劇
【ここからネットワークセールス】
オレゴンから愛
※22:00 - 22:54
【ここからナショナル木曜劇場】