フランソワ・ゴネシア
フランソワ・ゴネシア

ゴネシアが発見した小惑星
915 コゼット 1918年12月14日
931 ホイットモーラ 1920年3月19日

フランソワ・ゴネシアFrançois Gonnessiat1856年 - 1934年10月18日)は、フランス天文学者

略歴 編集

アン県のNurieux-Volognatで生まれた。リヨン大学で、リヨン天文台の創立者のシャルル・アンドレ(Charles André)教授の最初の学生となり、1879年に卒業後、新設されたリヨン天文台で1880年から働くことになった。天体の位置測定の精度向上の仕事で功績をあげ、1889年にフランス科学アカデミーラランド賞を受賞した。1892年に博士号を得た。1900年に天文学の分野でも有力な学者であるアンリ・ポアンカレの推薦で、エクアドルキトの天文台の台長に任じられ、測地学や地球科学の分野の計測を行った。1906年にフランスに戻った後、1907年から、シャルル・トレピエ(Charles Trépied)の後を継いで、アルジェ天文台の台長に任じられた。アルジェ天文台は国際協力による星表 (Carte du Ciel)作成プロジェクトに加わった。

アルジェ天文台の同僚には、同じく天文学者のヴェニアミン・ジェコフスキーがいる。なお、彼は生涯で2つの小惑星を発見し[1]小惑星(1177)のゴネシア (小惑星)は、彼に因んで命名された[2]

脚注 編集

  1. ^ Minor Planet Discoverers”. MPC. 2021年7月13日閲覧。
  2. ^ (1177) Gonnessia = 1923 RO = 1930 WA”. MPC. 2021年7月13日閲覧。