フニン県
フニン県(フニンけん、スペイン語: Región Junín[1])は、ペルーの中央高地にある県である。 その中心地はワンカヨである。
フニン県 Región Junín | |||
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フニン県の位置 | |||
国 | ペルー | ||
県都 | ワンカヨ | ||
面積 | |||
• 合計 | 44,197.23 km2 | ||
人口 (2017年) | |||
• 合計 | 1,246,038人 | ||
• 密度 | 28人/km2 | ||
等時帯 | UTC-5 (ペルー時間) | ||
ISO 3166コード | PE-JUN | ||
ウェブサイト | www.regionjunin.gob.pe |
地理
編集この県にはきわめて異質な地形(en)がある。リマ県との県境近くに位置する西の山脈は、山頂が雪や氷で覆われている。東には、標高の高い台地(アルティプラーノ)で終わる高地の氷河の谷がある。フニン高原 (Junín Plateau) はラ・オロヤ (en) 市とセロ・デ・パスコ市の間に位置している。
県の人口の多くは、ワンカベリカ県との県境まで広がるマンタロ谷 (en) に集中している。東の方、熱帯雨林の寸前には、きつく傾斜した山腹に、高度の低い雲の下の森林によって覆われた、狭くて深い峡谷が数多くある。
ワイタパヤーナ山群は県の南の中央部にある。この山群に、この地域で地震が発生する原因となる大断層が存在する。 高地のジャングル、そして、Tulumayo川とPaucartambo川、ペレネー川(en)、エネ川(en)の浸食によって形をつくられたとても長い谷が、県の東部にある。
ペルー国内で最も大きな湖、フニン湖(en)は、パスコ県に属する北端部を除き、フニン県内にある。トロモチョ山も県内にある。
隣接地域
編集フニン県は北においてはパスコ県、北東においてはウカヤリ県、東においてはクスコ県に接している。マンタロ川(en)[2]は、南でアヤクーチョ県とワンカベリカ県との県境となる。そして、西においてはリマ県との県境となる。
気候
編集フニン県の年間平均気温は摂氏13.1度(華氏56度)、最高気温は摂氏17度(華氏62度)、最低気温は摂氏0度(華氏32度)である。 雨季は11月から4月まで、熱帯地域では12月から3月まで続く。
行政区画
編集行政区画は9つの郡(英語:provinces。スペイン語:provincias、単数:provincia)に分けられる。それらは123の地区(英語:districts。スペイン語:distritos、単数:distrito)から構成される。
郡は以下の通りである。
郡名 | 中心地 | 図 | |
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■ | Chanchamayo | La Merced | |
■ | Chupaca | Chupaca | |
■ | Concepción | Concepción | |
■ | Huancayo | Huancayo | |
■ | Jauja | Jauja | |
■ | Junín | Junín | |
■ | Satipo | Satipo | |
■ | Tarma | Tarma | |
■ | Yauli | La Oroya |
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- Gobierno Regional Junín - フニン県庁の公式サイト