フランク・ダラボン

アメリカの映画製作者

フランク・ダラボンFrank Darabont, 1959年1月28日 - )は、アメリカ合衆国脚本家映画監督映画プロデューサー、テレビ監督。出生名はダラボント・フェレンツ・アールパード(Darabont Ferenc Árpád)

フランク・ダラボン
Frank Darabont
Frank Darabont
本名 Frank A. Darabont
生年月日 (1959-01-28) 1959年1月28日(65歳)
出生地 フランスの旗 フランス モンベリアル
主な作品
監督
ショーシャンクの空に
グリーンマイル
ミスト
製作・製作総指揮
コラテラル
ウォーキング・デッド
 
受賞
放送映画批評家協会賞
脚色賞
1999年グリーンマイル
日本アカデミー賞
最優秀外国作品賞
1996年ショーシャンクの空に
その他の賞
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来歴 編集

両親はハンガリー動乱のために、政治難民としてフランスに逃れたハンガリー人で、難民収容所のあったモンベリアルでダラボンは誕生した。ダラボンが幼児期にアメリカ、シカゴに移住。

学生時代の1980年にスティーヴン・キングに彼の短編小説『312号室の女』の映画化権を依頼し、1ドルで取得、1983年に監督として短編映画を製作する(ダラー・ベイビー)。その後、ホラー映画を中心に脚本の仕事をこなす。

1994年にスティーヴン・キングの中編小説を映画化した『ショーシャンクの空に』を監督し一躍その名を轟かせる。1999年にはスティーヴン・キング原作の非ホラー小説『グリーンマイル』も映画化し、大きな興行成功を収めた。だが、劇場用長編映画の監督としては寡作であり、製作・脚本の担当がほとんどである。

また、ノンクレジットで脚本の手直しをしたりもしている(ジョージ・ルーカスは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の脚本構成に当たって、フランク・ダラボンにアドバイスをもらったと当該作品のメイキング映像で語っている)。『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では自ら脚本家のクレジットから名前を外すように要請した[1]

2007年には、監督作であるスティーヴン・キングの短編小説『霧』を実写化した『ミスト』が公開された。キャストにはキング作品の『ドリームキャッチャー』にも出演したトーマス・ジェーンが参加している。

2013年に、ハリウッドで製作中の『ゴジラ』の脚本に参加することが発表された[2]

監督作品の常連出演者にブライアン・リビー、ジェフリー・デマンウィリアム・サドラーがいる。

10年以上にわたってリメイク版『華氏451』や第二次大戦中の日系人女性アナウンサー”東京ローズ”こと戸栗郁子の伝記映画の企画を進めているが、製作は難航している[3]

フィルモグラフィ 編集

監督作品 編集

劇場映画

テレビ映画

脚本、製作に関わった作品 編集

テレビシリーズ 編集

参考文献 編集

  1. ^ フランク・ダラボンが「インディ4」の脚本問題でルーカスに激怒!”. 映画.com (2008年4月7日). 2011年6月19日閲覧。
  2. ^ Woerner, Meredith (2013年1月23日). “How Frank Darabont will return Godzilla to his rightful place as a terrifying force of nature”. io9.com. 2013年1月23日閲覧。
  3. ^ フランク・ダラボン監督が「華氏451」の製作遅延にイライラ”. 映画.com (2009年6月29日). 2011年6月19日閲覧。

外部リンク 編集