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フラットマンドリン
フラットマンドリン

フラットマンドリン英語: flat mandolin)は、19世紀末よりアメリカ合衆国から普及した撥弦楽器マンドリンの一種。ブルーグラスカントリージャズなど幅広いジャンルで使用される。

目次

概要編集

スチールで8弦4コース、調弦は低い方からG-D-A-E、フレットがあり、ピックを使って演奏するのはイタリアのクラシックマンドリンと同じであるが、背面はドーム状ではなく、ヴァイオリンのようにほぼ平らでゆるやかな丸みをおびているのが特徴。表面板も同じように少しふくらみがある(完全に平らな表面板・背面を持つものもある)。ボディの形には上部にスクロールと呼ばれる渦巻型の部分があるFタイプと,円形に近い洋ナシ型のAタイプがある。F型とA型ではヘッドの形も異なり、F型ではより装飾的なヘッドが普通である。音は個体差はあるが、おおむねF型が高音がよくひびききらびやか、A型はややおだやかな印象がある。サウンドホールはヴァイオリンのようなf字型のものが多いが,楕円形などのものもある。バンドリンは同じく背面が平らだが、形状は大きく異なる。エレキギターのようなピックアップがついたフラットマンドリンも作られている。

日本での状況編集

日本のポップス・ロック界においても1970年代からマンドリンが使用されるようになり、ガロの「ロマンス」、かぐや姫の「神田川」などで使用され、たま2003年解散)の知久寿焼もこの楽器を演奏していた。また最近では、THE ALFEE坂崎幸之助が、ライヴにて6弦アコースティック・ギターガットギターとフラットマンドリンを組み合わせたダブルネック仕様を使用する事もある。

参考文献編集

  • トニー・ベーコン『世界で一番美しいアメリカン・ギター大名鑑 ヴィジュアルでたどるヴィンテージ・ギターの歴史』(DU BOOKS、2013年)ISBN 978-4-92506-472-9

関連項目編集