ブリッジマナイト

下部マントルの大部分を占めると考えられているケイ酸塩鉱物

ブリッジマナイト(bridgemanite)は、ケイ酸塩鉱物の一種である。(Mg,Fe)SiO3 (マグネシウムケイ酸塩) の化学組成をもつ鉱物のうちペロブスカイト構造をとるものをいう。結晶系直方晶系頑火輝石単斜頑火輝石秋本石(en:Akimotoite)と同質異像の関係にある。

ブリッジマナイト
分類 ケイ酸塩鉱物
シュツルンツ分類 9.A0.
化学式 (Mg,Fe)SiO3
結晶系 直方晶系
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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非常な高圧下ではありふれた鉱物で、下部マントルの主成分の一つであると考えられている。地上では高圧実験で合成されたほか、天然には強い衝撃を受けた隕石から発見されている[1][2]。名称は物理学でノーベル物理学賞を受賞したパーシー・ブリッジマンにちなんだものである[3]

脚注編集

  1. ^ Tomioka, Naotaka; Fujino, Kiyoshi (22 August 1997). “Natural (Mg,Fe)SiO3-Ilmenite and -Perovskite in the Tenham Meteorite”. Science 277 (5329): 1084–1086. Bibcode1997Sci...277.1084T. doi:10.1126/science.277.5329.1084. PMID 9262473. 
  2. ^ Tschauner, Oliver; Ma, Chi; Beckett, John R.; Prescher, Clemens; Prakapenka, Vitali B.; Rossman, George R. (27 November 2014). “Discovery of bridgmanite, the most abundant mineral in Earth, in a shocked meteorite”. Science 346 (6213): 1100–1102. Bibcode2014Sci...346.1100T. doi:10.1126/science.1259369. PMID 25430766. https://authors.library.caltech.edu/52186/1/Tschauner.SM.pdf. 
  3. ^ JoAnna Wendel (2014). “Mineral Named After Nobel Physicist”. Eos, Transactions American Geophysical Union 95 (23). doi:10.1002/2014EO230005. 

関連項目編集