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フラッシング-メイン・ストリート駅 (IRTフラッシング線)

フラッシング-メイン・ストリート駅Flushing - Main Street)はニューヨーク市地下鉄 IRTフラッシング線の北側ターミナル駅で、クイーンズ区フラッシングの中心部、メイン・ストリート英語版ルーズベルト・アベニュー英語版の交差点付近にある。メイン・ストリート駅またはメイン・ストリート-フラッシング駅とも呼ばれる。7系統が終日、<7>系統がラッシュ時の混雑方向に運転されている。

フラッシング-メイン・ストリート駅
Flushing - Main Street
NYCS-bull-trans-7.svg NYCS-bull-trans-7d.svg
ニューヨーク市地下鉄
NYC Main St Flushing station 2.jpg
駅中央の線路
駅情報
住所 Main Street and Roosevelt Avenue
Queens, NY 11354
クイーンズ区
地区 フラッシング
座標 北緯40度45分34.28秒 西経73度49分49.14秒 / 北緯40.7595222度 西経73.8303167度 / 40.7595222; -73.8303167座標: 北緯40度45分34.28秒 西経73度49分49.14秒 / 北緯40.7595222度 西経73.8303167度 / 40.7595222; -73.8303167
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTフラッシング線
運行系統       7 Stops all times (終日) <7>Stops rush hours in peak direction only (21時30分までのラッシュ時、混雑方向)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: Q12, Q13, Q15, Q15A, Q16, Q17, Q20A, Q20B, Q26, Q27, Q44 SBS, Airport transportation Q48, Q58
バスによる輸送 MTAバス: Q19, Q25, Q34, Q50, Q65, Q66
バスによる輸送 NICEバス: n20G
Railway transportation ロングアイランド鉄道(LIRR): ポート・ワシントン・ビーチ駅英語版フラッシング-メイン・ストリート駅 (LIRR)で乗換)
構造 地下鉄
ホーム数 島式ホーム 2面
線路数 3線
その他の情報
開業日 1928年1月21日(91年前) (1928-01-21[1]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
利用状況
乗客数 (2014)19,085,948人[2]減少 0.1%
順位 421駅中12位
次の停車駅
北側の隣駅 (終点): 7 Stops all times <7>Stops rush hours in peak direction only
南側の隣駅 メッツ-ウィレッツ・ポイント駅: 7 Stops all times <7>Stops rush hours in peak direction only


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス (終点): 7 Stops all times <7>Stops rush hours in peak direction only
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス ジャンクション・ブールバード駅: 7 Stops all times <7>Stops rush hours in peak direction only

Main Street Subway Station (Dual System IRT)
座標 北緯40度45分34秒 西経73度49分49秒 / 北緯40.759522222222度 西経73.830316666667度 / 40.759522222222; -73.830316666667
複合資産 New York City Subway System MPS
NRHP登録番号 04001147[3]
NRHP指定日 October 14, 2004

フラッシング・メイン・ストリート駅はもともとはインターボロー・ラピッド・トランジット(IRT)とブルックリン・マンハッタン・トランジット(BMT)との間のデュアル・コントラクツ英語版の一部として建設された。1928年1月21日に開業し、当駅の完成をもってフラッシング線のクイーンズ区内部分が完成した。さらに東に延伸する計画もあったが、これまでのところ建設されていない。1990年代には駅施設の改築工事が行われた。

2014年には1908万5948人が当駅を利用し、これはニューヨーク市地下鉄の中で12番目に多く、マンハッタン島外の駅では最も多かった[2][4]

歴史編集

 
東口のエスカレーター

当駅は、フラッシング線を当時の終点だった103丁目-コロナ・プラザ駅から延伸する際のデュアル・コントラクツ英語版に基づいて建設された[5][6]。路線が計画された1910年代当時は、フラッシングの中心部は静かなオランダ植民地スタイルの村であった。現在のルーズベルト・アベニューはアミティ・ストリートと呼ばれ、ネイバーフッド内でも大きな商店街になっていた[6][7]。建設にあたって地元住民の反対や資産価値の下落、高架駅を設けるとアミティ・ストリートの拡幅が必要になることなどから地下駅とすることになった。このため、当駅はフラッシング線において7つしかない地下駅の1つ、クイーンズ区内の3つの地下駅の1つ、クイーンズボロ・プラザ駅より東にある唯一の地下駅になった[8]。駅およびフラッシング川英語版を渡る2階建ての橋の建設は1923年4月21日に始まり、駅はオープンカット工法で建設された[7]。1927年に橋が完成、1928年1月21日には駅も開業し、現在に至るまで使用されている[1][7][9]

