フライドバイ

アラブ首長国連邦の格安航空会社

フライドバイ英語:flydubai、アラビア語:فلاي دبي)はアラブ首長国連邦ドバイに本拠地を置く格安航空会社である。本社をドバイ国際空港第2ターミナルをベースに運航されている。2017年8月現在で中東、アフリカ、東南アジア、ヨーロッパなど100都市以上へ就航している。[4]

フライドバイ
flydubai
فلاي دبي
IATA
FZ
ICAO
FDB
コールサイン
SKY DUBAI
設立 2008年3月19日
運航開始 2009年6月1日
拠点空港 ドバイ国際空港
親会社 ドバイ政府
保有機材数 73機 (MAXは225機発注済み)[1]
就航地 45カ国 100都市以上[2]
スローガン Get Going
本拠地 アラブ首長国連邦の旗 UAE ドバイ
代表者 Ahmed bin Saeed Al Maktoum社長
Ghaith Al Ghaith (CEO)
Mick Hills (COO)
従業員数 4,720人(2023年2月) [3]
外部リンク http://www.flydubai.com/
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沿革 編集

2008年4月19日に設立。エミレーツ航空は親会社ではないものの、ドバイ政府を大株主とする点で共通しており、設立にあたっては大きな支援を得ている。翌年の6月1日にドバイアンマンベイルート間で運行を始めた。[5]

2013年10月8日 ビジネスクラス装備の機材で、ビジネスクラスサービスを提供する便の運航を開始、ビジネスクラス旅客は優先搭乗、出入国の優先レーンが使用可能。737-800に12席が装備されており、シートは42インチ、モニターはタッチスクリーン式の12.1インチが装備されている。[6]

2014年7月6日 ビジネスクラスを同社機材に装備していることを受け、ドバイ国際空港ターミナル2にビジネスクラス向け24時間営業のラウンジが開設された。[7]

2017年7月17日 姉妹会社のエミレーツ航空とパートナーシップ協定を結ぶ。これにより両社により200都市以上への就航となる。[8]

2017年7月31日 中東の航空会社には初、ボーイング737MAX (登録番号A6-MAX)が導入された。 [9]

2017年11月15日 ドバイ航空ショーにて総額270億ドルを総じて737 MAXを計225機注文(175機発注しかつ50機の購入権設定)[10]

就航都市 編集

2022年現在ドバイを拠点に下記の都市に就航している。

アジア

中東

アフリカ

ヨーロッパ

以上45カ国 100都市[11]

機材 編集

事故 編集

2016年3月19日午前3時50分頃(ロシア第2標準時、UTC+3)、ドバイ国際空港からロシアロストフ・ナ・ドヌにあるロストフ・ナ・ドヌ空港英語版に向かっていたフライドバイ981便(ボーイング737-800、A6-FDN)が、悪天候の中で着陸しようとしたところで墜落した[14]。乗員7人、乗客55名が死亡した[15]。現在もなお事故原因を調査中である。

脚注 編集

外部リンク 編集