フベルト・フルカチュ

ポーランドの男子テニス選手
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • ホベルト・ホルカシュ
  • フベルト・フルカッチ

フベルト・フルカチュポーランド語: Hubert Hurkaczポーランド語発音: [ˈxubɛrt ˈxurkatʂ], 英語発音: /ˈhjubərt ˈhɜrkɑtʃ/[1]1997年2月11日 - )は、ポーランドヴロツワフ出身の男子プロテニス選手。ATPツアーでシングルス3勝、ダブル1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス28位。

フベルト・フルカチュ
Hubert Hurkacz
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フベルト・フルカチュ
基本情報
フルネーム Hubert Hurkacz
愛称 Hubi
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
出身地 ポーランドの旗 ポーランドヴロツワフ
生年月日 (1997-02-11) 1997年2月11日(24歳)
身長 196cm
体重 81kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2015年
ツアー通算 4勝
シングルス 3勝
ダブルス 1勝
生涯獲得賞金 3,110,734 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦 (2020)
全仏 2回戦 (2018)
全英 3回戦 (2019)
全米 2回戦 (2018・20)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦 (2020,2021)
全仏 2回戦 (2020)
全米 1回戦 (2019)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 16位 (2021年4月5日)
ダブルス 72位 (2020年11月9日)
2021年4月5日現在

2021年マイアミ・オープンで、ポーランド人選手初のマスターズ1000優勝。

名前の表記編集

フルカチュの表記は日本語メディアにおいて言及される際の表記揺れが多く、次のような表記が見られる。

選手経歴編集

母親からの影響で、5歳でテニスを始める。

2018年の全仏オープンでツアーデビュー。1回戦でテニーズ・サングレンを破り、ツアーおよびグランドスラム初勝利を挙げた。200位台からスタートした世界ランキングは、最終ランキングで86位まで上昇し、ネクストジェネレーション・ATPファイナルにも出場した。年末にはATPの年間最優秀新人賞にノミネートされた。

2019年ドバイ・テニス選手権では2回戦で第1シードの錦織圭を破り、初のトップ10勝利を果たす。翌月のBNPパリバ・オープンでは、3回戦で再び錦織と対戦し、第1セットを落とすも逆転で勝利すると、この勢いのまま、4回戦も第24シードのデニス・シャポバロフにも勝利し、初のマスターズベスト8入りを果たした。ベスト4ではロジャー・フェデラーにストレートで敗れた。続くマイアミ・オープンでは、2回戦でIW優勝を果していたドミニク・ティームに勝利した。3回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムに敗れた。

8月のウィンストン・セーラム・オープンでは、第3シードで出場し、シャポバロフらを破り初の決勝進出。決勝でブノワ・ペールを6-3, 3-6, 6-3で下し、ツアー初優勝を飾った[5]。最終順位は37位。

2020年パリ・マスターズでダブルスにフェリックス・オジェ=アリアシムと組んで出場すると、第1~3シードを倒す快進撃を見せ、ダブルス初優勝を果たした[6]

2021年は年始のデルレイビーチ・オープンで決勝進出。決勝ではセバスチャン・コーダを退け、優勝する幸先いいスタートを切った。3月のマイアミ・オープンでは2回戦で第6シードのデニス・シャポバロフに勝利すると、その後もミロシュ・ラオニッチステファノス・シチパスアンドレイ・ルブレフといったトップクラスの選手を次々と破り、初のマスターズ1000決勝進出を果たす[7]。決勝では新鋭ヤニック・シナーに7-6(4), 6-4で勝利し、ポーランド人選手初のマスターズ1000優勝を成し遂げた[8]

プレースタイル編集

フラットドライブのグラウンドストロークが武器のベースライナー。ヴォイチェフ・フィバクから、「攻撃も防御もできる、多才で素晴らしい選手」と評されている[9]

打つ瞬間に目を閉じる癖があると話している[10]

ATPツアー決勝進出結果編集

シングルス: 3回 (3勝0敗)編集

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (1–0)
ATPツアー・500シリーズ (0–0)
ATPツアー・250シリーズ (2–0)
サーフェス別タイトル
ハード (3–0)
クレー (0–0)
芝 (0–0)
カーペット (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2019年8月24日   ウィンストン・セーラム ハード   ブノワ・ペール 6-3, 3-6, 6-3
優勝 2. 2021年1月13日   デルレイビーチ ハード   セバスチャン・コーダ 6-3, 6-3
優勝 3. 2021年4月4日   マイアミ ハード   ヤニック・シナー 7-6(4), 6-4

ダブルス: 1回(1勝0敗)編集

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2020年11月8日   パリ ハード(室内)   フェリックス・オジェ=アリアシム   マテ・パビッチ
  ブルーノ・ソアレス
6-7(3), 7-6(7), [10-2]

成績編集

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A P WG Z# PO G S SF-B NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

4大大会シングルス編集

大会 2018 2019 2020 2021 通算成績
全豪オープン Q2 1R 2R 1R 1–3
全仏オープン 2R 1R 1R 1–3
ウィンブルドン 1R 3R NH 2–2
全米オープン 2R 1R 2R 2–3

脚注編集

  1. ^ 英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2021年3月17日閲覧。
  2. ^ Archived 2019年3月12日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 共同通信 (2019年3月13日). “錦織がストレート勝ち”. jp.reuters.com. 2020年8月30日閲覧。
  4. ^ 日刊スポーツ (2019年3月13日). “錦織、フルカチュに逆転負け/BNPパリバOP詳細”. 2019年3月14日閲覧。
  5. ^ 22歳ホルカシュがペールを下してATPツアー初タイトルを獲得”. tennismagazine.jp. 2021年4月3日閲覧。
  6. ^ オジェ アリアシムがホルカシュとのダブルスでツアー初優勝”. tennismagazine.jp. 2021年4月3日閲覧。
  7. ^ ホルカシュがルブレフ撃破 マイアミOP決勝進出”. www.afpbb.com. 2021年4月3日閲覧。
  8. ^ 世界37位ホルカシュがマスターズ初優勝!親友との対決制す”. テニスデイリー. 2021年4月5日閲覧。
  9. ^ Wojciech Fibak pod wrażeniem gry Huberta Hurkacza. "Kroi się nam wielki sportowiec"” (ポーランド語). sportowefakty.wp.pl. 2021年4月3日閲覧。
  10. ^ Five things to know about Hubert Hurkacz ahead of first Masters 1000 final”. Tennishead. 2021年4月3日閲覧。

外部リンク編集