めくり芸(めくりげい)とは、漫談あるいは漫才の一種で、脇に紙芝居のようにネタに関係した文字などを描いたフリップボード等を置き、それをめくりながらネタを進めるスタイルである。

用いる道具が放送業界で用いられるフリップボードやその代用品のスケッチブックであることから、放送作家などの間ではフリップ芸という表現がなされることも多い。

元祖を、ビートたけしが「天才・たけしの元気が出るテレビ」のワンコーナーで演じた「たけしメモ」とする説や[1]オールナイトフジとんねるずとする説がある[2]

R-1グランプリ」では毎年めくり芸を得意とするファイナリストが選出され、フリップボードやスケッチブックを用いたシンプルなものが進化を重ねてゆく舞台となっている。またテレビでの視認性を高めるためにパソコンとモニターを使うことも増えている。

主な芸人 編集

脚注 編集

  1. ^ 鈴木旭『無観客「R-1」で問われたフリップ芸の覚悟ウィズニュース、2020年04月23日
  2. ^ キドカラー大道Twitter 2020年4月23日
  3. ^ DVD群雄割拠!SMAお笑いカーニバル2- (2007年10月24日
  4. ^ DVD『鳥居みゆき ハッピーマンデー』(2008年4月23日)ContentsLeague

関連項目 編集