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ブランドン・クロフォード

ブランドン・マイケル・クロフォードBrandon Michael Crawford , 1987年1月21日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州マウンテンビュー出身のプロ野球選手遊撃手)。右投左打。MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ所属。愛称はB-クロー[2]

ブランドン・クロフォード
Brandon Crawford
サンフランシスコ・ジャイアンツ #35
Brandon Crawford (41247832804) (cropped).jpg
2018年5月7日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州マウンテンビュー
生年月日 (1987-01-21) 1987年1月21日(32歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2008年 ドラフト4巡目(全体117位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名
初出場 2011年5月27日 ミルウォーキー・ブルワーズ
年俸 $15,200,000(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2017年
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ワールド・ベースボール・クラシック
2017 野球

経歴編集

生い立ち編集

カリフォルニア州マウンテンビューで生まれ、プレザントン英語版で育った。生まれも育ちもサンフランシスコの郊外であった。

マイナー時代編集

2008年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)在学中にMLBドラフト4巡目(全体117位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、8月14日に契約。1巡目指名で入団したのは、その後長く一緒にプレーしたバスター・ポージーだった。ルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツで4試合に出場後、A-級セーラムカイザー・ボルケイノーズ英語版へ昇格し、1試合に出場した。

2009年はA+級サンノゼ・ジャイアンツ英語版で25試合に出場し、打率.371・6本塁打・17打点・2盗塁・守備率.976だった。5月にAA級コネチカット・ディフェンダーズへ昇格。108試合に出場し、打率.258・4本塁打・31打点・11盗塁・守備率.972だった。

2010年はAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズ[3]とA+級サンノゼでプレー。AA級リッチモンドでは79試合に出場し、打率.241・7本塁打・22打点・守備率.977だった。

2011年はA+級サンノゼで開幕を迎え、14試合に出場し、打率.322・3本塁打・15打点・無失策だった。

ジャイアンツ時代編集

2011年5月26日にジャイアンツとメジャー契約を結び[4]、翌27日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビュー。第3打席にショーン・マーカムから満塁本塁打を放った[5]。デビュー戦での満塁弾は史上6人目、ジャイアンツでは1968年ボビー・ボンズ以来2人目である[6]。50試合に出場したが、打率.190と結果を残せず、7月31日にAAA級フレズノ・グリズリーズへ降格した。ロースターが拡大された9月2日にメジャーへ再昇格。この年は66試合に出場し、打率.204・3本塁打・21打点だった。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、21試合で打率.276・2本塁打・12打点・OPS.729を記録。

2012年オーランド・カブレラの引退とミゲル・テハダの解雇により、開幕戦から遊撃手の定位置を獲得。143試合に出場し、打率.248・4本塁打・45打点だった。レンジファクターはナ・リーグの遊撃手ではトップの4.81を記録した。ポストシーズンでもメンバーに登録され、ワールドシリーズ優勝に貢献した。

2013年は149試合に出場し、打率.248・9本塁打・43打点だった。

2014年は打率こそ3年連続で.240台に留まったが、自身初の2桁本塁打、リーグ2位タイの10三塁打を記録。4月13日のコロラド・ロッキーズ戦では自身初のサヨナラ本塁打かつ自身初の「スプラッシュヒット」(本拠地AT&Tパークの場外の海に飛び込む本塁打)[7]を記録した[8]。守備では遊撃手としてリーグ2位の21失策とやや安定感を欠いた。10月1日、ピッツバーグ・パイレーツとのワイルドカードゲームで先制の満塁本塁打を放ち、ディビジョンシリーズ進出に大きく貢献した。この満塁本塁打は遊撃手を守る選手としてはポストシーズンで史上初のことであった。ワールドシリーズでは打率.304・出塁率.370・4打点の好成績で優勝に貢献した。

2015年1月27日にジャイアンツと317万5000ドルの1年契約に合意[9]。前半戦86試合で打率.262・12本塁打・52打点の成績を残し、オールスターに初選出された。この年は143試合に出場し、打率.256・21本塁打(チーム1位)・84打点・OPS.782の成績で、シルバースラッガー賞を受賞。クロフォードは受賞に関し「私はずっと防御的な遊撃手として知られてきた」と話していたが、ヘンスリー・ミューレンス打撃コーチは「私たちは彼の才能に気付いていたよ」[10]と語った。守備率は.979を記録し、ゴールドグラブ賞を受賞。オールスターに3度選出経験のある元・ジャイアンツのクリス・スパイアー英語版氏は「彼は素晴らしい遊撃手のレベルに達している」と絶賛した[11]。オフの11月17日にジャイアンツと総額7500万ドルの6年契約[12]を結んだ[13][14]

2016年8月8日のマイアミ・マーリンズ戦、延長14回の末、1913年以降では史上5人目となる1試合7安打を記録した[15]。打率.275・12本塁打・84打点・1三塁打(リーグ1位)・出塁率.342・OPS.772を記録するなど前年に近い好成績を残し、守備では2年連続でゴールドグラブ賞を受賞し、MVP投票では17位に入った。オフの12月14日に代表監督のジム・リーランドに電話で第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国代表への参加の意思を表明した[16]

2017年開幕前の2月9日に第4回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された[17]。3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初の優勝を果たした[18]。全8試合に出場して打率.385(26打数10安打)・4長打・6打点と好調を維持したものの、フランシスコ・リンドーアプエルトリコ)にわずかに及ばず、大会最優秀遊撃手賞(オールWBCチーム)は逃した。シーズンでは4月29日に右鼠径部の張りで10日間の故障者リストに登録された[19]。最終的に144試合に出場して打率.253・14本塁打・77打点・OPS.709と成績を落としたが、守備では3年連続でゴールドグラブ賞を受賞した。