駅の開業により、フラッシングの中心部は商業化が進み、交通の拠点ともなった。利用客の増加に伴い、第二次世界大戦後には東口が増設された[7]。1999年から2000年にかけて大がかりな改築工事が行われた。これは1970年代から計画中だったもので、この改修工事により1990年障害を持つアメリカ人法(ADA)に準拠したアクセシビリティ向上が図られた。また、線路の車止めのずっと先、駅の東端部のリップマン・プラザ寄りに新しい入口とエントランスホールが設けられた[9][4][10][11]

フラッシング-メイン・ストリート駅は2004年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定された[12]

また、当駅があるフラッシングの中心街はフラッシング・チャイナタウンとしても知られ、ニューヨーク市でも最大のアジア人街の一つになっている[13][14]

延伸計画編集

デュアル・コントラクツや第二独立地下鉄網英語版(IND Second System)のようなニューヨーク市地下鉄の路線網拡張の中で、フラッシング線もメイン・ストリートからさらに先、近くを走っていたベイサイドのベル・ブールバード方面に向かうロングアイランド鉄道ポート・ワシントン支線英語版と並走する形で延伸する計画があった。これは149丁目の北で分岐してカレッジ・ポイントに向かうものであった[5][7][15][16][17][18]


駅構造編集

G 地上階 メイン・ストリート方面出入口
M コンコース ロビー、メトロカード販売機、駅員詰所
P
プラットホーム階
1番線   34丁目-ハドソン・ヤード行きメッツ-ウィレッツ・ポイント リップマン・プラザ出口
ロビー、メトロカード販売機、ルーズベルト・アベニュー方面行きエスカレーター
  (エレベーター:メイン・ストリートの東側、ルーズベルト・アベニュー)
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く  
M番線     34丁目-ハドソン・ヤード行き(メッツ-ウィレッツ・ポイント)
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く  
2番線     34丁目-ハドソン・ヤード行き(メッツ-ウィレッツ・ポイント)

当駅は島式ホーム2面3線の構成である。ルーズベルト・アベニューの幅(約15メートル (50 ft))に合わせて、ホームはやや狭くなっている[7][4]。壁にはモザイクで "MAIN STREET" とあり、プラットホームのタイルには "M" と書かれている。

地上階に9つの入口があり、2か所の改札口に繋がっている[4][19]。開業当時からの出口はホーム中ほどにあり、改札は線路上の中二階の24時間営業の駅員詰所で行われている。また、階段でメイン・ストリート - ルーズベルト・アベニュー交差点の4つの角のどこにでも出られる[4][19]。新しい改札口は天井が非常に高いリップマン・プラザの地下約12メートル (40 ft)にある。中二階はプラットホーム階にあり、ADA準拠のエレベーターと片方向運転のエスカレーター3台と階段でリップマン・プラザの地上階と繋がっている[9][4][19]。1998年に Happy World と名付けられた装飾が改札口の上に設けられた[9][4][20][21][22]。リップマン・プラザはリップマン・アーケードとも呼ばれ、歩行者通路で市営駐車場と39番街のバス停に繋がっている[4][19]

ホームの西端には事務所とフラッシング線の指令所がある。この指令所で列車運行と路線管制が行われ、乗務員の報告を受け付けている。線路は駅の西、カレッジ・ポイント・ブールバードで地上に出て、フラッシング川を渡る高架橋へ上っていく[7]

バス路線編集

近くで連絡しているロングアイランド鉄道同名の駅ともども、クイーンズ区内でもっとも利用客の多い路線バスと地下鉄の乗り換え駅2つのうち1つ(もう1つはジャマイカ・センター駅)で、北米では最大[7][4][11][19]である。 2015年時点で20を超えるバス路線の起終点または途中駅となっている[23][24]

