ブラザーフッド・オブ・ブレス

ブラザーフッド・オブ・ブレスBrotherhood of Breath[注 1]は、1960年代後半、南アフリカのピアニストであり作曲家のクリス・マクレガー(1936年-1990年)によって結成されたビッグバンドである。

ブラザーフッド・オブ・ブレス
Brotherhood of Breath
出身地 イギリスの旗 イギリス
ジャンル ジャズ
レーベル RCAレコードオガン・レコードキュニフォーム・レコード

ブラザーフッド・オブ・ブレスには、マクレガー自身、ルイス・モホロハリー・ミラーモンゲジ・フェザドゥドゥ・プクワナ、(時々)ジョニー・ダイアニなど、ロンドン在住の南アフリカ人居住者コミュニティからのメンバーが多く含まれていた。同時にロンドンに拠点を置くフリー・ジャズ・ミュージシャンの多く:ロル・コックスヒルエヴァン・パーカーポール・ラザフォードハリー・ベケットマーク・チャリグアラン・スキドモアジム・ドゥヴォラックマイク・オズボーンエルトン・ディーンニック・エヴァンスジョン・サーマンといった面々も参加した。誰が参加可能かによって、メンバーは流動的であった。

オリジナルのブラザーフッド・オブ・ブレスは1970年代後半に終了し、モンゲジ・フェザとハリー・ミラー(そのレーベル、Ogun Recordsがブラザーフッドのアルバムの一部をリリースした)の死により、マクレガーはフランスで初期のグループの2番目のバージョンを結成した。1980年代には、フランスのジャズ・ミュージシャン(フランソワ・ジャンノー、ルイ・スクラヴィス、ジャン・クロード・モントレドン、ディディエ・ルヴァレ)[1]を含むヨーロッパのミュージシャンを追加した。1987年に、3番目のバージョンがアフリカとアニー・ホワイトヘッドなどのイギリスのミュージシャンとで結成された。このバンドでは、音楽はより緊密にアレンジと制御がなされ、フリー・インプロヴィゼーションは少なくなった。

その音楽は、チャールズ・ミンガスのハード・ドライブ・ブルースとサン・ラの野生の実験主義を混ぜ合わせたものに似ているが、南アフリカの影響とインテリジェントなアレンジメントによって独特の雰囲気を保持している。

ディスコグラフィ編集

アルバム編集

  • 『クリス・マクレガーズ・ブラザーフッド・オブ・ブレス』 - Chris McGregor's Brotherhood of Breath (1971年、RCA Neon)
  • 『ブラザーフッド』 - Brotherhood (1972年、RCA)
  • Live at Willisau (1974年、Ogun)
  • Procession (1978年、Ogun)
  • Yes Please (1981年、In and Out)
  • Country Cooking (1988年)
  • En Concert a Banlieues Bleues (1989年、52e Rue Est) ※with アーチー・シェップ
  • 『トラヴェリング・サムウェア』 - Travelling Somewhere (2001年、Cuneiform Rune) ※1973年録音
  • 『ブレーメン・トゥ・ブリッジウォーター』 - From Bremen to Bridgewater (2004年、Cuneiform Rune) ※1971年/1975年録音
  • Eclipse at Dawn (2008年、Cuneiform Rune) ※1971年録音

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ クリス・マクレガーズ・ブラザーフッド・オブ・ブレスChris McGregor's Brotherhood of Breath)」と表記されることもある。

出典編集

  1. ^ Brotherhood Héritage” (フランス語). François RAULIN piano composition european jazz. 2017年12月3日閲覧。

参考文献編集

  • Maxine McGregor: Chris McGregor and the Brotherhood of Breath: my life with a South African jazz pioneer. Bamberger Books, Flint, MI 1995; 0-917453-32-8

外部リンク編集