2018年の開幕直後は低調な滑り出しだったが、5月は打率.429と復調した。前半戦の成績を打率.300・10本塁打・39打点として、オールスターに選出された。しかし後半戦は打率.193と低迷し、最終成績は打率.254・14本塁打・54打点に留まった。また、ゴールドグラブ賞を逃した。

人物編集

  • 2011年オフにジェイリン(Jalynne Dantzscher)と結婚し、2女1男の子供がいる。
  • 妹のエイミー(Amy)はMLBの投手のゲリット・コールと結婚した[20]

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2011 SF 66 220 196 22 40 5 2 3 58 21 1 3 1 0 23 1 0 31 4 .204 .288 .296 .584
2012 143 476 435 44 108 26 3 4 152 45 1 4 2 3 33 6 3 95 4 .248 .304 .349 .653
2013 149 550 499 52 124 24 3 9 181 43 1 2 1 3 42 6 5 96 10 .248 .311 .363 .674
2014 153 564 491 54 121 20 10 10 191 69 5 3 2 10 59 10 2 129 4 .246 .324 .389 .713
2015 143 561 507 65 130 33 4 21 234 84 6 4 0 4 39 9 11 119 18 .256 .321 .462 .782
2016 155 623 553 67 152 28 11 12 238 84 7 0 0 9 57 10 4 115 13 .275 .342 .430 .772
2017 144 570 518 58 131 34 1 14 209 77 3 5 0 9 42 3 1 113 18 .253 .305 .403 .709
2018 151 594 531 63 135 28 2 14 209 54 4 5 0 5 50 13 8 122 12 .254 .325 .394 .719
MLB:8年 1104 4158 3730 425 941 198 36 87 1472 477 28 26 6 43 345 58 34 820 83 .252 .318 .395 .713
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績編集



遊撃(SS)












2011 SFG 65 74 167 7 29 .972
2012 139 195 394 18 74 .970
2013 147 185 388 15 75 .974
2014 149 185 428 21 86 .967
2015 140 191 427 13 89 .979
2016 155 209 413 11 90 .983
2017 138 221 374 11 85 .982
2018 146 192 435 16 105 .975
MLB 1079 1452 3026 112 632 .976
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字年ゴールドグラブ賞受賞
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰編集

記録編集

背番号編集

  • 35 (2011年 - )

代表歴編集

脚注編集

  1. ^ Brandon Crawford Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2019年3月1日閲覧。
  2. ^ Giants Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月29日閲覧
  3. ^ 2010年より球団名変更
  4. ^ Adam Berry (2011年5月26日). “Belt, Stewart, Crawford brought up to Giants”. MLB.com. http://m.giants.mlb.com/news/article/19612786 2015年11月19日閲覧。 
  5. ^ Scores for May 27, 2011”. ESPN MLB (2011年5月27日). 2014年8月3日閲覧。
  6. ^ Brandon Crawford's slam in debut lifts Giants The San Francisco Chronicle
  7. ^ Splash Hits” (英語). サンフランシスコ・ジャイアンツ. 2018年2月18日閲覧。
  8. ^ Colorado Rockies at San Francisco Giants Box Score, April 13, 2014”. Baseball-Reference.com (2014年4月13日). 2018年2月18日閲覧。
  9. ^ Jeff Todd (2015年1月27日). “Players Avoiding Arbitration: Tuesday”. MLB Trade Rumors. 2015年11月19日閲覧。
  10. ^ Chris Haft (2015年11月12日). “Posey, Crawford, MadBum win Silver Slugger Awards”. MLB.com. 2015年11月19日閲覧。
  11. ^ Chris Haft (2015年11月10日). “Crawford earns NL Gold Glove Award at shortstop”. MLB.com. 2015年11月19日閲覧。
  12. ^ 2016年・580万ドル、2017年・800万ドル、2018年から2021年まではそれぞれ1500万ドルで、契約金は120万ドル。
  13. ^ “Giants sign infielder Brandon Crawford to a six-year contract”. Giants Press Release. MLB.com. (2015年11月17日). http://m.giants.mlb.com/news/article/157542390 2015年11月19日閲覧。 
  14. ^ Giants sign Brandon Crawford to new deal; contract worth $75M, sources say”. ESPN (2015年11月17日). 2015年11月19日閲覧。
  15. ^ Crawford sets Giants record with 7 hits” (英語). MLB.com (2016年8月9日). 2016年8月10日閲覧。
  16. ^ Leyland: 'Big time' Crawford to join Team USA MLB.com (2016年12月14日) 2016年12月15日閲覧
  17. ^ USA Baseball Announces 2017 World Baseball Classic Roster Archived 2017年2月12日, at the Wayback Machine. USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (英語) (2017年2月9日) 2017年3月16日閲覧
  18. ^ American Beauty: USA dominates PR in final World Baseball Classic (英語) (2017年3月22日) 2017年3月23日閲覧
  19. ^ Michael Wagaman (2017年4月29日). “Giants' Brandon Crawford on disabled list” (英語). MLB.com. 2018年2月18日閲覧。
  20. ^ Family feud: Amy Crawford watched her brother Brandon face off against fiance Gerrit Cole”. MLB.com (2015年8月23日). 2018年2月18日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集