系統 事業者 停留所 北/西 終端 南/東 終端 経由 備考
バス路線
ニューヨーク市バス ルーズベルト・アベニュー(リップマン・プラザ側) リトル・ネック サンフォード・アベニュー、ノーザン・ブールバード
39番街(リップマン・プラザ側) フォート・トッテン ノーザン・ブールバード、ベル・ブールバード
ルーズベルト・アベニュー(リップマン・プラザ側) ビーチハースト 41番街、150丁目
39番街(リップマン・プラザ側) フォート・トッテン ベイサイド・アベニュー
メイン・ストリート ジャマイカ - メリック・ブールバード キッセナ・ブールバード、ホレース・ハーディング・エクスプレスウェイ、188丁目、ヒルサイド・アベニュー 北側の終点は2014年8月にメイン・ストリート-39番街から138丁目-39番街に移動した
MTAバス アストリア 30番街、58丁目、ウッドサイド・アベニュー、65thプレイス、69丁目
ニューヨーク市バス カレッジ・ポイント ジャマイカ - メリック・ブールバード アーチャー・アベニュー、メイン・ストリート、20番街(Q20A)、14番街(Q20B)
MTAバス カレッジ・ポイント ジャマイカ - ジャマイカ駅 (ニューヨーク) パーソンズ・ブールバード、 キッセナ・ブールバード、 127丁目
ニューヨーク市バス ルーズベルト・アベニュー(リップマン・プラザ側) オーバーンデール パーソンズ・ブールバード、46番街、ホリス・コート・ブールバード ラッシュ時のみ
メイン・ストリート クイーンズ・ヴィレッジ または カンブリア・ハイツ キッセナ・ブールバード、46番街、48番街、スプリングフィールド・ブールバード 北側の終点は2014年8月にメイン・ストリート-39番街から138丁目-39番街に移動した
39番街(リップマン・プラザ側) ベイ・テラス・ショッピング・センター ノーザン・ブールバード、クロッケロン・アベニュー、32番街、コーポラル・ケネディ・ストリート
MTAバス メイン・ストリート ホワイトストーン ジャマイカ - ジャマイカ駅 パーソンズ・ブールバード、キッセナ・ブールバード、ユニオン・ストリート
ニューヨーク市バス ブロンクス動物園 - ウェスト・ファームズ・スクエア ジャマイカ - メリック・ブールバード アーチャー・アベニュー、メイン・ストリート、ユニオン・ストリート、パーソンズ・ブールバード、クロス・ブロンクス・エクスプレスウェイ 2015年11月29日に Q44 セレクト・バス・サービスに転換
ルーズベルト・アベニュー(メイン・ストリート西側) ラガーディア空港 ルーズベルト・アベニュー、108丁目、ディトマス・ブールバード
MTAバス メイン・ストリート コープ・シティ ホワイトストーン・エクスプレスウェイ、ハッチンソン・リバー・パークウェイ、ブルックナー・ブールバード、コープ・シティ・ブールバード 一部停留所のみ停車
ニューヨーク市バス 41stロード リッジウッド・ターミナル フレッシュ・ポンド・ロード、グランド・アベニュー、コロナ・アベニュー、カレッジ・ポイント・ブールバード
MTAバス メイン・ストリート カレッジ・ポイント ジャマイカ駅 164丁目、45番街、カレッジ・ポイント・ブールバード
ロングアイランド・シティ - クイーンズ・プラザ 21丁目、35番街、ノーザン・ブールバード
NICEバス英語版 ルーズベルト・アベニュー(リップマン・プラザ側) ヒックスヴィル駅 ブロードウェイ(ヒックスヴィル)、ノーザン・ブールバード
グレン・コーブ、ナッソー・カウンティ グレン・アベニュー、ブライアント・アベニュー、ノーザン・ブールバード

画像編集

出典編集

  1. ^ a b FLUSHING REJOICES AS SUBWAY OPENS; Service by B.M.T. and I.R.T. Begins as Soon as Official Train Makes First Run. HOPE OF 25 YEARS REALIZED Pageant of Transportation Led by Indian and His Pony Marks the Celebration. Hedley Talks of Fare Rise. Transit Modes Depicted.”. The New York Times (1928年1月22日). 2015年9月18日閲覧。
  2. ^ a b Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2015年4月25日閲覧。
  3. ^ NPS Focus”. National Register of Historic Places. National Park Service. 2011年12月9日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i Flushing Commons: Chapter 15: Transit and Pedestrians”. nyc.gov (2010年6月9日). 2015年9月18日閲覧。
  5. ^ a b FLUSHING LINE RISK PUT ON THE CITY; Interborough Agrees to Equip and Operate Main St. Branch, but Won't Face a Loss. IT MAY BE A PRECEDENT Company's Letter Thought to Outline Its Policy Toward Future Extensions of Existing Lines.”. The New York Times (1913年12月4日). 2015年9月18日閲覧。
  6. ^ a b NEW RAPID TRANSIT COMMISSION PREPARING PLANS FOR EXTENSION OF CORONA LINE TO FLUSHING; Board of Estimate Has Authorized Extension of Line From Corona to New Storage Yards Near Flushing River--Queensboro Subway to Have Connection With Proposed Eighth Avenue Line Near Times Square”. The New York Times (1921年6月12日). 2015年9月18日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h Joseph B. Raskin (1 November 2013). The Routes Not Taken: A Trip Through New York City's Unbuilt Subway System. Fordham University Press. ISBN 978-0-8232-5369-2. http://books.google.com/books?id=CUlGCgAAQBAJ&pg=PA307 2015年8月12日閲覧。. 
  8. ^ Says City Delays Flushing Subway: Harkness Asks Estimate Board to Act on Contracts for Parts of Tube Extension.”. The New York Times (1923年3月1日). 2015年9月18日閲覧。
  9. ^ a b c d MOVING UP ON MAIN ST. ESCALATORS READY AT SUBWAY STATION”. Daily News (New York) (1999年4月12日). 2015年9月18日閲覧。
  10. ^ On the No. 7 Subway Line in Queens, It's an Underground United Nations”. The New York Times (1997年2月16日). 2015年9月18日閲覧。
  11. ^ a b Main Street Station Nears Completion”. The Queens Courier (1999年6月10日). 2015年9月18日閲覧。
  12. ^ National Register of Historical Places - NEW YORK (NY), Queens County”. nationalregisterofhistoricplaces.com. 2015年4月7日閲覧。
  13. ^ Familiar and Foreign, It’s Main Street, New York City”. The New York Times (2008年10月25日). 2015年9月18日閲覧。
  14. ^ Flushing, the New Face of the City”. nysun.com. The New York Sun (2008年7月3日). 2015年7月6日閲覧。
  15. ^ Board of Transportation of the City of New York Engineering Department, Proposed Additional Rapid Transit Lines And Proposed Vehicular Tunnel, dated August 23, 1929
  16. ^ Project for Expanded Rapid Transit Facilities, New York City Transit System, dated July 5, 1939
  17. ^ OUR GREAT SUBWAY NETWORK SPREADS WIDER; New Plans of Board of Transportation Involve the Building of More Than One Hundred Miles of Additional Rapid Transit Routes for New York”. The New York Times (1929年9月22日). 2015年8月19日閲覧。
  18. ^ Wells, Pete (2014年12月16日). “In Queens, Kimchi Is Just the Start: Pete Wells Explores Korean Restaurants in Queens”. The New York Times. 2015年9月18日閲覧。 “We can blame the IRT. The No. 7 train was never meant to end at Main Street in Flushing.”
  19. ^ a b c d e MTA Neighborhood Maps: Flushing”. mta.info. Matropolitan Transportation Authority (2015年). 2015年7月5日閲覧。
  20. ^ Main Street Flushing Station”. Metropolitan Transit Authority. 2003年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月23日閲覧。
  21. ^ http://www.nycsubway.org/perl/artwork?115
  22. ^ MTA Arts & Design: Flushing-Main Street”. Metropolitan Transit Authority. 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月23日閲覧。
  23. ^ Queens bus map
  24. ^ Flushing To Jamaica Select Bus Service: January 22, 2015: Public Open House”. nyc.gov. Metropolitan Transit Authority, New York City Department of Transportation (2015年1月22日). 2015年7月6日閲覧。

参考文献編集

外部リンク編集